2020 大人の休日俱楽部パス 販売決定 1日分の交通費で4日楽しめるお得パス
昨年小金虫夫婦は、JR東日本の大人の休日俱楽部に入会しました。年3回販売される大人の休日俱楽部パスを手に入れるためです。このパス、めちゃくちゃお得にJR東日本とJR北海道の新幹線と在来線に乗れるんです。
リタイヤしたシニア夫婦には、時間はたっぷりあるから旅行を楽しみたい、しかし限られた収入でやり繰りするのでできるだけお得に旅したいという願いを叶えてくれるお得なサービスなんです。
１．大人の休日俱楽部とは
大人の休日俱楽部は、「50才からの旅と暮らしを応援します」というコンセプトでJR東日本が提供しているサービスです。
50才から入会できる「大人の休日俱楽部ミドル」と女性60才、男性65才から入会できる「大人の休日俱楽部ジパング」があります。
会員割引切符や会員限定切符、国内旅行商品割引きなど、JR東日本エリアの鉄道旅行がお得にできます。
JR東日本エリアの鉄道なので、東海道新幹線や九州新幹線などは利用できません（ジパング割引は別途設定有）。しかし、年3回販売される「大人の休日俱楽部パス」を1回利用するだけで、年会費は当然、4日間の内3日分はタダになるお得な会員制度です。（旅行プランによります）
２．大人の休日俱楽部パス
2020年の販売が発表されました。
・利用期間
[第1回]2020年6月25日（木）～ 7月7日（火）
[第2回]2020年11月26日（木）～ 12月8日（火）
[第3回]2021年1月14日（木）～ 1月26日（火）
・販売期間
[第1回]2020年5月25日（月）～7月3日（金）
[第2回]2020年10月26日（月）～12月4日（金）
[第3回]2020年12月14日（月）～2021年1月22日（金）
・諸注意
利用日当日の購入はできず、利用開始日の1ヵ月前から前日までに購入しなくてはりません。「大人の休日倶楽部カード」（クレジットカード）で決済する場合に限り発売されます。
３．どれくらいお得か
昨年、1日目は長野善光寺に行ってきました。
行き 最寄り駅ー上野ー（かがやき）－長野ー（徒歩）－善光寺 8,420円
帰り 長野ー（あさま）－軽井沢－（あさま）－上野ー最寄り駅 8,770円
通常、新幹線利用、座席指定で切符を購入すると、17,190円です。昨年はのJR東日本全線4日間の切符は15,000円で6枚の座席指定券がつきました。1日長野に行っただけで、切符の元が取れています。
2日目岩手、3日目山梨、4日目新潟と日帰り旅行を楽しんできました。4日間同じ旅程を通常切符で購入すると約70,000円でしたから、かなりお得に旅行ができたことになります。もちろん日帰りでなく、周遊型の旅行もできます。
大人の休日俱楽部では、大人の休日俱楽部パスを使った旅行もモデルケースも紹介しています。
こちらは昨年の小金虫の4日間の旅行をまとめたものです。
大人の休日俱楽部パス 4日間乗り倒し旅 実行編① 長野 善光寺
大人の休日俱楽部パス 4日間乗り倒し旅 実行編②岩手 平泉 中尊寺
大人の休日俱楽部パス 4日間乗り倒し旅 実行編③ 山梨 勝沼ぶどう郷
大人の休日俱楽部パス 4日間乗り倒し旅 実行編④ 新潟 越乃Shu ＊Kura
４．お得な旅行パターン
・日帰り4日間
お得度は1番です。しかし、観光したいので片道2時間程度の場所に限られます。また、4日間朝早くに家を出て、日中歩き回り、夜戻ってくるのは結構体力もいるし、疲れます。欲張らず、疲れたら早目に帰るなど、臨機応変に対応するといいと思います。実際小金虫も2日目は、新幹線を座席指定していましたが、それより1時間前の自由席で帰ってきました。
・1泊2日と日帰り2日間または1泊2日を2回
東京から八戸までは、新幹線で約3時間かかります。日帰りだと滞在時間がかなり短くなってしまうので、ここは1泊して縄文遺跡などを観光します。そして残り2日は、伊豆や軽井沢など近場を日帰り観光します。もちろん東北で1泊、伊豆で1泊の温泉巡りもよさそうです。
・3泊4日の周遊型
時間をかけて東北一周旅ができます。鉄道が好きな人は、リゾート列車との組み合わせも楽しいです。昨年利用した「越乃Shu＊Kura」には、乗車券と指定席券でご乗車できる車両（3号車）と、びゅう旅行商品専用の車両（1号車）があります。この3号車に乗る場合、「大人の休日俱楽部パス」で利用できます。ただし、観光列車は人気があり、すぐ売り切れてしまうので早目の購入がポイントです。また、お食事つきの1号車は、乗車券、座席指定券、お食事がセットになっている料金なので、大人の休日俱楽部パスがあるからといって安くなるということはありません。
新幹線も在来線も乗り放題なので、自分のテーマに合わせた旅程作りも楽しいです。
５．まとめ
・大人の休日俱楽部パスは期間限定です。当然、旅行客が少ない時期の3回となっています。昨年の利用は、第1回だったので梅雨の時期でした。どんより曇っていましたが、大雨になることもなく、晴れ間もありました。プランをガチガチに決めないで、ゆっくりのんびりとした計画で利用するのがいいと思います。
・今まで鉄道での国内旅行は、交通費がかかり過ぎるので敬遠していましたが、大人の休日俱楽部パスなら15,270円でJR東日本エリアが4日間楽しめます。シニア夫婦には長距離のドライブ旅行より楽しめると思います。駅の売店でお弁当や飲み物を買うと割引きがあるのもうれしいポイントです。
・鉄道の移動には、事前に時刻表を調べておくことをお勧めします。地方の在来線だと1時間に1本なんていうのもザラにあり、待ち時間で時間をロスすることがあります。
・大人の休日俱楽部パスは券売機でも購入できますが、初めて買う時は旅程プランを書いてみどりの窓口で購入すると、相談にのってくれてアドバイスもしてくれます。昨年利用した「越乃Shu＊Kura」1号車はびゅう旅行商品なので、びゅうプラザで購入しました。その時に一緒に大人の休日俱楽部パスも座席指定券も購入できました。