退職後の夢は世界一周の旅 ワンワールド世界一周航空券
2019/08/15
クルーズでゆっくり旅行もいいけれど、3か月も家を開けられないなら、飛行機での旅行になります。ワンワールド、スターアライアンスでそれぞれ世界一周航空券を販売しています。
JALの加盟するワンワールドは、南米にも路線があります。マチュピチュやイースター島をコースに入れたい人にはワンワールドの世界一周航空券が人気です。
1.ワンワールドの世界一周航空券の値段
ワンワールドの世界一周券は、2種類の料金設定があります。
・大陸制ーワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃
エコノミー | ビジネス | ファースト | |
3大陸 | 335,000円 | 656,300円 | 955,500円 |
4大陸 | 354,600円 | 780,400円 | 1,182,500円 |
5大陸 | 418,800円 | 895,200円 | 1,370,200円 |
6大陸 | 485,000円 | 978,200円 | 1,495,100円 |
・マイル制ーグローバル・エクスプローラー・世界一周運賃
エコノミー | ビジネス | ファースト | |
29,000マイルまで | 354,600円 | 設定なし | 設定なし |
34,000マイルまで | 418,800円 | 780,400円 | 1,182,500円 |
39,000マイルまで | 485,000円 | 設定なし | 設定なし |
2.コース設定のルール
〇大陸制ーワンワールド・エクスプローラー・世界一周
・全フライトは16回まで
・北米大陸は6回まで、その他の大陸は4回までのフライト
・途中降機は2回~まで
・一度出た大陸には戻れない(例外あり)
・世界一周の起点と終点が一致しなくれてもよい。(日本から出発してアメリカで終わるなど)
各大陸を観光したい、南米のマチュピチュやイースター島を観光に入れたい人に向いています。アジアの都市を多く観光したい人には向いていません。
[利用できる航空会社]
アメリカン航空(AA)/英国航空(BA)/キャセイパシフィック航空(CX)/カンタス航空(QF)/フィンランド航空(AY)/イベリア航空(IB)/ラタム航空(LAN)/日本航空(JL)/ロイヤルヨルダン航空(RJ)/シベリア航空(S7)/マレーシア航空(MH)/カタール航空(QR)/スリランカ航空(UL)
〇マイル制ーグローバル・エクスプローラー・世界一周
・全フライトは16回まで
・各大陸4回までの途中降機が可能
・一度出た大陸には戻れない(例外あり)
・世界一周の起点と終点が一致しなくれてもよい。(日本から出発してアメリカで終わるなど)
大陸は少なく、一つの大陸でいくつもの都市を観光したい人に向いています。グローバルは、利用できる航空会社がワンワールドだけでないのでタヒチ、イースター島の組み合わせができます。
[利用できる航空会社]
アメリカン航空(AA)/英国航空(BA)/キャセイパシフィック航空(CX)/カンタス航空(QF)/フィンランド航空(AY)/イベリア航空(IB)/ラタム航空(LAN)/日本航空(JL)/ロイヤルヨルダン航空(RJ)/シベリア航空(S7)/エアベルリン(AB)/マレーシア航空(MH)/エアリンガス(EI)/フィジー航空(FJ)/ガルフエアー(GF)/アラスカ航空(AS)/メリディアナ航空(IG)/ウェストジェット(WS)/カタール航空(QR)/スリランカ航空(UL)/バンコク航空(PG)/ジェットスター(JQ)/ジェットスターアジア(3K)/ジェットスターパシフィック(BL)/ジェットスタージャパン(GK)
※青字はワンワールドでは利用できない航空会社
3.コースの決め方
・太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ横断・経由して日本に戻る世界一周旅行※日本に戻らなくても可
・大陸間移動は、東方向、西方向と一方向とし、大陸をまたいで逆行することは不可
・大陸内の移動については逆行可能
・出発後のルート変更は手数料を支払う事で可能
・コース作りはワンワールド・アライアンスからつくることができます。
4.航空券以外の費用
・燃油サーチャージ、税金など航空券に後から追加される料金
・行く場所によってはビザや予防接種の代金
・海外旅行保険
・WI-FIレンタル料金や海外SIMの購入代金
・ホテル代
・食事や飲み物代
・お土産代
当然ですが、どれくらいの日数で旅行するかで、費用も変動します。クルーズのように3か月90日間の旅行なら、ホテル代だけでも数百万かかります。食事も1日二人で3食1万円で抑えても90万円です。
予算から、滞在日数が割り出せると思います。
5.特典航空券
普段からマイルを貯めているなら、特典航空券をつかって世界一周旅行ができます。
グローバルエクスプローラーと同じマイル数だと、エコノミーで140,000~160,000、ビジネスで190,000~220,000、ファーストで280,000~330,000になっています。しかし実際には、特典航空券は
・搭乗は8区間まで
・ストップオーバー7区間まで
・日数制限なし
などのルールがあるため、搭乗回数は世界一周航空券の16回の半分になっています。そのため、8回までだとだいたい120,000マイルでビジネスクラスで世界一周ができることになります。ただし、アフリカや南米などをコースに入れると、距離が増えるので必要マイル数が増えます。
6.日程をプロに頼む
いくらパソコンで簡単に日程が組めると言っても、実際には時間がかかりますし、航空券の手配も大変です。ホテルの手配、滞在都市でのオプショナルツアーなど決めなければならないことがたくさんあります。
そういう時はプロに任すという選択肢があります。
・相談、コース作り、手配、旅行中の24時間サポート 100,000円/1人
・相談、コース作り、手配 50,000円/1人
・世界一周航空券の発券手続き 20,000円/1人
・相談、コース作り 10,000/1人 2回目以降5,000円/1人
・世界一周セミナー 参加費用 3,000円/1人
・日程の見積もり 10,800円 3回目以降5,400円
・世界一周航空券の発券手続き 20,000円/1人
・セミナー 無料
※HISでは、いろいろなプランをHPで見ることができます。気に入ったプランがあればそこからアレンジという方法もあります。
〇JTB
海外ツアーの窓口で相談したいと伝えると相談できます。時間制なので、ある程度訪問したい都市や日程を決めておき、疑問点などをまとめておくといいと思います。
・相談 最初の30分5400円 以降30分3240円
・世界一周航空券の発券手続き 21,600円/1人
JALプラザで世界一周航空券の発券手続きをすると、手数料は5,400円です。ただし、ここは、手配をしてくれるところなので、ルートと乗る航空会社を決めておく必要があります。予約の過程で、予定していた飛行機がルール上使えない場合にはアドバイスしてくれます。
7.まとめ
・ワンワールドで世界一周をするなら、JALから申し込み、JALカードで決済すれば、マイルが貯まります。
・値段はエコノミークラスの約2倍となるビジネスクラスが1番コストパフォーマンスが良いとされています。ファーストクラスの座席の設定のない便もあり、ファーストクラスの航空券でも座席設定がない場合はビジネスクラスになります。その場合でも返金はありません。16フライトで、だいたい半分位はビジネスになると言われています。
・自分でコースを作る楽しみもありますが、無理のないコース設定をしたい、プロのアドバイスがほしいなら有料で相談できます。
・特典航空券でも世界一周ができます。ワンワールドは、世界一周特典航空券としてはだしていないので、コースのマイルの総数で特典航空券の必要マイル数が決まります。
・飛行機で世界一周の旅行を考えているなら、セミナーに参加してイメージをつかむことから始めるのがいいと思います。