シニア女子(?)旅をお得に 大人の休日俱楽部ジパング
2020/02/27
小金虫は、友達3人で熱海の温泉に行ったりするときに電車を利用します。普段は車で移動なので電車賃が高いと感じますが、電車の中でお弁当を食べたり、ビールを飲んだり、気兼ねなくおしゃべりに夢中になれるのがいいですよね。
以前から気になっていた「大人の休日俱楽部」。50才から申し込める「大人の休日俱楽部ミドル」カードは、5%引きでそれほど魅力的でなかったのですが、女性は60才から申し込める「大人の休日俱楽部ジパング」カードの方は、20~30%引きになります。
これはもう、同窓会をちょっと離れた温泉でやりなさいと言っているようなものです。
1.大人の休日俱楽部ジパングとは
JR東日本で提供しているクレジットカードです。JR東日本のサービスとJRグループ共通で「ジパング俱楽部」という割引きサービスとクレジット機能を合体させたものです。
現在JRでは、入会キャンペーン実施中です。
・入会年齢
男性65才以上 女性60才以上
夫婦の場合、どちらか満65歳以上なら、二人そろって「夫婦会員」に申し込めます。
男女で入会年齢が違うので、我が家は小金虫はジパング入会資格があるのですが、オットは入会資格がないんです。(ミドルなら入会可)
・年会費
個人会員 4285円(ジパング倶楽部年会費3770円+カード年会費515円)
夫婦会員 7,320円(ジパング倶楽部年会費6,290円+カード年会費1,030円)※クレジットカードなので夫婦それぞれに発行されます。
年齢条件は満たしているが、クレジットカードが要らない場合は「ジパング倶楽部」に入会すれば、割引の切符が買えます。しかし、「大人の休日俱楽部ジパング」の方が付帯サービスが多いです。
「大人の休日倶楽部ジパング」と「JR東日本ジパング倶楽部」のサービス比較表
※50歳以上の人向けに「大人の休日俱楽部 ミドル」というクレジットカードも現在入会キャンペーン中です。こちらはネットから申し込めますが、直接申し込むのではなく、ポイントサイトのハピタスから入会するとハピタスポイント3,180ポイント(3,180円分)が貰えます。
大人の休日俱楽部ミドルについてはこちらで紹介しています。
2.大人の休日俱楽部ジパングの入会方法
・郵送申し込み
①「大人の休日倶楽部」入会申込書をJR東日本の主な駅・びゅうプラザなど、JR北海道の主な駅・ツインクルプラザなどにて入手、または資料請求フォームより請求。
②入会申し込み書に必要事項を記入し、顔写真を添付、銀行印を押印。
③本人確認書類を同封して郵送。
・びゅうプラザで申し込み
①顔写真1枚、銀行印、本人確認書類を持ってびゅうプラザに行く。
②入会申し込み書に必要事項を記入し、顔写真を添付、銀行印を押印して提出。
※顔写真は、持って行かなくてもよいことになったそうです。後日、ジパング倶楽部会員手帳が届いたら、自分で写真を貼ります。
③仮会員証の発行。
どちらの申し込みでも、約2週間でクレジットカードと大人の休日俱楽部会員証、ご利用ガイドが届きます。
約3週間でジパング俱楽部会員証、ジパング俱楽部会員手帳、ジパング俱楽部ガイドブックが届きます。
JRホームページから
3.大人の休日俱楽部ジパングのメリット
・JR東日本線・JR北海道線30%割引
「大人の休日倶楽部カード」で支払いの場合、JR東日本・JR北海道のきっぷが割引価格で何回でも購入できます。(乗車券が片道・往復・連続で201キロ以上利用の場合)
・日本全国のJR線20%・30%割引
「ジパング倶楽部会員証(顔写真入り)」と「ジパング倶楽部会員手帳」の利用で20%割引(1~3回目)・30%割引(4~20回目)で購入できます。(乗車券が片道・往復・連続で201キロ以上利用の場合)
・大人の休日倶楽部会員限定きっぷ
購入期間や使用期間、販売枚数が決められていますが、とってもお得な切符が「大人の休日俱楽部パス」です。片道分の値段で乗り放題、6回までの座席指定など周遊型の旅行にピッタリの切符になっています。
JRホームページから
・国内旅行商品5%割引
切符は本人以外は利用できませんが、国内旅行商品は家族分やグループ分まとめて5%引きになります。
・JRE POINT
JR東日本の共通ポイントです。大人の休日倶楽部カードで支払うと1000円で5ポイント、Suicaのチャージや定期券の購入を大人の休日倶楽部カードで支払うと1000円で15ポイント貯まります。
貯まったポイントは駅ビルのお店の支払いやSuicaのチャージ、品物との交換などに使えます。
・Suica
大人の休日倶楽部カードはSuica機能がついているので、そのままSuicaとして使えます。オートチャージなので残金の心配がいりません。
その他、旅行保険や会員限定旅行、さまざまな店舗や施設で「大人の休日倶楽部」会員割引などのサービスがついています。
大人の休日倶楽部会員特典・共通のサービス
4.大人の休日俱楽部ジパングのデメリット
・クレジットカードと写真付き会員証が発行されるため顔写真が必要です。そのためネットでの申し込みができません。
・クレジットカードなので、収入によっては申し込みしても発券されない場合があります。
・グループで旅行に行くとき、切符の購入には代表者1人で会員複数人分の切符を購入することはできますが、大人の休日俱楽部会員証を預かって提示しなければなりません。預かるくらいなら、みんなで集まって買いに行った方がいいかもしれません。
・20%引き、30%引きになる切符は、片道、往復、往復201㎞以上の切符で、それ以下の距離の場合は割引きになりません。
・割引にならない列車、利用できない期間など細かい制約があります。
5.まとめ
・短距離の電車移動にはSuicaとして使え、長距離の旅行では割引き切符の購入に使えます。ジパング部分は、JR東日本以外でも割引が受けられるので国内旅行を楽しむなら手に入れておきたいクレジットカードです。
・大人の休日パスは、販売期間も利用期間も限定されていますが、その分かなりお得に旅行ができます。「JR東日本全線」や「JR東日本全線 JR北海道全線」と方面が限定されていないので、かなり自由度の高いパスになっています。
・今時男女で入会年齢に差をつけている意味が分かりません。男女共に60才から入会できるようにしてほしいです。