バターたっぷり 大人気の塩パンをお家で
2018/10/19
最近では、どこのパン屋さんでも見かける塩バターパン。美味しいですよね。働いていた時には、美味しいパン屋さんが近くにあったので、帰りに寄って買っていました。その中でも、大のお気に入りが塩バターあんパンでした。バターとあんこのコラボレーションがたまりませんでした。
今日は、塩バターパンに挑戦してみました。
1.材料(12個分)
塩バターパンは、卵・牛乳で粉をこねるタイプと卵・水でこねるタイプがあります。牛乳を使うとさらにリッチ感がでますが、今回は卵・水を使っています。
強力粉 | 300g | 砂糖 | 30g |
塩 | 3g | スキムミルク | 15g |
ドライイースト | 6g | バター | 36g |
ぬるま湯(卵と合わせて) | 195g | 全卵 | 1個 |
巻き込み用バター | 5g×12 | トッピング用塩 | 適宜 |
2.作り方
①強力粉、砂糖、塩、スキムミルク、ドライイーストをこね機に入れ、スイッチを入れます。そこに全卵を混ぜ合わせたぬるま湯を少しずついれます。
②5分こねたら、バターを入れ、さらに15~20分こねます。バターを入れても堅いようなら少しぬるま湯を足します。
③こね終わったら、手で薄くのばします。20分こねても生地が伸びないようなら、さらにこね時間を延長します。指が透けて見えるくらいの薄い膜に延びればKOです。
④丸めてボールに入れ、ラップをかけ、1次発酵させます。オーブンの温度を35~40度に設定し、30~40分発酵させます。大きさが2倍くらいになり、指をさして、穴が戻らなければ1次発行終了です。
⑤膨らんだ生地をこね板に出し、空気を抜きます。スケッパーで12等分し、丸めます。
⑥全部丸めたら、乾いた布巾にかたく絞ったタオルをかぶせ、15分休ませます。(ベンチタイム)
⑦ベンチタイムでも少し膨らむので、空気を抜きながら綿棒で三角形に伸ばしていきます。巻き込みようバターをおいて丸めていきます。バターが溶けた時流れ出ないように両端をしっかりくっつけます。
⑧2次発酵をします。オーブンの温度を35~40度に設定し、30~40分発酵させます。オーブン内の湿度を保つため、霧吹きで庫内全体に霧をふきます。霧を吹く代わりにお湯を入れたマグカップを置いてもOKです。大きさの目安は、1.5~2倍の大きさになれば2次発酵終了です。
⑨表面に水を塗り塩つぶを乗せていきます。
⑩オーブンを170度まで温め、10~12分焼きます。表面の色が薄い場合はさらに数分焼きます。
⑪焼きあがったらクーラーに乗せて冷まします。
3.保存
2日位なら、ビニル袋に入れて保存します。それ以上ならビニル袋に入れて冷凍します。冷凍したパンはそのまま自然解凍するかトーストすれば食べられます。
4.注意点
・バターが溶け出てしまうと、うまく中で空洞ができないので、両端はしっかりくっつけます。
・こね機がない場合は、手こねでも作れます。手こねの場合は、手のひらの付け根あたりでしっかり体重をかけて伸ばし、伸ばしたら丸くまとめ、何回も繰り返します。手捏ねの場合は、練りこむバターを室温に戻し柔らかくしておくと捏ねやすいです。
・私は照りのないタイプで作りましたが、照りを付けたい時は、水のかわりに溶き卵を使います。
・冷ますときは、足つき網で冷まします。お皿などに乗せると、底の部分に汗をかいてしまいます。
5.まとめ
・塩バターパンは、家で作ってもおいしくできます。この配合でも外側パリッ、中がふわふわにできました。砂糖がちょっと多めなのでほのかに甘いです。さらに食事パン的な味に仕上げたい場合は、半分の15gにします。
・焼き上がってから2つに割ると空洞ができています。これがうまく焼きあがった印です。
・12個1度に焼くために6個ずつ2段にしました。焼き上がりは、下段と上段での差はありません。
・冷めたらあんこと薄く切ったバターをはさんで食べると、さらにおいしいです。