ANA特典航空券 同じマイル数で2か国に滞在できるストップオーバーの取り方
2019/07/11
先日、行きが成田ー福岡ーグアム、グアムー成田で特典航空券を取りました。なんで福岡?というオットの疑問の声。ストップオーバーを使った特典航空券が取りたかったからです。
ストップオーバーを使った特典航空券の検索の仕方を紹介します。
1.「ストップオーバー」(途中降機)の考え方
目的地に行く途中の乗り継ぎ地点で24時間以上の滞在をすることです。ANA特典航空券の利用条件は以下のようになっています。
往路か復路で1回可能なので、東京を出発して、バンコクで入国、数日滞在・観光して、シンガポールへ移動、観光して帰国するというものです。この場合、東京ーシンガポールの特典航空券のマイル数で発券できます。
目的地までの必要マイル数で、周遊旅行が楽しめるわけです。
2.ストップオーバーを含む特典航空券の検索の仕方
①ANAマイレージクラブにログインし、特典航空券の予約ページを出します。
提携航空会社→特典航空券予約をクリックします。ここは、必ず提携航空会社を選択します。そうすれば、スターアライアンスの航空会社が選択肢に入るので取りやすくなります。
②行きの旅程でストップオーバーする場合
行き 出発地→ストップオーバーのする都市→最終目的地
帰り 最終目的地→出発地
の順に日程を組み立てていきます。ストップオーバーを使った特典航空券には、いくつかのルールがあります。
私が始め考えたルートは成田→札幌(2泊)→成田→グアム(3泊)→成田でした。順にやっていきました。
③検索するとフライトの予定がでてきます。取れない日程でも、当日出発便がない場合以外は出てきますので、取れるの?とびっくりしますが。札幌行きは1便しか解放されていないようなので、空席ありをチェックして、次へをクリックします。
④札幌から成田に戻ります。3便ありますが、グアム行きの日程からは最初の便を選択します。次へをクリックします。
⑤成田からグアム行きに乗り継ぎます。以外と選択肢が多いし、ビジネスクラスも取れそうです。
⑥帰りの便を選択します。ここまでくると、何か安心しますよね。もう、90%位特典航空券が取れた気分です。
⑦最後の最後で「ご指定の旅程はご利用いただけません」という表示がでました。場合によっては、途中でこの画面が出てくることもあります。
成田→札幌(2泊)→成田→グアム(3泊)→成田の日程の場合は、出発地に戻ってから目的地に行くのでNGでした。この他に出発地点から遠い所を経由しての特典航空券は発券できません。
⑧再検索をクリックし、旅程を組み直します。成田ー福岡(2泊)-グアム(3泊)-成田の日程に入れなおします。
⑨乗りたいフライトを③からの手順と同じようにチェックを入れていきます。
⑩全部のフライトが取れるとこのような確認画面がでます。確認をクリックします。引き続き、発券手続きを行います。
ストップオーバーについては、こちらで紹介しています。
3.ストップオーバーするメリット
・特典航空券発券に必要なマイル数が、1回分で済みます。今回は、福岡往復分のマイルが節約できました。
・1回の旅行で2か所の観光ができます。
・ストップオーバーした都市から目的地までの直行便がある場合、成田、羽田の枠がいっぱいでも特典航空券が取れることがあります。(乗り継ぎでも同じですが)
4.ストップオーバーするデメリット
・利用する空港が3か所になるので、空港使用料などの現金で支払う部分が増えます。
・最終目的地での時間を長くとりたい場合は、意味がありません。
5.まとめ
・旅程が長くなりますが、時間がいっぱいあるシニアにはお得な制度だと思います。次回は、海外でストップオーバーを利用したいと思います。
・検索は、自分で何回かやれば、取れる旅程が分かってきます。ダメな旅程でも最後にならないとダメ出しが表示されないので、時間をかけてゆっくり検索してみてください。自分のオリジナルの旅行が作れます。
・必要マイル数が足りなくても検索できます。最後に「マイルが足りません」という表示がでますが。マイルが貯まる前から検索しておくと、マイルを貯めるモチベーションがあがります。