小金虫の暮らしとお金

ポイントやマイルを貯めて現金を使わず楽しく暮らすブログです。

*

退職後の夢は世界一周の旅 最初に決めるべきこと

      2020/02/18

小金虫
こんにちは。小金虫の退職祝いの旅行は、特典航空券を使ってハワイに行ってきました。そして、ゆっくり過ごしてきました。

40年近く働いてめでたくリタイヤ。自分へのご褒美、または奥さんや旦那さんに感謝に気持ちで退職祝いの旅行をされる方も多いのではないでしょうか。お金に余裕があれば世界一周旅行もしてみたいですよね。

では、世界一周の旅行をするには、どうすればいいのでしょうか。いつもツアーや航空券を調べるのに使っているトラベルコでは、世界一周の項目がありませんでした。そこで、世界一周の旅行をするためにはどうすればいいのかまとめてみました。

1.世界一周旅行は飛行機?船?

「世界一周旅行」を飛行機でする場合には、3つの方法があります。

・旅行会社のツアー

旅行会社のツアーの場合、コースや乗る飛行機があらかじめセットされています。自分で手配するのは、自由行動日がある場合にその日の行動を決めるだけです。それも不安な方の為にオプショナルツアーが準備されていたり、旅行会社からレストランが予約できたりします。

・世界一周航空券

世界一周航空券は、各アライアンスで発売しています。そのため、各アライアンスが飛行機を飛ばしている都市をルールに沿ってコースを作る必要があります。コースができると、どこの都市で何日滞在するか決めます。ホテルやどこを観光するかも、すべて自分で決めます。世界一周航空券は、1年間の有効期間があるため、旅行を前半と後半に分けて使うこともできます。その場合は、旅行を中断した都市から日本に戻る費用、日本から再開する都市へ行く費用が別途かかります。

・個別に航空券の手配

個別の航空券の手配は、アライアンスの世界一周航空券では行きたい所が網羅できない、または、移動場所によってはLCCを利用したり、長距離はビジネスクラスを利用したいなど自分で旅行を組み立てたい方に向いていると思います。

「世界一周旅行」を船でする場合はクルーズに申し込みます。

世界一周航行をする船の会社に直接申し込むか、旅行会社を通して申し込みます。飛鳥Ⅱの場合は、日本郵船のHPから申し込むこともできますし、JTBなどの旅行会社から申し込むことができます。

海外発着のクルーズの場合は、JTBなど日本の旅行会社が取り扱っていないことがあります。「ベストワンクルーズ」のようにクルーズ専門の会社から申し込むことができます。

2.世界一周にかかる費用はどれくらい?

・世界一周ツアー

JTB 世界一周34日間 エコノミー 440万円 ビジネス490万円

HIS 世界一周の旅9日間 LCC利用 20万円~

宿泊代や観光の費用はツアー代金に含まれますが、ツアーによってはホテルと空港間の移動の費用は自己負担になっています。食事もつく場合とつかない場合があります。

HIS HPより

・世界一周航空券

エコノミー 約35万円~

ビジネス 約66万円~

ファースト 約96万円~

当然ここに税金、空港利用料、ホテル代、食事代、観光に必要な入場料や移動の交通費がかかります。しかし、それ以前に各アライアンスごとに利用のルールが違うので、それをまず理解して、コースを決めなければなりません。個人で難しい場合は、世界一周堂やHIS世界一周旅行デスクのように有料でプランを作ってくれたり、相談に乗ってくれるところがあります。

・世界一周クルーズ

飛鳥Ⅱ 5875,000円~

ピースボート 1290,000円~

サン・プリンセス 1255,000円~

MSCポエジア 1980,000円~

クルーズの場合は、宿泊代、食事代が込みの値段になっていますが、この代金に税金、船内チップ、寄港地での観光にかかる費用、アルコールなどの飲み物代などがかかります。

さすが飛鳥Ⅱ、1番安いお部屋でも一人600万円、夫婦なら1,200万円です。その他の費用も考えたら1,500万円くらい用意しないといけませんね。

クラブツーリズムHPより

3.世界一周に必要な日数は?

飛行機移動のHISのツアーは9日間で、調べた中では最短でした。

最長は、クルーズのMSCポエジアの118日間でした。

シニア旅行の場合は、体力的なことも考えると、飛行機の移動なら2~3週間は必要ではないでしょうか。クルーズは、期間も長いし、費用もかかりますが、食事や観光(場合によっては別途費用がかかる)がセットになっているし、日本発着なら言葉の心配も要らないので安心して参加できます。

4.世界一周に必要な語学力は?

添乗員付きのツアーの場合は、語学力は必要ありません。それ以外の場合でも、飛行機の中や空港では、簡単な会話(メニューを選ぶとか)だし、こちらが英語の理解力が低いと思えば、ゆっくり話してくれたり、写真を使って説明してくれたりするのでそれほど心配は要りません。

小金虫夫婦は、ほとんど英会話はできません。そのため事前に日本からネットでチケットの購入やレストランの予約などをすませて行きます。バウチャーを印刷してもっていけば観光地でもスムーズに行動できます。また、トラブルが起きた時のために、クレジット会社のコンシェルジュデスクや保険の問い合わせ番号をパスポートと一緒に持っていっています。

また、最近はスマホの翻訳アプリやポケトークのような翻訳機もあるので、心配な場合は準備するのもいいと思います。ただし、ポケトークは、WI-FIを使うので飛行機や船の中では使うことができません。

5.まとめ

・一口に世界一周と言っても、9日間から118日間、20万円から600万円(飛鳥Ⅱの1番安い部屋です)と選択の幅が大きいことが分かりました。夫婦で旅行するなら倍の費用がかかります。クルーズの場合は早期割引きもあります。

・JALが加盟しているワンワールド世界一周航空券は、3大陸~6大陸で値段を決めています。地球をぐるり一周するのも世界一周だし、大陸をぐるり巡るのも世界一周です。旅行できる日数や予算の応じて自分の考える世界一周の旅をすればいいと思います。

・ツアーは、自分で調べたり、手配したりすることが苦手または時間がない人に向いています。また、海外旅行に慣れていない人には、旅行会社のサポートが受けられるツアーがいいと思います。

・英語圏の観光地はあまり困ることはないのですが、それ以外の言語圏に行く場合は翻訳機があれば便利だと思いました。ポケトークは、74言語に対応しています。

小金虫
飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ、憧れですが調べてみると自分とは違う世界の人がいく旅行だと実感しました。

 - 海外旅行