退職後の夢は世界一周の旅 スターアライアンス世界一周航空券
2019/08/15
世界一周航空券で世界を回る・・・観光はもちろん楽しみですが、いろいろな航空会社のサービスを受ける楽しみがあります。
スターアライアンスは、加盟28社でほとんどの地域をカバーしています。その中でもヨーロッパとアフリカに強いとされています。ヨーロッパを重点的に回りたい、エジプトに行きたたい人には、スターアライアンスが人気です。
1.スターアライアンスの世界一周航空券の値段
スターアライアンスの世界一周券は、1種類のみの料金設定です。
29,000マイルまで | 34,000マイルまで | 39,000マイルまで | |
エコノミー | 358,900円 | 422,700円 | 494,600円 |
プレエコ | 553,800円 | 632,300円 | 734,800円 |
ビジネス | 705,500円 | 822,000円 | 958,900円 |
ファースト | 1,141,000円 | 1,344,000円 | 1,504,800円 |
2.コース設定のルール
・全フライトは16回まで
・西回り、東周りの一方を選び、途中の逆回りはできない。ただし、同じ大陸内なら可能。
※大陸はワンワールドと違って、南北アメリカ、ヨーロッパと中東、アジアとオセアニアの3つのグループに分け、3大陸と考えます。
・太平洋、大西洋は1回だけ横断
・途中降機は2回~15回まで
・同じ都市での途中降機は1回だけ、経由・乗り換えは3回まで
・世界一周を始めた国に戻る
・最低日数 エコノミー3日間 プレエコ以上10日間
[利用できる航空会社]
アドリア航空/エーゲ航空/ エア・カナダ/中国国際航空/エア インディア/ニュージーランド航空/ ANA/アシアナ航空/オーストリア航空 /アビアンカ航空 /アビアンカ・ブラジル航空 /ブリュッセル航空 /コパ航空 /クロアチア航空 /エジプト航空 /エチオピア航空 /エバー航空 /LOTポーランド航空/ ルフトハンザドイツ航空 /スカンジナビア航空 /シンセン航空 /シンガポール航空 /南アフリカ航空 /スイス インターナショナル エアラインズ/ TAPポルトガル航空 /タイ国際航空/ターキッシュ エアラインズ/ユナイテッド航空
3.コースの決め方
・太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ横断・経由して日本に戻る世界一周旅行※起点に戻る
・大陸間移動は、東方向、西方向と一方向とし、大陸をまたいで逆行することは不可
※大陸はワンワールドと違って、南北アメリカ、ヨーロッパと中東、アジアとオセアニアの3つのグループに分け、3大陸と考えます。
・大陸内の移動については逆行可能
・出発後のルート変更は手数料を支払う事で可能
・出発国での乗り継ぎは2回まで可能
※地方在住で成田から出国の場合は、最寄り空港から成田までの航空券は別手配する必要はありません。
・コース作りはスターアライアンス世界一周からつくることができます。
4.航空券以外の費用
・燃油サーチャージ、税金など航空券に後から追加される料金。※航空会社によっては使用機材でさらにサーチャージを上乗せされる場合があります。
・行く場所によってはビザや予防接種の代金
・海外旅行保険
・WI-FIレンタル料金や海外SIMの購入代金する
・ホテル代
・食事や飲み物代
・お土産代
当然ですが、どれくらいの日数で旅行するかで、費用も変動します。スターアライアンス世界一周航空券のは、最低日数が設定されています。シニア旅行で1週間の弾丸世界一周はあまりないと思うので、10日間以上は問題なくクリアできます。費用も、滞在国の物価や参加するオプショナルツアーによっても変わってきます。
ツアーと違って、自分のペースで観光を組めるので、ホテルでゆっくりする日を計画に入れるのもいいのではないでしょうか。
5.特典航空券
ANAのマイルを使って特典航空券で世界一周することができます。
・世界一周の旅程のみ、全旅程の距離(区間基本マイレージの合計。地上交通区間は移動マイルとして計算に含めない)に応じて必要マイル数を算出。
・太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断。ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで逆回りはできない。
・出発地と最終帰着地の間で最大8回の途中降機が可能。(ただし欧州での途中降機は3回まで、日本国内での途中降機は4回まで)
・出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降。
・旅程は最大12フライト区間に加え、最大4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能。
※ANAウェブサイトでは予約できない。ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話します。
世界一周航空券は、29000マイルまでは定額ですが、特典航空券の場合、距離が短くなればその分必要マイル数が少なくてすみます。スターアライアンス世界一周で移動マイルを確認します。移動マイルを減らすためにヨーロッパなどでは電車などの地上移動を組み合わせると、旅の楽しみが増します。
有償の世界一周航空券が16フライトに対し、特典航空券は12フライトが上限なので、赤枠で囲ったマイル数よりは少なくなります。交換マイル数は大体125,000マイルぐらいでビジネスクラス世界一周ができます。
6.日程をプロに頼む
いくらパソコンで簡単に日程が組めると言っても、実際には時間がかかりますし、航空券の手配も大変です。ホテルの手配、滞在都市でのオプショナルツアーなど決めなければならないことがたくさんあります。
そういう時はプロに任すという選択肢があります。
・相談、コース作り、手配、旅行中の24時間サポート 100,000円/1人
・相談、コース作り、手配 50,000円/1人
・世界一周航空券の発券手続き 20,000円/1人
・相談、コース作り 10,000/1人 2回目以降5,000円/1人
・世界一周セミナー 参加費用 3,000円/1人
・日程の見積もり 10,800円 3回目以降5,400円
・世界一周航空券の発券手続き 20,000円/1人
・セミナー 無料
※HISでは、いろいろなプランをHPで見ることができます。気に入ったプランがあればそこからアレンジという方法もあります。
〇JTB
海外ツアーの窓口で相談したいと伝えると相談できます。時間制なので、ある程度訪問したい都市や日程を決めておき、疑問点などをまとめておくといいと思います。
・相談 最初の30分5400円 以降30分3240円
・世界一周航空券の発券手続き 21,600円/1人
7.まとめ
・スターアライアンスで世界一周をするなら、ANAから申し込み、ANAカードで決済すれば、マイルが貯まります。
・ワンワールドとスターアライアンスでは、大陸の考え方が違います。大きく3つに分けられた大陸間を一方向に進むルールは、ワンワールドより組みやすいと言われています。
・ビジネスクラスやファーストクラスの座席は、機材によって差があります。自分が乗りたい航空会社を決め、運行している都市からコースを決める考え方もあります。ビジネスクラスやファーストクラスを予約すれば、空港のラウンジが利用でき、移動途中も疲れないで過ごすことができます。
・エコノミークラスで旅行するなら、プライオリティパスを作っておくと便利です。日本の空港では利用できるラウンジが少ないのであまりメリットを感じませんが、世界の空港では利用できるラウンジがたくさんあります。プライオリティパスは、直接申し込むと年会費や利用料がかかるので、クレジットカードの付帯サービスを利用すると年会費や利用料が節約できます。