ANA国内特典航空券 空港使用料徴収開始 2021年10月31日搭乗分から
こんにちは、小金虫です。
現在ANAのマイルを45万マイル保持しています。日々の生活費をANAカードで支払い、以前貯めたポイントをANAマイルに交換して貯めたものです。目標は世界一周特典航空券ファーストクラス。これを取るため、コツコツ貯めてきました。しかし現在は海外旅行ができない状況なので、国内線の特典航空券を取って沖縄旅行などを楽しんでいます。
2021年1月8日にANAから空港使用料(空港税)の徴収についてのお知らせがありましたので紹介します。
1.対象航空券
・国内線特典航空券
・国際線特典航空券に含まれる日本国内区間
今までは国内線特典航空券を取ると、マイルが引かれるだけでそれ以外の支払いはありませんでした。通常の国内線航空券の料金には空港税として含まれています。
2.適用開始日
2021年8月29日以降に発券された2021年10月31日以降搭乗分航空券から。
・8月28日までに予約した11月1日以降に搭乗予定の特典航空券はマイルのみで空港使用料は発生しません。また、10月31日以前に予約(発券)し、旅行日を11月1日以降に変更しても支払いは発生しません。
・国際線特典航空券に含まれる日本国内区間の場合、発券後に、8月29日以降に予約を変更した場合、空港使用料が追徴されます。
3.支払い方法
特典航空券の旅程に必要マイル数の減算の際に、クレジットカードで支払います。
4.国内線旅客施設使用料とは
国内線旅客ターミナルビルは、「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」を設定しています。この料金は、利用者が対象空港発着便の航空券を購入の際、航空運賃とともに支払い、航空会社が空港管理会社へ納入しています。各空港の管理会社は、当該料金を出発・到着ロビー等さまざまな施設を整備するための費用等に充当しています。
日本全国には上記の表に記載されている空港以外にも地方空港が多数あります。記載のない空港については使用料の徴収はありません。ターミナルビルの運用費用なので、今後記載のない空港でもターミナルビルが建設されれば空港税が徴収されるようになるかもしれません。
国内線の場合は、出発と到着両方の空港で徴収されますが、航空券の購入では空港税込みの料金となっていますので、どこでどれだけ徴収されているのかあまり意識していないのではないでしょうか。それに金額も羽田ー那覇で410円、往復でも820円ですから航空券にプラス1000円感じですよね。
国際線の場合は出国時のみで帰国の際は徴収されません。国際線の航空券を購入する際には別途燃油サーチャージと空港税が別に表示されるので空港税の使用料についても意識しますね。国内線に比べて使用料も格段に高いです。成田空港では2,660円、家族4人ならそれだけで1万円以上かかっています。
今回の変更は、現状の経営改善のためなのか、法律の改正などがあったのか背景については特に説明はありませんでした。ともかく国内でも国外でも自由に飛行機に乗れる日が来ないことには、会社の存続にも関わってきますよね。早く新型コロナがおさまってほしいです。