小金虫の暮らしとお金

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ステップワゴンde車中泊 準備編 フラットな状態で足を伸ばして寝たい

   

小金虫
こんにちは、梅雨明けが待ち遠しいですね。

やっと県をまたいだ移動が解禁になり、これからアウトドアを楽しみに出かける人も増える季節ですね。最近は車中泊という言葉もよく聞かれるようになり、いろいろなグッズも販売されています。

小金虫は、以前から防災の観点から車中泊に興味を持っていました。地震や水害が起きると地域の避難所で生活しなければなりません。ニュースで報道される様子を見ると、体育館の床に薄い敷物を敷いて、多くの人が雑魚寝状態。(最近は大分改善されてきたようです)これでは、ストレスが溜まり健康を害すると思っていました。そこに、今回の新型567の問題。災害から救った命を病気で失うことになりかねません。

そこで、現在所有しているステップワゴンでなんとか車中泊ができないか考えました。思っていたより車中泊は簡単ではありませんでした。しかし、最近の車中泊ブームのお陰で、いろいろなグッツを揃えることでなんとか車中泊仕様にできそうです。

所有している車で車中泊できないかと思っている人も多いと思うので、我が家のステップワゴン車中泊化について紹介します。

今回は「どうやって寝るのか」という問題です。ステップワゴンは、2列目シートと3列目シートを繋げて寝ることが可能です。しかし、段差が大きくそのままではぐっすり寝ることができません。そこで、できるだけフラットの状態を作るためにどうすればいいのかという問題を解決します。

1.専用ベットキット

現在車中泊ブームなので、車種に応じたベットキッドが売りだされています。

ステップワゴンの2列目シートの背もたれを倒し、その上にマットが敷けるようにパイプで骨組みを作るというものです。このキットを組み立ててしまえば、大人2人十分に体を伸ばして寝ることができます。

〇メリット

・寝るための広さが十分確保でき、ベットキットの下が収納スペースになるので、たくさんの荷物を積むことができます。

・組み立て式なので、普段は2列目シートの部分を外しておけば4人で乗車できます。

△デメリット

・シートから天井までは86㎝ということです。寝るだけなら問題ない高さですが、テーブルを出して食事をするにはちょっと狭い気がします。

・費用がかかる。(約70,000円)自分で部品をホームセンターなどで購入し手作りしている人もいます。手作るすることで費用は半分くらいに抑えることができます。

2.段差解消マット

普段は通常使用したい我が家は、寝る時だけ段差を解消できる方法がないか調べてみました。ビーズの入ったクッション、お風呂マット、座布団などニトリに行って現物を見ました。しかし、どれもそのまま使うにはむずかしそうでした。

そんな中見つけたのが段差解消マットです。

こちらの商品は車種によって適正サイスが紹介されていて、選ぶときにわざわざ座席を計りにいく必要がありません。ステップワゴンの場合、100サイズ2枚と60サイズ2枚を購入すればよいようです。

〇メリット

・値段が安い。1枚3,900円×4枚なので16,500円で購入できます。

・時間を掛けずに設置ができます。

・専用のバックがついていて、収納しやすい。

△デメリット

・段差解消なので完全フラットにはならない。ステップワゴンの2列目の背もたれは背中に部分がへこんでいて、その周りが高くなっています。座面との高さを調整しても凹凸ができてしまいます。

3.ホンダ純正連結マット

ホンダからも車中泊用に専用マットが販売されています。

〇メリット

・専用なので2列目と3列目をつなげたサイズにピッタリ合うようにできています。

△デメリット

・同じ厚みのマットなので、写真を見てもフラットになっていません。

・値段は6枚セットで33,000円と高いです。

・6つに分かれるけれど、6枚を重ねて収納すると結構かさばります。丸めて収納ではなく重ねて保管になります。

4.インフレーターマット

インフレーターマットは、エアーマットと同じように空気を入れて膨らませるマットです。エアーマットとの違いは中にクッション材が入っていて、空気弁を開けると自動的に膨らみます。マットの厚みは2~10㎝といろいろ種類があり、目的に応じて選ぶことができます。もともとキャンプなどで使用するものですが、車中泊用マットととしても利用できます。

〇メリット

・値段がいろいろあり、予算に応じて選ぶことができる。

・小さく畳めるので荷物にならない。

・自動で膨らむので手間がいらない。

△デメリット

・車のサイズに合っていないので、隙間ができる。

5.小金虫のチョイスーインフレーターマット

小金虫の車中泊の目的は「防災」です。イメージとして、日中は2列目シートを畳んで、3列目シートにすわり、テーブルを出して食事をしたり、天気が悪ければ簡単な調理もしたい。寝る時はできるだけフラットな状態で寝ることができ、寝具やマットはコンパクトなもので収納に場所を取らない。

そう考えると専用キットを組み立て、その上で生活するのはちょっと窮屈だと思いました。ホンダ純正や段差解消マットもフラットな状態で寝るには不十分な気がしました。

そこで、最終的に選んだのがインフレーターマットでした。

インフレーターマットは、メーカーによって値段が様々あるので、その中からお手頃な値段の「FIELDOOR」のSサイズを購入しました。厚みは5㎝と10㎝があるので、10㎝を選びました。キャンプなどでフラットな所で寝るには5㎝で十分だそうですが、今回の目的は段差解消。厚めの方がいいと思いこちらを選びました。

インフレーターマットを選ぶ時に参考にしたのがこの動画です。実際に膨らます所、畳む所、車の中での使い心地などの意見が参考になりました。

収納時

インフレーターマットは、空気を抜けば小さく畳むことができますが、幅はそのまま収納時の長さになります。そのため、M90㎝、L120㎝幅のサイズもありましたが、Sを2枚にしました。

膨らませた状態

空気弁を開ければ、 分間放置するだけで膨らんでくるので準備が楽にできます。説明には最初は空気が入りにくい場合があると対処法も書いてありましたが、すぐ膨らんで10分程度で寝られる硬さになりました。

車内で敷いてみると

ステップワゴンの場合、3列目シートの幅が126㎝だったので、2枚並べるとちょうどいいサイズになりました。

しかし、2列目シートの間に隙間があるので、その隙間を埋める手立てが必要でした。こちらは今検討中です。

また、2列目シートと背もたれの段差が大きく、足先がちょっと下がってしまいます。下にシートを折りたたんで入れた方が寝やすいと思いました。それ以外の小さな凹凸は全く気になりませんでした。

インフレーターマットがあれば、家にある寝具を持ち込めばとりあえず寝ることができます。これから、快適な車中泊を目指して、一つずつ問題を解決していこうと思います。

小金虫
いろいろ揃えると結構なお値段に・・・キャンプ用品って高いんですね。

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