ANA国内線 パーソナルモニター付きシート導入 2019秋~
国際線のシートでは、エコノミーでもパーソナルモニターは当たり前についていますが、国内線ではモニターなしです。羽田ー大阪は1時間10分なので、なんとか時間がつぶせますが、羽田ー那覇の2時間40分になるとちょっと退屈しますね。最近は、Wi-Fiサービスが無料で利用できるようになり、スマホやタブレットがあれば、コンテンツが楽しめるようになりました。
そして、今回の発表では、国内線シートにもパーソナルモニターがつくそうです。(ヤッター!)
いくらWi-Fiサービスでコンテンツが楽しめるといっても、スマホとモニターでは大きな差がありますからね。
ANAからの発表をまとめました。
1.プレミアムクラスのパーソナルモニター付きシートーさらに座り心地UP
ANA HPより
・導入時期 2019年秋~2022年
・導入機材 国内線ボーイング777-200型機 8機、ボーイング787-8型機 11機
・15インチタッチパネル式パーソナルモニターの装着 ビデオ番組やオーディオ番組、電子書籍など約190コンテンツ
・タッチパネル式シートコントロールを採用した電動リクライニングシート
・90度に回転する大型のテーブルや収納式のサイドテーブルを装備
・座席間には大型ディバイダーを設置
・PC電源・USBポートも設置
プレミアム席といえば、国際線でいうビジネスクラスですから、シートが大きく、ゆったりと過ごせるよう、隣の人の顔は見えないようになっていたり、食事の提供のため、大きなテーブルがでるようになっていました。それが、さらに改良され、さらに居住性がよくなりました。
プレミアムクラスは、航空券は高いですが人気があり満席のことも多いです。そのため、今回、座席数が28席に増席されます。特に、国内線ボーイング787-8型機は、プレミアム席が12席から28席と大幅な増加になっています。それに伴って普通席は40席減ります。普通席の予約が取りにくくなるということはないのでしょうか、ちょっと気になります。
対象機材(19機) | 現行の座席数 | 新仕様の座席数 |
国内線ボーイング777-200型機 8機 | プレミアム席 21席
普通席 384席 |
プレミアム席 28席
普通席 364席 |
国内線ボーイング787-8型機 11機 | プレミアム席 12席
普通席 323席 |
プレミアム席 28席
普通席 284席 |
2.普通席も新シートーモニター付きがうれしい
ANA HPより
・導入時期 2019年秋~2022年
・導入機材 国内線ボーイング777-200型機 8機、ボーイング787-8型機 11機
・11.6インチタッチパネル式パーソナルモニターの装着 ビデオ番組やオーディオ番組、電子書籍など約190コンテンツ
・背もたれのフレーム形状を最適化し、より広い体格差を吸収する工夫を追加。
・カップホルダーをクローバー型に変更し、紙コップが取り出しやすいように改善。
・シート前ポケットにはペットボトルなどを収納できうる小物入れを設置。
ANA HPより
普通席の方も、さらに座り心地をよくしたり、使い勝手をよくしたり、改良されています。特に、小物入れがネット状になって中身がみえるようになっているのがうれしいです。ちょっと入れるつもりがすっかり忘れてという、シニアにありがちなミスも防げます。
3.プレミアムクラスの食事ー有名料理店とのコラボ
プレミアム席の場合、時間帯に応じて、食事が提供されます。
ANA HPより
始発~10:29までの出発便 朝食
10:30~13:29までの出発便 昼食
13:30~16:59までの出発便 軽食
16:30~最終の出発便 夕食
小金虫がSFC修行で乗った時は、内容は、朝食、昼食、軽食、夕食になっていますが、容器は、紙のお弁当箱でした。現在は、軽食を除けば食器も使用されていて、お料理もグレードアップされていますね。
提供される機内食は、ANAのHPから検索できます。ANA国内線機内食
〇2016年頃のプレミアムクラスの機内食
すごく美味しくかったです。でも、倍の量を出して欲しいと思ったくらい少な目でした。男の方なら物足りなかったと思います。今はどうなんでしょうか。
4.まとめ
・国内線の機材グ777-200型機 20機中8機、ボーイング787-8型機 36機中11機と、1/3の機材が新しくなります。当面は、新しくなった機材になればラッキーということでしょうか。早く、全機がモニター付きになってほしいです。
・プレミアムクラスの席が増えるので、予約が取りやすくなります。ボーイング787-8型機の場合、12席から28席と2倍以上の席数になりますので、アップグレードのチャンスも増えます。
・国内線特典航空券の予約では、プレミアム席の予約は取れません。ANAマイレージ会員は、搭乗日2日前 0:00~出発時刻20分前までに、予約を確認のうえ、[アップグレード手続き]より手続きできます。特典航空券であっても、アップグレードは有料です。行先に応じて5,000円~14,000円(当日は5,000円~15,000円)の料金がかかります。