小金虫の暮らしとお金

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特典航空券 空席待ちのANA VS マイルUPで即発券のJAL

      2019/07/10

小金虫
こんにちは。ビジネスクラスの航空券ってすごい値段ですね。一生縁がないと思っていたのにマイルのおかげで乗れています。

先日、ハワイの特典航空券と北海道の特典航空券を発券しました。ハワイは、無理だと思ったのですが空席待ちができたので、ダメもとで入れておきました。それが、3月末に「お席の準備ができました。」のメールが届きました。「4月になれば燃油代が下がるのに。」と思いましたが、これを逃すと取れないと思い発券しました。

ANAは空席待ちができますが、JALは空席待ちがなくなりました。どちらがいいかは人それぞれだと思うのですが、ANAとJALを比較してみました。

1.特典航空券の空席待ちとは

ANAウェブサイトにて、片道につき1便空席待ちができます。
ただし、空席待ちを希望の便と同一区間に座席が確保できている便がある場合や、「A380限定 特典航空券大放出キャンペーン!」における国際線区間は、空席待ちはできません。また、便の混雑状況により空席待ちそのものができない日があります。

申し込み・預かり期限
・発券前 第一区間出発の14日前まで
・発券後 空席待ちを希望する便の出発14日前まで

今回もハワイ便の空席待ちは、繁忙期でないためダイヤモンド会員なら待っていればとれるでしょうが、平SFC会員小金虫はどうかなという気持ちでした。もともと有償で発券するつもりだったので取れなくてもOKの気持ちで空席待ちを入れました。ですから、特に空席待ちが何番目かも問い合わせもしませんでした。

しかし、いつまで待つかも悩みますね。時期的に直前でも航空券が高騰する心配がなかったのですが、そろそろ有償の航空券を手配しないとと思っていたところでした。今回はマイル節約のため、行きビジネス、帰りエコノミーで空席待ちをしました。帰りのエコノミーは割合早く連絡がきましたが、往復の座席が確保できないと発券できないので、保留になっていました。

2.空席待ちの座席が取れたら

お席がご用意できた時点で、代表者の方の登録済メールアドレスにメールにてお知らせします。
(同一予約番号で複数名ご予約頂いている場合、全員分のお席がご用意できた時点でお知らせいたします。)
全旅程がご用意できた場合は別途お知らせする発券期限までに発券・変更をお済ませください。
発券手続きをされるまで、マイルは減算されません。
なお、期限内にお手続きいただかない場合や一部区間のみ予約が取れている場合は、すべてのご予約が自動的にキャンセルになります。

(ANA HPより)

メール連絡から発券手続きに2日間の猶予がありましたが、当然すぐに発券手続きを行い約65,000円の支払いをしました。マイルは行きビジネス、帰りエコノミーのローシーズンで二人で95,000マイルでした。

ローシーズンだと、使うマイルが少ないですが、航空券自体が安いです。調べてみたらハワイはエコノミー二人分で147,900円でした。エコノミーで行くなら、マイルをスカイコインに換えて航空券を購入する方がいいかもしれません。

3.特典航空券の必要マイル数(ANA)

特典航空券だと、行き帰りで違うクラスも予約できるので便利です。ハワイは、行きはやはり横になって眠りたいという希望がありますが、有償の場合は値段の関係でエコノミー一択です。でも特典航空券なら可能です。帰りは、昼間の移動だし、時間的にも映画を観ているうちについてしまうので、エコノミーで十分です。

トラベルコで同じ日程、同じパターンでの片道ずつ購入だと、580,180円とでました。この値段は、往復ビジネスで購入する437,900円より高いです。全然節約になりません。マイルならでは取り方になります。

我が家は、この節約した分で、北海道の特典航空券を発券しました。

4.JAL国際特典特典航空券PLUSの導入

JALは昨年「JAL国際特典特典航空券PLUSの導入」を発表しました。

JAL国際線特典航空券PLUS(以下、PLUS)とは、これまでのJAL国際線特典航空券ではキャンセル待ちになるような場合でも、追加のマイルをいただくことで、特典航空券としてご利用いただけるサービスです。

これまでのJAL国際線特典航空券の必要マイル数(以下、基本マイル数)は変更なく、基本マイル数でご予約いただけるケースに変わりはありません。なお、一部路線においてはこれまでより少ないマイル数を設定いたしますので、おトクにご利用いただけます。

今までは、取れるか取れないかハラハラしながら特典航空券の空席待ちをしていたけれど、これからは空席待ちはなくなり、予約を取ろうと思ったらちょっと必要マイル数が増えるけど、すぐ確定できますよ、という感じでしたね。

5.JAL国際線特典航空券ルール変更

JAL国際特典特典航空券PLUSの導入に伴い、大幅なルール変更が行われました。

旅行形態 片道・往復 (日本発、海外発)、オープンジョー(行きの到着地と、帰りの出発地が異なるような旅程)

(変更点)海外発日本経由旅程は不可 

利用区間 往路・復路それぞれ国際1区間、国内1区間まで

(変更点)国際2区間→国際1区間

利用クラス エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスクラス:異なるクラスとの組み合わせ可

(変更点)ファーストクラス:異なるクラスとの組み合わせ不可

※片道ずつ予約すれば、結果的に行きファーストクラス、帰りビジネスクラスの発券は可能

必要マイル 路線・クラスごとに設定
エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスクラスは、PLUSを導入(変更点)混雑次第で必要マイル数が増える
キャンセル待ち エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスクラス:不可

ファーストクラス:可(ファーストクラスはJAL国際特典特典航空券PLUSの対象外)

予約変更 不可

※変更する場合は1度キャンセルをして取り直す。キャンセル料有り

(変更点)可→不可

有効期限 予約便に限り有効

(変更点)1年間→予約便のみ

JAL国際線利用制限期間 なし

(変更点)あり→なし

今回のルール変更で、1番関係があるのが、「予約変更不可」ということですね。変更する場合は一旦キャンセルして取り直すことになります。その際キャンセル料(JALは払戻料という言い方をしています)が3,100円が必要になります。家族4人なら12,400円が必要なので痛いですね。

5.JAL国際特典特典航空券のPLUS導入後の現状

ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇には、特典航空券が取りにくかったけれど、空席待ちをすることで取れることもありました。必要マイル数も固定だから、計画を立ててマイルを貯めている人もいたはずです。

ところが、このPLUS導入後は、必要マイル数が上がってしまい、コツコツマイルを貯めている人には取りにくくなってしまいました。ハワイは人気の路線ですが、エコノミー片道2万マイルで行けることになっています。ところが、今年の夏休みの必要マイル数は、最大7月で2.5倍、8月が4倍以上となっています。

1番高い8月8日日本出発、8月12日ホノルルの出発格安航空券を調べてみましたが、エコノミーでJALは299,350円でした。173,000マイルと18,850円の特典航空券のお得度が劇下がりです。

この時期にしか行けない人も多いはずです。小金虫なら乗継でちょっと時間がかかりますが、アシアナ航空の141,240円の航空券で行きますね。(実際に働いていた時は、仁川乗継でホノルルに行きました。航空券があまりに高すぎて買えなかったからです。)

5.まとめ

・JALの特典航空券は、航空券の高い時期には使えないと思います。マイルを貯め始めたとき、1マイルの価値が国内線1マイル=2円、エコノミークラス1マイル2~4円、ビジネスクラス1マイル=4~10円、ファーストクラス1マイル=10円以上とブログに書いているのを見て、絶対マイルを貯めようと決心したのですが、JALでは、その考えは崩壊したと思いました。

・JALの空席紹介カレンダーは便利です。日程や方面が決まってなくても調べられるので、基本のマイルで行ける日程・方面を調べて特典航空券を発券するのがいいと思います。うまく使って特典航空券を発券したいと思います。

・今後、ANAの特典航空券のルールが改悪されないことを願うばかりです。

小金虫
ハワイ行きのビジネスクラスは、寝ることが目的なので機内食にはあまり期待していません・・・(いや期待してるよ。おいしいもの食べたいもの)

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