2020 冬沖縄 第３日目 ハート岩～備瀬のフクギ並木
2020/04/21
沖縄旅行3日目は、沖縄美ら海水族館をメインに近隣を観光する予定でしたが、ちょうど行った日から2週間の休館という発表があり、急遽観光ルートを変更しました。北谷町から沖縄自動車道を終点の許田まで北上し、古宇利島を目指しました。
１．ハート岩
古宇利島のティーヌ浜にあるハート岩は、JAL先得のCMで有名になりました。2つの岩が見る角度によって重なってハートの形になり、「恋人たちの聖地」とガイドブックには書かれていました。
浜に近い所は、有料の駐車場ですが、手前に無料駐車場があり、そこに車を停め歩いていきました。浜への道は整備されていないので、ヒールのある靴は避けた方がいいと思います。
干潮の時間だと、岩の根本まで歩いていけるそうです。
かなりガイドブックやYouTubeでも紹介されているところなので、観光地化していると思っていましたがそんなことはありませんでした。現在無料の駐車場になっているところは工事を進めているようなので、カフェやお土産屋さんなどができるかもしれません。浜自体はそれほど大きくないので、夏場など観光客が多い時期は写真を撮るのに時間がかかるのではないでしょうか。
２．古宇利オーシャンタワー
古宇利島を一望できるのが、古宇利オーシャンタワーです。入館料は大人800円でした。入場チケットを購入して案内に沿って歩いていくと、カート乗り場になっていて、そこからカートに乗ります。その時に遊園地の乗り物のように写真が撮られます。カートは山肌にそってゆっくり進むので、周りの景色を楽しむことができます。カートを降りると入口になっていて、乗る時に撮られた写真が並べられていました。購入もできます。
入口を入ると、貝殻の展示がしてありました。貝を加工したお土産やランプシェードが販売されていました。
２、３階が屋内展望フロアになっていて、さらに屋上が展望デッキになっていました。展望デッキには「幸せの鐘」があり、そこで記念写真を撮っている人がたくさんいました。
古宇利オーシャンタワーには、デザートビュッフェ付きのお食事ワンオーダー制の「オーシャンカフェ」とレストラン「オーシャンブルー」があります。今回は、飲み物だけの注文なので、「オーシャンブルー」でいただきました。右がシークワサージュース、左がフレッシュバジルフローズンです。どちらも甘さ控えめで美味しかったです。
レンタカーのクーポンでクッキーが貰えました。こちらはお土産売り場のレジでチケットと交換になります。
３．今帰仁城跡
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産リストに登録されている１つが、今帰仁城跡です。入場料は大人400円です。スマホでの事前購入や10人以上の団体は320円になります。
チケット売り場から少し歩いたところに小さな茅葺きの建物があり、ここでチケットの半券が切り取られます。この場所からも入場券に映っている外壁を見ることができます。外壁だけなら、入場券なしでみることができます。
入場すると、石垣がぐるっと積まれている様子を見ることができます。場内には桜が植えられていて、桜の時期はとても美しいそうです。
遺跡に関しての資料や解説は、歴史文化センターに展示されています。時間があれば先に歴史文化センターを見学して知識を仕入れてから、今帰仁城跡を見た方が理解が深まると思いました。何も知らないで見に行っても（小金虫のことです）ただ石垣を見にいっているだけになってしまいます。
4．備瀬のフクギ並木
備瀬集落の家々の防風林として植えられたフクギが美しい緑のトンネルを作っているところです。これも、ガイドブックには美しい写真が載っていました。沖縄旅行のYouTubeを見ても、ここを訪れている人が多い印象だったので行ってみることにしました。
たしかにフクギのトンネルは美しかったです。しかし、どちらかというと過疎の進んだ集落で、無人になっているところもありました。そこに、新しい人たちが移り住んでカフェを開業したり、シーサーの工房ができたりしているようでした。
最近は、いかのフォトジェニックかが観光地を選ぶ基準になっているんですね。ある意味並木以外は何もないところです。
備瀬のフクギ並木を海に向かって歩いて行くと、海岸沿いは防潮堤になっていました。その先が備瀬ビーチです。
５．まとめ
・古宇利島は、まだ観光地としては十分開発されていない印象でした。現在あちこちで建物の建設が行われているので、今後はもっと立ち寄れる場所が増えると思います。海はとてもきれいなので、お天気のいい日に来たいと思いました。
・今帰仁城跡は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の１つとして世界遺産に登録されています。他の座喜味城跡（ざきみじょうあと）、勝連城跡（かつれんじょうあと）、中城城跡（なかぐすくじょうあと）、首里城跡（しゅりじょうあと）、園比屋武御嶽石門（そのひやんうたきいしもん）、玉陵（たまうどぅん）、識名園（しきなえん）、斎場御嶽（せいふぁうたき）なども見学することで、より理解が深まると思います。
・備瀬のフクギ並木は、水牛車やレンタサイクルでも回ることができますが、歩きでも十分楽しめます。散策の順路が表示されていますが、格子状に集落ができているので、自分の滞在時間に合わせてコースを長く取ったり、短かくしたりすることが可能です。