ANA　SFC修行　費用はどれくらい？

退職後、エコノミーに乗っても、ビジネスカウンターを利用したり、ラウンジが利用できたりと、シニアに優しい旅にするためにはSFC（スーパーフライヤーズカード）は必需品と考えました。

でも、ヒルトンのタイムシェアを購入するまでは、航空会社のステータスについては全く知りませんでした。ビジネスクラスやファーストクラスクラスに乗るのは一部のお金持ちの人で、自分には縁のないことと思っていました。それが、自分のちょっとした努力や工夫でてに入ることを知り、チャレンジしようと決心しました。

ANAはSFCカード、JALはJGCカード。同じようなサービスですが、取得費用や取得後の特典航空券をとるためのマイルの貯めやすさなどからANAのSFCカードの取得を決めました。

ＳＦＣ(スーパーフライヤーズカード）を手に入れるには、ともかく飛行機に乗ってプレミアムポイントをためるしかありません。それも50000ポイントです。

えっ、マイルじゃないの？と思いきや、飛行機に乗るとマイルとプレミアムポイント両方が貰えます。プレミアムポイントは、次年度のステイタスを決めるポイントです。

30000PPでブロンズ、50000PPでプラチナ、100000PPでダイヤモンドになり、それぞれのステータスに達成した年の残りの月と次の年の１年間、それぞれのサービスが受けられるというものです。

獲得できるプレミアムポイントやマイルは「ＡＮＡフライトマイル・プレミアムポイントシュミレーション」で確認できます。
行先（羽田―沖縄）　カードの種類（ゴールド）　ステイタス（なし）　運賃の種類（プレミアム株主優待）を入れるとマイル　1537マイル（フライトマイル1230＋ボーナスマイル307）　プレミアムポイント　2860ポイントと出てきます。

このプレミアムポイントを１月から12月までの1年間でためていくというものです。よく出張するお父さんなら、だまっていてもたまるけど、普段全く旅行以外に飛行機に乗ることのない人は、ともかく時間とお金をかかけて飛行機に乗って貯めていきます。

１番効率的なのがプレミアム席利用の沖縄日帰りです。さらに石垣島往復を付けると効率が上がります。

そうなると羽田―沖縄　往復で5720ポイントですから

50000÷5720＝8.7なので、９回沖縄に飛んで達成です！

ちなみに、修行僧のみなさんは、プレミアム株主優待運賃（運賃２）で乗るとのこと。これが１番プレミアムポイント的にお得ということですが・・・

まず、最初の課題が株主優待券を入手することでした。

費用を考えると、1回約６万×９回＋優待券5千円×18枚　　　　63万円

これを５万ポイントで割ると１ＰＰ（プレミアムポイント）＝12.6円
ということに。

修行のみなさんのステイタスとして、１ＰＰ＝10円以下でどれだけ安く達成したかで尊敬されるらしいです。
そのため、シンガポールタッチやクアラルンプールタッチなるものが存在します。１泊３日なんて文字もあり、本当にこのポイントのために飛行機に乗りまくるわけです。

「沖縄９回、日帰りすればプレミアムポイントが50000になる。私、行ってくる。」と宣言したのでした。

１ＰＰ＝12円で60万円の費用です。でも、ＳＦＣを手に入れたら、家族カードも作れて、家族もこの特典をゲットできる。夫婦2人分と考えれば、一人30万円。働いている間なら、なんとか費用は出せそうです。

という訳で、沖縄５回、福岡１回、シンガポール１回（友人との旅行）、ハワイ１回（家族旅行）に行ってプレミアムポイント５００００PをGETし、晴れてSFCホルダーになりました。

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