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大人の休日俱楽部パスでスキー 4日目 蔵王温泉スキー場

      2022/11/11

こんにちは、小金虫です。

JR東日本が販売する大人の休日俱楽部パス。JR東日本エリアが4日間乗り放題で15,270円という超お得切符です。小金虫が大人の休日俱楽部に入会したのはこのパスを買いたかったから。年間3回の販売があります。今回はこのパスを利用してスキーに出かけました。

1日目は日帰りで新潟県のガーラ湯沢スキー場。新幹線の駅直結、東京から最速72分で着くスキー場です。

2日目は長野県の斑尾高原スキー場。新幹線を降り、バスで約30分のスキー場です。東京から約2時間半でスキー場に到着します。

3日目は、岩手県の安比高原スキー場。首都圏から約500㎞ですが、朝6:32発のはやぶさに乗れば、10:00にはスキー場に到着します。

そして4日目は、蔵王温泉スキー場です。

前日安比高原スキー場で15:00まで滑り、バスで盛岡駅まで戻りました。新幹線はやぶさで仙台まで戻り、そこから仙山線に乗り換え、山形駅に向かい宿泊しました。

朝、山形駅からバスで蔵王温泉スキー場に向かいます。この日は朝から雪が降っていて、バスを待つ間もドンドン雪が積もっていました。

バス停近くに山交バスの営業所があり、乗車券を販売しています。大人片道1,000円です。蔵王温泉までのバスは1時間に1本あります。この日は7:40のバスに乗りました。

20代の頃、毎年のように蔵王温泉スキー場に行ってました。当時は1,2月は福島や新潟のスキー場、3月に入ると春スキーまで楽しめる蔵王に行ってました。当時は車で出かけていた&蔵王温泉宿泊だったため、当時のイメージで出かけたのが大きな間違いでした。

今回のスキー場選びの基準は新幹線などで最寄り駅まで行き、そこからバスで1時間以内のスキー場ということでした。ガーラ湯沢も斑尾も安比もバスを降りたら、目の前にスキー場が広がっていました。しかし、蔵王温泉BT(バスステーション)でバスを降りても、そこは温泉街の入口で、スキー場の気配もありませんでした。

当然、蔵王温泉BTにはスキーセンター的なものはなく、ただのバス乗り場でした。そこからスキー場までは徒歩しかありません。事前に調べたら約700m、10分と出ていたのですが、これは雪のない時の話。実際には雪道の上、坂道、ウエアなどの入った大きなバックを持っての移動は大変でした。

スキーのレンタルショップは街中にいくつも点在し、スキー場のHPを見てもレンタルショップの一覧があり「料金は各店舗にお問い合わせください」とかいてありました。今回は時間や手間を考えて、蔵王スカイケーブル・上の台駅内の「蔵王ベースセンタージュピア」でレンタルしました。蔵王スカイケーブル・上の台駅は広い更衣室があり、トイレもきれいでよかったです。着替えが終わるとエスカレーターで2階に上がり、リフト券を購入。そこからゴンドラに乗ります。

 

蔵王温泉スキー場は広大です。若い頃何度も行ってましたが、ほぼ上の台ゲレンデで滑ってました。午前中、上の台ゲレンデで滑りましたが、雪がひどくて上の方は膝位の新雪。スイスイ滑り降りるのは不可能。体重のかけ方を間違うとスキーが雪に埋まってしまい、動けなくなる位でした。

そこで、スキーを楽しむのを諦め、もう一つの目的「樹氷」を見に行こうと蔵王ロープウェイ山麓線の乗り場に向かいました。スキーを担いで歩くのも大変でした。やっと乗り場に着いたら、なんと強風のため樹氷が眺められる山頂線が止まっているとのこと。再開はほぼムリとのことでした。せっかく来たのでせめて山麓線だけでも乗ろうということになりました。

ロープを待っている間、乗り場の係員さんが「雪がひどくて滑れなくて、そのままみんな降りてくるんだわ」と。その時はまだ、自分たちがとんでもないことになるとは夢に思っていませんでした。

ロープウェイを降りると、1本リフトがあります。それに乗ってちょっとすべって帰ろうと思いました。しかし、その1本が大変でした。ホワイトアウト状態で、オットの姿を頼りに滑るのですが、スキーが埋まってしまいます。ゲレンデの案内表示なども全く見つけられません。人の気配もありません。正直このまま遭難してしまうのではないかと心細くなりました。

なんとかロープウェイ乗り場にたどり着き、下りのロープウェイに乗ることができました。蔵王はやはり3月位が丁度いいと思いました。

すっかり疲れ切ってしまったので、早目に切り上げ山形駅に戻りました。大人の休日俱楽部パスは指定券が6枚なので、4日目山形新幹線は自由席です。そのため席を確保するために早めにホームで待ちました。この日は雪が1日中降り続いていました。雪のためダイヤが乱れていて新幹線の到着が遅れるとアナウンスがありました。

暫く待つと、在来線が運休、そのお客さんも新幹線に乗るとの案内があり、一気にホームが人で溢れかえりました。列の先頭に並んでいたので無事席の確保でき、夕食用に購入したお弁当をゆっくり食べることができました。お弁当は山形の銘柄豚金華豚で有名な平田牧場が運営しているお店「とんかつと豚肉料理 平田牧場 ホテルメトロポリタン山形店」の売店で購入しました。

新幹線を待ってる間にすっかり冷えてしまいましたが、とても美味しかったです。

小金虫が乗った新幹線は30分位の遅れで済みましたが、次の新幹線は途中で運休、さらのその次の新幹線は運休となってしまい、もし夕食をお弁当にせず、レストランで食べていたら帰ってこれないところでした。お弁当を買った売店の横には直営レストランが併設されていて、ちょっと迷ったのですがお弁当にして正解でした。

今日の支出(二人分)

・交通費 11,635円(パス15,270円の1/4とバス代)

・レンタル 7,600円(スキー3点セット)

・リフト券 9,600円(シニア料金)

・飲食代 3,750円

・ロッカー代 500円

〇合計 33,085円

4日間のシニアスキー旅行は最後に大雪の見舞われ、ハプニング続きでしたが楽しい4日間でした。体力のないシニアスキーヤーは目の前まで交通機関でアクセスできるスキー場選びがポイントだと思いました。ぜひ来年の1月の大人の休日俱楽部パスでもスキーに行きたいと思います。

このスキー旅行のために、ウエア、ゴーグルなどの小物、バック、ユニクロの極暖などを購入したため、そちらの費用もそれなりにかかりました。やはり初期投資に費用がかかるのは仕方ありません。これらの購入品を無駄にしないためにも来年と言わず2,3月も近場でスキーを楽しみたいと思います。

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