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「乃が美」風生食パンに挑戦 しっとりでもずっしりの食べ応え

      2019/04/20

小金虫
こんにちは。しばらく行方不明だった食パン型、戸棚の奥に眠ってました。再び活躍の場が・・・

以前から気になっていた乃が美の生食パン。わざわざ買いに行ったら、従業員研修のため臨時休業の張り紙が・・・という訳で買えないなら自分で作ってしまおうと決心しました。行方不明だった食パン型もでてきたことだし。

さて、できばえはどうなったでしょうか?

1.材料(1.5斤型)

生食パンのレシピを調べてみると、人によって大分配合が違っていました。今回は、生クリームも乳脂肪分の1番高い物、水なし、バター使用、はちみつonlyという1番コストの高いもので作ってみました。

強力粉 360g はちみつ 60g
6g 牛乳 125g
ドライイースト 5g バター 35g
生クリーム 180g    

2.作り方

①牛乳を電子レンジで700wで30秒温めました。生クリームは、700wで40秒温めました。これで、どちらも35℃になりました。500wなら10秒ずつ足していって35~36℃まで温めてください。最初に混ぜてから温めてもOKです。

②強力粉、塩、ドライイースト、はちみつをこね機に入れ、スイッチを入れます。そこに生クリームを入れた牛乳液を少しずついれます。(我が家は、このパン捏ね機を30年使っています。もう、タイマーも発酵機能も壊れていますが、捏ね機能だけは使えてます。)

この作業は、捏ね機でなく、ボールに材料入れて混ぜ合わせ、手捏ねでも作れます。また、ホームベーカリーの生地作りのモードで捏ねてもできます。

③パンこね機で5分こねたら、バターを入れ、さらに20~30分こねます。パン生地の表面のざらざら感がなくなるまで捏ねます。今回は、気温のせいか、材料のせいか30分捏ねても、ざらつき感があったので、さらに15分捏ねました。

④こね終わったら、手で薄くのばします。指が透けて見えるくらいの薄い膜に延びればKOです。

⑤ボールの内側にショートニングを塗って、そこに捏ねあがった生地を丸めて、綴じ目が下になるように置きます。

⑥ガスオーブンの発酵機能で一次発酵をさせます。今回は40℃で40分に設定しましたが、40分ではあまり膨らんでいなくて、指を入れてもすぐ戻ってしまうので、さらに20分発酵させました。

⑦60分後は大きさが2倍くらいになっていました。指をさして、穴が戻らなければ1次発行終了です。

⑧生地は、打ち粉をした台にのせ、ガス抜きをします。それを3等分に切り分け、切った断面が内側に入るように丸め、綴じ目を下にして濡れふきんをかぶせ、15分休ませます。(ベンチタイム)

⑨食パン型にショートニングを塗っておきます。

⑩生地を綿棒で長方形に伸ばし、両端が真ん中で合わさるように折り、手前から丸めていきます。それを3つ作ります。

⑪食パン型に丸めた生地を並べ、ガスオーブンの中に霧吹きをして、40℃に設定して30分保温で2次発酵させます。生地が食パン型の8~9分目まで膨らんでいたら、二次発酵が終了です。食パン型のふたを閉めます。

⑫ガスオーブンを180℃に設定して温めます。余熱が完了したら、食パン型を入れて15分焼きます。その後、160℃に温度を下げてさらに15分焼きます。焼きあがったら、ふたを閉めたまま、2~3回20㎝ぐらいの高さから落とします。これは、型から出した時の型崩れを防ぐためのものです。

⑬型から食パンを出して、冷まします。

 

3.保存

2日位なら、ビニル袋に入れて保存します。冷凍保存する場合は、食べやすい大きさに切って、ひとつずつラップにくるんで冷凍します。乃が美の食パンは、できるだけトーストしないで楽しむと書いてありますので、生の感覚を楽しむなら電子レンジ、トーストを楽しむならトースターで温めて食べます。

4.注意点

・室温によっても発酵の温度や時間が変わってきます。発酵が十分でないときは時間をかければ低い温度でも発酵します。夏場は低め(35℃)、冬場は高め(40~45℃)の温度設定でいいと思います。指を入れて、穴が戻らなければ発酵完了です。生クリームと牛乳の場合は、水だけの時より発酵が遅めです。

・こね機がない場合は、手こねでも作れます。手こねの場合は、手のひらの付け根あたりでしっかり体重をかけて伸ばし、伸ばしたら丸くまとめ、何回も繰り返します。手捏ねの場合は、バターをあらかじめ室温にもどしておくと捏ねやすいです。生クリームが入っているせいか、生地全体から手に脂分が付く感じがしました。

・以前は、レシピ本通りの時間で発酵させたり、焼いたりしていましたが、今は生地の状態を見て判断するようにしています。ただし、食パン型はふたをしてしまうため、焼き上がりの状態が目視できないので、その場合は、においで判断します。おいしそうなにおいがしたら焼きあがっています。逆に時間がきてもにおいがしない場合は、さらに焼き時間を延長してください。

5.まとめ

・焼き上がりは、ふわふわの食パンができました。しかし、材料が生クリームやバター、はちみつなど比重の重いものなので、見た目よりずっしりした重力感と食べ応えでした。

・はちみつ60g入っているので、甘味の強いパンで仕上がりました。乃が美では「何もつけずに食べてください」と言っていますが、今回作ったパンもそのままで十分美味しいです。小金虫は、ジャムもつけたいので、次回ははちみつを40gに減らして焼こうと思います。

・乃が美の食パンより、焼き色が濃くなってしまいました。160℃で30分の方が、焼き色が薄くなると思います。また、表面も乃が美の食パンは柔らかく仕上がっていますが、小金虫が焼いたのは、普通の食パンの耳のように固く焼き上がりました。焼き色が薄くなれば、耳の硬さも違ってくると思います。

小金虫
美味しいけど、ずっしりしていてたくさん食べられない・・・

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