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JAL FLY ON ポイントをボーナス付与 ステータス維持がしやすくなる?

   

こんにちは、小金虫です。

2020年、念願のJGC会員となりANAのSFC会員と合わせて紫組になりました。残念ながらまだ国際線を利用できない状況なので、ステータスを存分に活用できません。航空会社のステータスは、国際線で利用してこその力を実感できるので、早くJALの国際線に乗りたいです。せっかくのステータスを手に入れても1年限り。ステータスの維持にはまた飛行機に乗らなければなりません。(JGCを除く)

JALは12月9日「新型コロナウイルスの拡大に伴うJALマイレージバンクの特別対応について」の情報を更新しました。その中で「FLY ON ポイントをボーナス付与」について発表しました。その内容を解説します。

1.FLY ON ポイントとは

飛行機に乗るとマイルが貰えるということは広く知られていますが、「FLY ON ポイント」についてはあまり知られていません。

「FLY ON ポイント」は次年度のステータスを決定するポイントです。

JALには4つのステータスがあり、ステータスに応じた様々なサービスを用意しています。そして、達成するための必要FLY ON ポイントは以下の通りです。

ステータス 必要FLY ON ポイント
JMBクリスタル 30,000ポイント
JMBサファイア 50,000ポイント
JGCプレミア 80,000ポイント
JMBダイヤモンド 100,000ポイント

フライトマイル×FLY ON ポイント換算率+搭乗ボーナスFLY ON ポイントで計算します。自分でも下のサイトから計算できます。

JALグループ便ご利用路線のFLY ONポイントを簡単計算!

羽田ー沖縄を普通席で一般カード、ステータスなし、先得割引きの場合 812マイル 1,476FLY ON ポイント獲得

羽田ー沖縄を普通席でプラチナカード、ダイヤモンド会員、先得割引きの場合 1697マイル 1,476FLY ON ポイント獲得

上級会員の場合、獲得マイルは倍以上となりますが、FLY ON ポイントは同じです。FLY ON ポイントをたくさん貰うには普通運賃など100%加算されるカテゴリーの運賃で搭乗券を購入しなければなりません。(先得は75%加算)

2.ステータスを手に入れるには

羽田ー沖縄を普通席で往復すると、1,476×2=2,952FLY ON ポイントです。単純に往復するなら以下の回数が必要です。

※現在は国際便が利用できない状況なので国内線で計算しています。ハワイ往復の格安運賃だと約6,000FLY ON ポイントになります。

ステータス 必要FLY ON ポイント 必要搭乗回数
JMBクリスタル 30,000ポイント 約10回
JMBサファイア 50,000ポイント 約17回
JGCプレミア 80,000ポイント 約27回
JMBダイヤモンド 100,000ポイント 約33回

羽田ー沖縄の1月のある平日の先得料金は1番安いのが9,410円、次が9,510円となっています。この二つの料金の組み合わせで日帰り往復ができます。この料金で達成までの費用は以下の通りです。(小金虫が修行した時もだいたいこれくらいの料金でした)

ステータス 必要フライト回数 費用概算
JMBクリスタル 約10回 189,200円
JMBサファイア 約17回 321,640円
JGCプレミア 約27回 510,840円
JMBダイヤモンド 約33回 624,360円

JALカードを持っていると、初回搭乗ボーナスとして5,000FLY ON ポイントが貰えるキャンペーンも実施中です。1回分少ない費用で獲得できますね。

3.今回のFLY ON ポイントボーナス付与の内容

JALからの発表は以下の通りです。

2021年度FLY ON ステイタスに応じて、以下のとおり、2021年分のボーナスFLY ON ポイントを積算いたします。

ボーナスFLY ON ポイントは、2021年1月7日時点の2021年度の確定したFLY ON ステイタスをもとに、2月中旬頃までに積算いたします。

  • 事後登録や提携他社便のご搭乗に伴うマイル積算により、1月8日以降、新たに2021年度FLY ON ステイタスを達成された方は、達成の翌月末に積算いたします。
    FLY ON ステイタスのランクアップにより、既に積算済みのボーナスFLY ON ポイントがある場合は、積算済みのFLY ON ポイントとの差分を追加する形で、新しいFLY ON ステイタスに応じたFLY ON ポイントを積算いたします。
  • JALグループ便のご搭乗により積算となるFLY ONポイントとして積算されます。
達成ステイタス ボーナスFLY ON ポイント数
JMBダイヤモンド 40,000FLY ON ポイント
JGCプレミア 28,000FLY ON ポイント
JMBサファイア 15,000FLY ON ポイント
JMBクリスタル 8,000FLY ON ポイント

ステータス維持に必要な2021年獲得FLY ON ポイントは以下のようなり、初回5000FLY ON ポイントを引いた搭乗回数は以下のようになります。期間が12月31日になっていますが、毎年行われているので2021年も実施されると思います。

ステータス 必要FLY ON ポイント 必要搭乗回数
JMBクリスタル 22,000ポイント 約6回
JMBサファイア 35,000ポイント 約10回
JGCプレミア 52,000ポイント 約16回
JMBダイヤモンド 60,000ポイント 約18回

ステータスが高い会員ほど維持しやすいようになっていますね。

4.ステータスをワンランク上げるには

JMBクリスタル→JMBサファイア

JMBクリスタルはJMBサファイアの通過点ととらえている人が多いです。サファイアになるとJGCカードに申し込むことができ、ほぼサファイアと同等のサービスが維持できるからです。そこで、2020年仕事などでたまたまクリスタルになって、2021年に修行を計画している人はかなり楽にサファイアに到達できます。

初回搭乗ボーナス5,000FLY ON ポイントと今回のボーナス8,000FLY ON ポイントで約4回分のFLY ON ポイントがすでに貰えるので、通常17回搭乗が必要なところ13回の搭乗で達成できます。

JMBサファイア→JGCプレミア

JGCプレミアになると、JALファーストラウンジが利用できるようになります。他のサービスもダイヤモンドに近いものになるので、JGCプレミアを目指す人も多いです。

初回搭乗ボーナス5,000FLY ON ポイントと今回のボーナス15,000FLY ON ポイントで約7回分のFLY ON ポイントがすでに貰えるので、通常27回搭乗が必要なところ20回の搭乗で達成できます。

小金虫は現在JMBサファイアで、すぐJGCを申し込みました。2021年20回の沖縄往復(約40万円)をしてJGCプレミアになりたいかと言われれば、答えは「NO」ですね。ファーストラウンジは海外でこそ魅力があります。自由に海外と行き来できるようにならないとメリットが半減だと思います。

しかし、毎年ステータス維持のため修行されている方もたくさんいらっしゃるので、その方たちには朗報ですね。

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