小金虫の暮らしとお金

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SFC修行僧に朗報 ANA プレミアムポイント倍付けキャンペーン中 

      2020/06/10

小金虫
こんにちは。SFC取得後は人生が変わりました。

先日、エールフランス、KLNオランダ航空のマイルにあたるフライングブルーが、2020年末まで有効期限を差し止めなどを発表しました。現在の運行休止や減便で飛行機に乗りたくても乗れない状況に対する対応策です。

3月19日、ANAはプレミアムポイントの倍付けキャンペーンを発表しました。それについて紹介します。

1.ANAのキャンペーン

・対象期間

2020年1月1日(水)から2020年6月30日(火)搭乗分まで

※すでに搭乗分も対象

・対象路線

ANAおよびANAグループ運航の国内線・国際線全路線

・対象者

すべてのマイレージ会員

・倍付けPP積算時期

  • 2020年1月1日(水)から3月31日(火)までの搭乗分:2020年4月下旬
  • 2020年4月1日(水)から4月30日(木)までの搭乗分:2020年5月下旬
  • 2020年5月1日(金)から5月31日(日)までの搭乗分:2020年6月下旬
  • 2020年6月1日(月)から6月30日(火)までの搭乗分:2020年7月下旬

詳しくはANA公式発表で

 プレミアムポイントの特別倍率での積算について

2.プレミアムポイント(PP)とは

ANAでは、搭乗の実績にあわせて次年度のステイタスが決定します。そのステイタスを決定するのが「プレミアムポイント(PP)」です。搭乗実績は暦年(1月1日~12月31日)で計算し、ステイタスは次年度(4月~3月)に与えられます。

・必要PP数

30,000PP ブロンズ

50,000PP プラチナ

100,000PP ダイヤモンド

ただし、1~3月で100,000PP獲得してしまえば、4~3月と翌年度と24か月、ダイヤモンド会員としてのサービスを受けることができます。ブロンズやプラチナも同様です。

プレミアムポイントは、持っているANAクレジットカード、予約クラス、プレミアムメンバーステイタス、搭乗区間などによって決定されます。

例えば羽田ー沖縄のPPを計算してみます。

ANAマイレージカード(提携カード含む)を持っていて、スーパーバリュー料金で乗った場合 984PP

ANAゴールドカードを持っていてプレミアム運賃で乗った場合 3,352PP

なんと3倍以上も差がでます。もちろん、航空券の値段も3倍以上の差があります。たくさんお金を使った人に、上級会員としてのサービスを提供しますというシステムです。

ここまで読むと、「海外旅行は年1回位だから、自分には関係ないかも・・・」と思っていませんか?小金虫も、SFCを知るまでは、マイレージ会員になる必要性も感じていませんでした。ハワイにはいくけど、ANAやJALの航空券は高いし、アシアナでいいや。アシアナだって年1回じゃマイルも貯まらないし、次の年にアシアナに乗るとが限らないし、と思っていました。

しかし、1年だけ頑張って飛行機に乗って(旅行じゃないです)50,000PP貯めれば、その後ずっとビジネスカウンターが使え、プライオリティタグをつけてもらって、ラウンジでゆっくりビールを飲みながら搭乗を待ち、優先搭乗し、到着すればスーツケースが早くでてくる。これがエコノミークラスのチケットでも受けられるサービスなんです。家族カードを発行すると、家族も同様のサービスが受けられます。

ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドというステイタスは1年更新ですが、SFCはクレジットカードを持っている限り受けられる、大変お得なサービスです。SFCを取得するためにプラチナメンバーになる。そのために飛行機に乗ることを「SFC修行」といい、SFC修行をしている人を「SFC修行僧」と呼びます。

3.SFC修行

小金虫が修行した当時は、効率よくPPを貯める方法が羽田ー沖縄をプレミアムクラスで往復するプランでした。

朝、羽田から出発して、昼頃那覇到着。。那覇の滞在は2~3時間。到着ロビーを出た後、お土産をみて、すぐ出発ロビーからチェックイン、ラウンジを時間を潰し、那覇発に搭乗して、夕方自宅に戻る。空港から1歩もでないで戻るので、職場の人には「何しに沖縄に言ってるの?」と言われました。

当時はプレミアム株主優待割引き運賃で往復しました。株主優待券を別途購入しても株主割引き運賃はプレミアム運賃よりかなり安いからです。そして往復約5,600PP獲得できるので、5回の沖縄往復とハワイ、シンガポールなどの旅行を合わせ、50,000PPを獲得しました。

プラチナメンバーになり、すぐSFCに申し込みました。50万円くらいで50,000PPを獲得するのが普通だったと思います。もちろん海外往復をビジネスクラスですれば、回数は少なくてすみますし、普通席(エコノミークラス)で往復するなら回数を多くする必要があります。

4.まとめ

・今回のキャンペーンは、SFC修行僧にとって朗報だと思います。倍付けとうことは、回数や費用が半分で済むということです。費用が50万円から25万円に減るので、今まで躊躇していた人にもチャンスです。

・修行は1~3月に行う人が多いです。集中的に搭乗してステイタスを早く獲得することで、サービスを受けられる期間が長くなるからです。3月19日の発表ですが、1月からの搭乗分がすべて対象という太っ腹なキャンペーンです。

・今回のキャンペーンは、修行僧の中でも、ダイヤモンド修行の人のためにものだと思います。ダイヤモンドの場合獲得するPPが100,000PPと多いので、現在の運休、減便の状態では、予定通りに搭乗できない人もでてくるので少ない回数でステイタス維持できるようにしたと考えられます。SFCと違って、ダイヤモンドは毎年修行しなければなりません。ANAにとって、本当の意味でのお得様ですから当然の措置と考えらえます。

小金虫
修行といっても、プレミアムクラスで優雅に沖縄往復。贅沢な時間でした。

 

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