ANA国内線 モニター付き機種運行開始ー国内線でも映画が楽しめる
ANAが5月29日に発表した国内線でモニター付き新シートを導入した機種の運行を11月16日に開始しました。国内線は今までモニターなしが普通でしたが、これからは国内線でも映画などを楽しむことができるようになります。
1.対象機材
対象機材は、ボーイング777-200型機 8機、ボーイング787-8型機 11機となっています。
ANA HPより
・プレミアムクラス
ボーイング777-200型機 21席から28席にに増席
ボーイング787-8型機 12席から28席にに増席
ANAの国内線中・大型機としては最大となる15.6インチのタッチパネル式パーソナルモニターを装着。国内線機内Wi-Fi エンターテイメントとしてビデオ番組やオーディオ番組、電子書籍など約190コンテンツを高画質で楽しめます。
今まで手動だったシートがタッチパネル式シートコントロールを採用した電動リクライニングシートになり、使い勝手が向上しました。
90度に回転する大型のテーブルや収納式のサイドテーブルを装備しています。また、隣の席とは、大型ディバイダーで仕切れるようになっています。
・普通席
ボーイング777-200型機 364席
ボーイング787-8型機 284席
国内線普通席としては最大となる11.6インチのタッチパネル式パーソナルモニターを装着。国内線機内Wi-Fi エンターテイメントとしてビデオ番組やオーディオ番組、電子書籍など約190コンテンツを高画質で楽しめます。
普通席のシートは、小柄な人も大柄な人も座り心地がよいように、テーブルやアームレストの高さや角度、形状などが工夫されています。
カップホルダーをクローバー型に変更し、紙コップが取り出しやすいように改善されました。シート前ポケットにはペットボトルなどを収納できる小物入れが設置されています。
国内線のパーソナルモニター付き機材は2022年度上期までに計41機となる予定です。
2.新機材運行計画
ボーイング777-200型機国内線新仕様機の19年運航スケジュール
・11月16日から30日まで、12月27日から31日まで
NH243 羽田(08:20)→福岡(10:15)
NH250 福岡(11:20)→羽田(13:00)
NH27 羽田(14:00)→伊丹(15:05)
NH32 伊丹(16:00)→羽田(17:10)
NH75 羽田(18:00)→札幌(19:35)
NH82 札幌(20:30)→羽田(22:10)
・12月1日から26日まで
NH241 羽田(07:25)→福岡(09:30)
NH248 福岡(10:20)→羽田(11:55)
NH65 羽田(13:00)→札幌(14:35)
NH68 札幌(15:30)→羽田(17:10)
NH75 羽田(18:00)→札幌(19:35)
NH82 札幌(20:30)→羽田(22:10)
3.JALのモニター付き機材
エアバス350とボーイング787
エアバス350は、9月から羽田-福岡線に就航しており、羽田-那覇線には2020年2月から運行を予定しています。
・普通席
・クラスJ
・ファーストクラス
4.まとめ
・ANAのプレミアム席は人気でなかなか予約がとれませんでした。今回導入の機種は、プレミアム席が28席に増席されました。予約が取りやすくなればいいのですが、座席や機内食などのサービスが改善され、人気がさらに上がるように思います。
・以前ユナイテッド航空のグアム便に乗った時にモニターがありませんでした。3時間ちょっとの飛行時間なのでそれほど退屈はしませんでしたが、やはり物足りなさを感じました。国内線、特に羽田ー那覇の場合はモニター付きだと小さいお子さん連れの家族でもゆっくり過ごすことができると思います。
・新シートは、モニター付きということだけでなく、座り心地やPC電源・USBポートの設置など改良されています。