高島屋 レジ袋有料化 4月から
先日、高島屋の食料品売り場で下のポスターを見かけました。高島屋でもレジ袋の有料化が始まります。
１．高島屋のレジ袋有料化
・開始時期
2020年4月1日（水）～
・レジ袋有料化売り場
食料品売り場 催事場
・値段
２．なぜ有料化するのか
国は環境問題への取り組みとして「レジ袋」の使用について、「レジ袋有料化検討小委員会」を2019年9月に発足し検討を行い、12月にその概要をまとめ発表しました。
それを受けて経産省が指針を発表しています。
しかし、この有料化には例外もあります。
一律有料化ではなく、環境に優しいレジ袋は対象外となっています。
しかし、高島屋は、環境に優しい素材のレジ袋、紙袋に切り替えるタイミングで有料化すると言っています。
３．他の企業の取り組み
・ユニクロ GU 紙製ショッピングバック 1枚10円 4月1日～
・マルエツ レジ袋3円 4月1日～
・イトーヨーカドー 2013年から有料化 1枚2円
・マックスバリュー関東 大1枚2円 小1枚1円 4月1日～
・ファミマ 有料化は7月から実施、値段は今後決定
※無印良品はプラスチック製のショッピングバッグを2020年3月から順次提供を中止し、紙袋のショッピングバッグの無料配布は継続するとしています。
４．まとめ
・高島屋のレジ袋有料化は、食料品売り場と催事場のレジ袋、紙袋に限られます。他の売り場のバラの紙袋は無料提供されます。ただし、贈答用の詰め合わせなどは、贈答用か自宅用か確認されるそうです。電話の問い合わせに、自宅用の場合は紙袋は有料になると担当者の方が言っていましたが、これだとみんな「贈答用」と言いますよね。今後、実際に運用されていくことで、いろいろな問題点が出てきて、改善されると思います。
・レジ袋有料化をすでに実施しているスーパーマーケットもあり、業界全体で足並みが揃っていません。しかし、経産省の7月1日からの有料化実施に向けて、4月1日から取り組む企業も多いようです。
・今までレジ袋を無料で配布していた所では、レジ袋を辞退すると2円値引き（ヤオコー）、Tポイント2ポイント加算（マルエツ）などのサービスを実施していましたが、有料化に伴い廃止になります。
・コンビニでは、有料化の実証実験を行ったりしている所もありますが、ファミマ以外はまだ明確な方針をは打ち出していません。レジ袋有料化の流れは変わらないので、今後の発表を待ちたいと思います。
・ハワイでは紙袋もレジ袋も有料です。アウトレットでバックを買っても、袋に入れるか聞かれます。「YES」と答えると「○○セント」と言われます。買ったバックを袋に詰めないで持ち出すなんて、日本人には考えられませんがハワイでは普通です。コーチでバックを買って袋を購入したら、次の店ではコーチの袋に品物を入れるようにして、袋の節約をしています。