小金虫の暮らしとお金

ポイントやマイルを貯めて現金を使わず楽しく暮らすブログです。

*

HIS初夢フェア ケアンズ最安値ツアーに行ってみた 値段のカラクリは

      2019/07/10

小金虫
こんにちは。冬の日本を飛び出して、夏のオーストラリアに行ってきました。

普段は個人手配で航空券とホテルを予約して旅行しています。送迎などの費用をいれるとツアーの方が安いことも多いです。そこで今回は、お正月に大々的に新聞広告にでたHIS初夢フェアのケアンズの旅行を予約してみました。

ツアー料金は同じ内容でも、出発の日にちによって数万円の差があります。そこで、1月の最安値の日を選んで申し込みしました。

さて、ケアンズ5日間 59,800円の旅行はどんなものだったでしょうか。

1.HIS初夢フェア

お正月の新聞に全面広告ででていたのを見つけました。

スタンダードクラスのホテルということで、申し込みの時にはホテルは未定でした。スタンダードクラスと言われても旅行会社ごとに基準が違うので、行ってみるまで分かりません。今回は・・・

 

ケアンズパンフレット

今からの予約だと、2,3月は売り切れているのか表示がありませんでした。4月は3日間あります。月曜日出発が最安値になっているのが多いです。

支払いは、59,800円に空港使用料(1,540円)や税金(現地税が9,390円・追加空港税2,520円)を合わせ、73,250円でした。現地税が高いです。

 

2.航空会社

初のLCC、ジェットスターです。成田空港第3ターミナルから出発です。

第2ターミナルから約500mなので、無料シャトルバスがあります。歩いていくこともできますが、屋根があるだけの通路なので寒いです。当然夏は大汗をかきそうです。

第3ターミナルで食事をしたい場合はフードコートになっていて、各お店から自分で注文したものを自分で運び、食べたら各お店のカウンターに片づけるシステムになっていました。

ここで小金虫は痛恨のミスをおかします。機内食がカレーなのに、ここでもカレーを注文してしまいました。ジェットスターに乗った方のブログを読んでカレーが出たと書いてあったのに、同じものが出ると思っていなかったのです。(ANAは2か月ぐらいでメニューの変更がありますよね)

チェックインをするために並びます。

待っている間に、荷物の再チェックのため呼び出したの呼名が聞こえます。カウンターのお姉さんに聞いてみると、預け荷物の検査をして不都合があると呼び出されるということです。チェックインの手続きを済ませても、10分くらいは、近くで待っているよう言われました。

制限エリア内は、こじんまりしていますが、免税店も一応ありました。

搭乗までここで待ちます。

座席はそれほど狭くなく、モニターもありましたが、映画を観るには別料金でした。ほとんどの人は自分で用意したタブレットやスマホで映画やドラマなど観ていました。

毛布と「relax」と書かれた袋が配られました。袋の中身は、アイマスク、ネックピロー、靴下、歯ブラシ、耳栓でした。このネックピローがあるだけで寝るのに楽でした。

 

行きの機内食

カレーと飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶から選択)が付きます。朝はパウンドケーキのようなものがでました。

帰りの機内食

やはりカレーでした。けっこうお肉(多分鶏肉)がゴロゴロ入ってました。ただし、こちらのご飯は長粒種でパサパサした感じでした。軽食はハムチーズのホットサンドでした。ホットサンドはチーズがとろけ出るほど熱々で美味しかったです。

3.往路のみ送迎

ケアンズ空港に着くと、HISの係員さんが3名待っていて、名前を確認し、他の人がそろうまで待つよう言われました。それから約1時間半、その場で待ちました。全部で50人ほどの人でした。多分、成田以外の空港からケアンズに来た便を待っていたと思います。

それからバスに乗り、ケアンズ市内のオプショナルツアーの代理店のようなところで話を聞きました。30分ほど話を聞き、オプショナルツアーを申し込みたい人はその場で申し込んでいました。その場所で解散でしたが、ホテルは14時チェックインなので観光にでかけました。

ケアンズ オプショナルツアーでなくても行ける キュランダ鉄道

4.ホテル

「クイーンズコート」というホテルに宿泊でした。ホテルの外には、「75ドル~」の看板が出ています。

これが衝撃のホテルでした。

ケアンズの町の中心からは20分くらい歩くし、夜は人通りがあまりありません。

鍵が2個ついています。フロントが夜7時に閉まってしまうので、7時以降にホテルに入る場合は、駐車場脇のフェンスの扉の鍵を開けて入るシステムになっています。7時以降のアクシデントなどの対応には電話番号が書かれていましたが、英語が話せないのにどう連絡すればいいか、ちょっと不安でした。

2名宿泊でものハンドタオルとフェイスタオルは1枚。バスタオルは2枚でした。シャワーのみです。シャワーカーテンが短すぎて、どう水量やシャワーヘッドの向きを変えても、跳ね返りが仕切りの外にでてしまい、床が水浸しになってしまいました。

ベットはシングルサイズ2つです。ベットの反対側がデスクになっています。小さい冷蔵庫、湯沸かしポット、カップ、コーヒーなどがありました。

床はタイル張り。壁は・・・

ブロックにペイントしただけのものでした。ケアンズは地震がないのでこのような作りになっているところが多いそうです。とはいってもグレードの高いホテルではないことだと思いますけど。小金虫は、初めて見る光景に・・・ポカンとしてしまいました。

クーラーはデジタル温度設定機能なし。風量と温度をダイヤルを回して設定します。ヒルトンホテルに泊まっている人も同じようなクーラーと言っていましたので、これが一般的なのか???

クローゼットにはクリーニング屋さんの無料ハンガーみたいなのが3本かかっていました。セーフティーボックスもありましたが、説明通りのリセットボタンが見つからず、そのままセットしたら開かなくなってしまい、フロントに言って開けてもらいました。フロントが開いてる時間でよかった!

極めつけは、カーテンを開けると数メートル先に人がいて寛いでいることです。もちろん部屋は丸見えです。中庭に面した1階の部屋とはいえ、もうちょっと目隠しとかあればと思いました。だれもいなければ素敵なビューなんですが、なぜかいつも1人ぐらいは本を読んだり、お茶をしていました。

4.まとめ

・高級ホテル以外は嫌だという人にはお勧めしませんが、かなりお得なツアーだと思います。

・成田からケアンズの直行便はジェットツアーのみということで、激安ツアーの小金虫も20万円近いJTB申し込みのカップルも、HISのオプショナルツアー込み、グレードの高いホテル泊の新婚さんも同じ飛行機で、同じ待遇でした。席が窓際でなかったけれど、隣同士の席でした。隣席確約の場合追加料金と書いてありましたが、配慮されていたと思います。

・ジェットスターの料金の中で「ちゃっかりPlus」というエコノミークラスの中で下から2番目の料金クラスでした。(預け荷物の重量制限が20kgでした)しかしこれにはアメニティーセットがついていないので、別途1300円くらいで購入となっています。HISの方で購入申し込みをしていると思います。

・激安ツアーも新婚旅行の高いツアーも飛行機代は同じだったと思います。そうなるとホテルの値段が総額の差になると考えられます。格安ツアーの場合、ホテルは寝る場所と割り切った方がいいでしょう。それでも、このホテルには、バス・トイレが共同という部屋もあるので最低の部屋だったという訳ではありません。古いけれど掃除はきちんとされ、フロントの人はフレンドリーでした。ビーチタオルの貸し出しも無料でした。

・帰りの空港までの送迎はついていないので、別途手配します。HISに申し込むとホテルまで迎えに来てくれますが、混載車で一人5000円の追加料金となっています。しかし、ケアンズはタクシー料金が安いので自分で手配した方が安いです。今回は空港まで20.5ドルでした。ハワイのようにチップは要らないので、メーター通りの支払いです。

ケアンズ、グレートバリアリーフ、青い海・・・イメージだけで旅先を決めてしまうのではなく、下調べが大事です。ケアンズの海が有明海のような泥海って知ってました?その上、シークロコダイルというワニがいて、海で泳げないって・・・ちょっとショックでした。

 

・海を楽しみたいならオプショナルツアーで行くしかありません。内容もいろいろあるので、事前予約がお勧めです。

ケアンズ グレートバリアリーフを満喫 ミコマス・ケイ

小金虫
激安ツアーには、それなりの理由がある、当たり前です。HISだって慈善事業じゃないんですから。小金虫は大満足な旅でした。

 - 海外旅行