1回しか海外旅行をしなくてもマイレージクラブに入会しないと損！
2019/07/14
皆さんはマイレージクラブって、いっぱい飛行機に乗る人は入会するものだと思っていませんか。特典航空券を取れるほどマイルなんて貯まらないし、ポイントサイトで貯めるなんて、なんだか面倒・・・だからマイレージクラブに入りませんというのは、とてももったいないです。
飛行機に乗れば、必ずマイルが付きます。年1回でも飛行機に乗れば、距離にもよりますが3,000円分くらいのマイルがもらえます。しかし、マイレージクラブに入っていないと、貯めることも、キープすることも、使いこともできません。飛行機から降りたら０になってしまいます。
１．初めてのマイレージクラブ入会ー1回の旅行で貯めたマイルの使い道
小金虫が初めてマイレージクラブに入会したのは、ルフトハンザ航空でした。JTBのパック旅行でスペインに行くのに、成田空港で搭乗を待っていた時でした。
「マイレージクラブにはいりませんか。」
「私はあまり海外旅行をしないので、入ってもマイルを貯められないと思うので結構です。」
「いや、今から旅行に行くんですよね？これだけでも大体5,000円分の品物と交換できるくらいのマイルになりますよ。」
こういう会話をして、その場で申し込み、紙のマイレージカードを渡されました。すでに成田でのチェックインは終わっているので、帰りの飛行機に乗るときに提示するよう言われました。
帰国後、ルフトハンザのマイレージカード「マイルズ＆モア」のプラスチックカードが送られてきました。その後ルフトハンザ航空に乗る予定もなかったので（その頃、年間ANAマイルを20万マイル貯めたり、マイルの記事を書くようになるとは夢にも思っていませんでした）速攻ワイン2本と交換しました。
5,000円と言えば、結構大きな金額です。これがマイレージクラブに入るだけで貰えるなんて、と思いました。そして、声を掛けられても入会しなかったら5,000円を無駄のにしたと思うと、入ってよかったと思いました。費用0円で、入会の手続きをするだけですから。
だから、1回しか乗らないからマイレージクラブには入会しないというのはもったいないです。マイルは有効期限が3年と決まっているので、次いつ飛行機に乗るか分からないなら、貰ったマイルをすぐ使ってしまうのがいいと思います。そのうち乗るかもと思っているうちに忘れてしまうからです。
２．マイレージクラブは年会費無料
マイレージクラブに入会するのは簡単です。小金虫は最初、空港で紙の申し込み用紙に記入して入会しましたが、普通は自分でネットで手続きをします。必要事項を記入すれば、マイレージカード（クレジットカードではありません。会員証です。）が送られてきます。費用はかかりません。年会費もありません。
各航空会社は、それぞれにマイレージクラブを持っています。そして、マイルを貯めるだけでなく、いろいろなサービスを提供しています。
小金虫は、イベリア、ブリテッシュ、ANA、JAL、ルフトハンザのマイレージクラブに入っています。しかし、こんなにいっぱい入る必要はありません。諸事情により増えしまっただけです。年会費がかからないのでやめないでいます。
３．どこの航空会社のマイレージクラブに入会すればいいのか
・人生最後の飛行機という人または1回ごとにマイルを交換したい人
これから乗る飛行機のマイレージクラブに入会するだけです。そして、1回乗ったら貯まったマイルで品物と交換すればいいだけです。ルフトハンザは交換アイテムが多く、クッキーやワインなど3,000マイルくらいからいろいろ交換できましたが、エアフランスのフライングブルーは、食料品が少なく、10,000マイル持っていても交換するものがなくてちょっと困りました。
・国内線に乗る予定がある、毎年1回くらいは国際線の飛行機に乗る人
これから乗る国際線のアライアンスをしらべ、ANAかJALのマイレージクラブに入会します。
ANAのマイレージクラブに入会すると、会員番号が割り振られます。この番号があれば、アシアナでも、ルフトハンザでも飛行機に乗った時にマイルが貰えます。アシアナやルフトハンザは、スターアライアンスという同じグループに属しているからです。貰えるマイルは、同じ距離でもANAより少なくなりますが、ANAのマイルが貰えます。
同じようにJALのマイレージクラブに入会すると、JALに乗った時だけでなくワンワールドに加入しているブリテッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック、カンタスなどの飛行機に乗れば、JALのマイルが貰えます。
自分が利用する機会の多いほうを選べばいいと思います。
４．マイルの使い道（ANAの場合）
・特典航空券の発券
マイルを貯めている人の多くは、この特典航空券の発券を目指しています。特にビジネスクラスは購入すると値段が高いですが、マイルで発券すると、イタリア往復95,000マイル、ハワイ65,000マイルで済みます。通常1マイル1円ですが、航空券にすると1マイル２～４円の価値と言われています。
しかし、これぐらいマイルを貯めるには、大技、小技が必要です。
国内線のロウシーズンだと、東京ー大阪片道5,000マイルで、東京ー沖縄片道7,000マイルで特典航空券と交換できます。5,000マイルぐらいは格安航空券のハワイ往復でもらえてしまいます。
・買い物をする
ANAショッピング A-styleでは、マイルを使って好きな商品の買い物ができます。1マイル1円で支払うことができるので、端数まで無駄なく使うことができます。ほしい商品からマイル数分を引いて、残金がクレジットカード払いになります。
・スカイコインに交換して、航空券の支払いの足しにする
スカイコインは、1スカイコインは1円になります。10,000マイル以上の交換だと、ステータスやクレジットカードの種類によって1.2～1.7倍になりますが、1回の海外旅行だと10,000マイルは貯まらないので、1マイル1円と考えた方がいいでしょう。ここも、航空券の値段からマイル数分値引き購入です。スカイコインに交換した場合、有効期限が1年なので、航空券の購入予定がないのにとりあえず交換しておくというのはお勧めしません。
・楽天ポイントやnanakoポイントに交換する
交換単位が10,000マイルなので、自分の保有マイルと相談ですね。10,000ちょっとあるなら、10,000マイルを自分の使いやすいポイントと交換して、端数を買い物に使うのがいいと思います。
５．もう少し貯めたいならクレジットカードの発行
いくら飛行機に乗らないからといって、3,000マイルや5,000マイルじゃ使い道がなさすぎるとい思う人は、マイレージクラブに入る航空会社のクレジットカードを持つことをお勧めします。
クレジットカードの利用金額に合わせて、マイルが貰えるからです。年間100万円の利用で、10,000マイル貰えます。入会キャンペーンや継続ボーナスでもマイルが貰えます。また、クレジットカードの種類によって、飛行機に乗った時も、通常より多くのマイルが貰えます。
現在ANAゴールドカードに入会すると20,000マイル貰えるキャンペーンもやっています。20,000マイルあれば、グアムエコノミー往復1人分の特典航空券と交換できます。
６．まとめ
・飛行機に乗るなら、マイレージクラブに入ってマイルをもらい、数千円分でも商品に交換したり、ポイントに交換したりして支払った航空券の分を少しでも回収しましょう。
・マイルもお金と同じ価値があります。しかし、3年という有効期限がすぎれば消えてしまいます。
・マイルを貯めて特典航空券に替えるほどの興味がないなら、マイルをもらったらすぐ使ってしまいましょう。後でと思っているうちに忘れたり、3年過ぎて失効してしまったりしては、マイレージクラブ入会の意味がありません。
・飛行機に乗る以外にもマイルを貯める方法はたくさんあります。1番簡単なのがクレジットカードの利用ポイントをマイルに交換することです。ANAカード、JALカードは、それぞれに特典があり、マイルが貯めやすくなっています。その他にアメリカンエキスプレスのポイントは、いろいろな航空会社のマイルに交換できます。