新型567の影響で県を跨いでの移動自粛が6月19日から解除される見込みです。今年の春休み、GWの旅行をキャンセルした方も多かったのではないでしょうか。小金虫も5月のハワイを泣く泣くキャンセルしました。
旅行を楽しみにしていた人はがっかりしたでしょうが、観光地は、外国人観光客の受け入れ中止、県を跨いでの移動自粛、お店の営業自粛など大きなダメージを受けました。観光って、交通、飲食、宿泊、施設の利用、そしてそこにいろいろな資材をの納入する業者さんが関係する大きな市場なんですよね。勿論観光だけでなく、国全体の経済活動が止まってしまったのですから、国内経済の立て直しに国は4つの「Go To キャンペーン」を計画しています。その中の一つ「Go To Travel キャンペーン」について紹介します。
仕組みはこんな感じ、というのがビックホリデーのサイトにのっていました。
①観光キャンペーン(Go To Travel キャンペーン(仮称))
• 旅⾏業者等経由で、期間中の旅⾏商品を購⼊した消費者に対し、代⾦の
1/2相当分のクーポン等を付与(最⼤⼀⼈あたり2万円分/泊)。
経産省の発表には上記のように書かれています。
1泊につき最大20,000円の補助になり、20,000円の内7割は旅行代金から差し引かれ、3割分のクーポンがつきます。
ビックホリデーの例を見ると、同じ旅行代金でも2泊の方が補助額が大きくなり、支払う金額が少なくなります。
新聞記事を読むと日帰り旅行も対象となり、上限が10,000円ということです。
①利用できる人
旅行会社や宿泊施設の予約システムから旅行や宿泊の予約をした人となっています。
②利用期間
当初7月実施を目指していましたが、国会で委託費の問題が指摘され、現在は未定の状態です。できるだけ早く実施したいとの意向があるようです。利用者も夏休みの期間中に利用したい人が多いと思います。
終了は予算が使い終わった時ということでしょう。当初の予定では2021年3月を見込んでいるそうですが、利用者が多ければ早期に終了も考えられます。
③対象旅行
日帰り、宿泊のみ、宿泊と交通、観光をセットしたパック旅行など。まだ対象旅行商品は発表されていませんが、今後実施時期が決まると旅行会社から対象商品の発表があると思います。
④利用回数は
現在のところ、制限は設けられていません。
・8000円の日帰りバス旅行(4,000円分お得)
半額の4,000円の7割 2,800円が値引き
支払額5,200円+1,200円分のクーポン
・1泊15,000円のホテルに宿泊(7,500円分お得)
半額の7,500円の7割 5250円が割引き
支払い額 9750円+2,250円分のクーポン
・1泊50,000円のホテルに宿泊(20,000円分お得)
半額25,000円なので上限の20,000円が補助対象
上限の20,000円の7割 14,000円が割引き
支払い額 36,000円+6,000円分のクーポン
・1泊2日36,000円の大阪旅行(18,000円分お得)
半額18,000円の7割 12,600円が割引き
支払い額 36,000円+5,400円分のクーポン
・2泊3日72,000円の沖縄旅行(36,000円分お得)
半額36,000円の7割 25,200円が割引き
支払い額 46,800円+10,800円分のクーポン
・2泊3日80,000円の北海道旅行(40,000円分お得)
半額40,000円の7割 28,000円が値引き
支払い額 52,000円+12,000円分のクーポン
・Go To Travel キャンペーンは、かなり大きな予算を組んでいて、来年の3月まで予定されているキャンペーンです。夏休みだけでなく、冬休みの旅行やお正月の帰省にも利用できそうです。
・モデルケースを見ると、ほぼ半額で旅行が楽しめるキャンペーンです。また、宿泊だけでもOKなので、時間がなくて旅行に行けなくても、土日に近くのホテルに宿泊しても補助対象となります。当然、平日の宿泊もOKです。(残業のために利用では、ちょっと悲しいかも)
・ほぼ半額の旅行代金なら、普段利用しないランクの上のホテルに泊まるとか、クーポン利用で高いお料理を頼むとか、ちょっと贅沢なの旅行が楽しめそうです。勿論、贅沢しないで、1回のところ2回旅行するのもいいですね。