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2015年ボルドー シャトー・ムートン・ロスチャイルドを3本購入 飲む?売る?

      2018/08/13

シャトー・ムートン・ロスチャイルド

小金虫
 こんにちは。ワインショップ エノテカで1本10万円のワインを投資目的で3本購入しました。私、値上がりという言葉に弱いんです。まあ、何事もトライです。

先日、エノテカショップからボルドーワインの試飲会のお誘いを受けました。5000円で3種類のワインのテイスティングができるというものでした。「1本10万円のワインを出します。」の言葉に、すぐ参加を決めたのでした。

我が家は、普段はビール派ですが、年々ワインを飲む機会が増えています。ワインの値段は1本数千円から1万円台くらいが守備範囲です。

こんな初心者の私が、なぜ、1本10万円のワインを買ってしまったか。それは、「美味しかったから」です。そして、ワインは値上がりするからです。

1  2015年のボルドーワインとは

2015年は、2010年以来最高のヴィンテージと評されているそうです。

完璧な開花と暑く乾燥した初夏、そして一転して涼しく湿度の高かった8月を経て、収穫期に安定した天候が続きました。瓶詰めされた2015年のボルドーワインについて、イギリスの『デキャンター』誌は、「多くのワインが素晴らしい価値を提供し、長寿である。」と総括しています。(ENOTECA  TIMESより)

 

2  エノテカでの3本の飲み比べ

当日テイスティングした3本です。一人1種類につき40cc。お店の中にあるカウンターでいただきました。

上から、順に試飲しました。値段などの説明はなく、並べた順に飲んでくださいとのことでした。

シャトー・ムートン・ロスチャイルド

色も明るい感じ、飲み口は軽い感じでした。「ごくごく飲みたい」と思いました。なんともいえないやさしい香りと味。初めて感じる感覚でした。本当は、もっと時間をかけて味わうワインだったのに、気がついたら飲み終わっていました。試飲なので、お替りはなしです。

正直、これが1番高いワインとは、思いませんでした。他の2本の方が、色が濃く、香りもしっかりした赤ワインだったからです。

高い赤ワインって、なんか渋い色合いと複雑な香りと味と思っていたからです。(まだ、あまり高いワインを飲んだことがないので、ほとんどイメージで言ってます)

シャトー・ダルマイヤック

これは、私のイメージする高いワインの味でした。味も香りも濃厚感が口の中に広がりました。レストランでワイングラス1杯3000円ぐらいの感じでしょうか。空気を含ませると、さらに新しい味になっていく、ゆっくり楽しめるワインでした。

シャトー・クレール・ミロン

正直、シャトー・ダルマイヤックとどう違うかと聞かれても、明確に答えられません。美味しいワインでした。初心者の私の感想なので、間違っているかもしれませんが、ちょっとだけシャトー・ダイマイヤックより重い感じだったように思います。

お店の方のお話だと、シャトー・ムートン・ロスチャイルドは、このすっきり感を味わってもらうために、最初にだしているということでした。

3  ワインの価値について

ワインの値段は、作られた年、作られた場所(シャトー)作られた本数で決まります。

(ASAHI HPより)

エノテカでは、「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」と表記していますが、ASAHIでは「シャトー・ムートン・ロスシルド」と表記しているんですね。でも、同じシャトーです。

過去5年分の「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」の値段を調べてみました。作られた年によって値段が変わってきます。2010年は、気候がよく、ワインの出来がとてもよかった年です。

2014年  62000円

2013年  73000円

2012年  90000円

2011年  85000円

2010年 160000円 (エノテカでの価格) 

4  エノテカからの配送

エノテカでは、電話で注文すると、宅急便配送してくれます。いつもは通常の配達ですが、今回のの3本はクール宅急便で配送してくれました。

はじめは、外商の担当さんが自宅に届けてくれるということでしたが、この時期、車内の温度が高くなるので、クール宅急便に変更になったのでした。

それくらい、扱いに気を遣うワインということです。

さすが10万円ワイン様。

5  ワインの保管

一定の温度で涼しいところ、光がない、振動がない、強いにおいがない、コルクが乾かないよう寝かせておけること、こういう条件を満たすためにはワインセラーが必要です。

今は、家庭用の小型のワインセラーも販売されています。我が家も昨年、14本保管できる家庭用ワインセラーを購入しました。

14本しか入らないので、入りきらない安いワインは、冷蔵庫に入れていますが、振動がある冷蔵庫は本来向いていません。

購入時、エノテカのお店の方に保管場所について相談したら、我が家の家庭用ワインセラーで大丈夫ということでした。(ワインセラーもエノテカで購入)

6  投資という選択肢

高級ワインは、生産本数が多くありません。2015年は、ワインの出来がかなりいい年なので、欲しい人はいっぱいいる。毎年、飲まれるので、どんどん本数が減っていく。需要と供給の関係で、値段があがるということでした。

今年は1本10万円だけれども、来年は10万円では買えなくなる。数万円の値上がりが見込まれるらしいです。だったら、3本買って値上がりを待つのも楽しいかなと購入を決断しました。

20年ぐらいは味が安定しているそうですが、タイミングがあえば売却したいと考えています。

7  まとめ

まあ、期待通りに値上がりしなくても、売れなくても、最後が自分で飲めばいいんです。だってすごくおいしいワインですから。もし、テイスティングしていなければ、同じ話をきいても買わなかったと思います。

オット
 1本は家で飲むよね?せっかく買ったんだから。

小金虫
10万円稼いだら飲んでもいいです。 

オット
 ・・・

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