家族カードは何枚つくる? 50代でも遅すぎないSFC修行
2020/06/10
50代でも遅すぎないSFC修行第7弾です。
SFC修行を終え、プラチナ会員になったになったAさんとBさん。ANAワイドゴールドカードからSFCに切り替えました。実は二人ともANAワイドゴールドカードの時は家族カードを作っていなかったのです。
SFC家族カードは必要でしょうか。
1.SFC家族カードを申し込まなかったAさん
Aさんの奥さんは友達とシンガポールに出かけることになりました。ツアーで申し込んだので、飛行機はスクートでした。ホテルは変更できたので、ちょっと奮発してメトロの駅から徒歩圏内の新しいホテルにしました。送迎はなしでツアー代金は71,410円でした。
帰りの便は夜中の便なので、16時までホテルの部屋が使えるとなっていました。とは言っても短い日程なのでホテルでゆっくりするわけにもいきません。朝のうちにチェックアウトをして、荷物だけホテルに預けました。
夕方ホテルから荷物を受け取り、夜の移動になるので、安全のため早目に空港に向かいました。すると5時間も空港で待たなければなりませんでした。
時間潰しに広い空港をうろうろしていると、「航空会社ラウンジ」の表示が見えました。
旅行前、
「シンガポールにいくんだけど、航空会社のラウンジって私も使えるの?」
「いや、僕と一緒じゃないと入れない。それに、飛行機スクートだろ?SFCは、ANAとかシンガポール航空とかに乗らないと。」
「えっ、SFCって本人だけなの?ふ~ん。」
なんとなく納得できない奥さんでした。
Aさんは、心の中で「しまった!」と思っていました。
2.奥さんと大学生の息子さんの家族カードを作ったBさん
家族カードが届いたB家。
「せっかくSFC家族カードを作ったんだから、自分たちで旅行するときも、できるだけANAかスターアライアンスの飛行機に乗るようにして。ラウンジとか使えるから。いろいろな特典を家族みんなで利用すれば、修行したお金も一人当たりで考えたら安いもんだろ。」
とニコニコしながら渡したのでした。
Aさんの奥さんは友達とシンガポールに出かけることになりました。家族カードを作ったのでぜひ優先チェックインや優先保安検査、ラウンジを利用したいと思い、ツアーでなく航空券とホテルを個人手配しました。ANAの航空券だとツアーより高くなりますが、今回はちょっと奮発して航空券とホテルを手配しました。
帰ってきた奥さんは
「優先チェックインっていいわね。荷物も赤い札をつけてくれてすぐ流れてきたし。友達が1番喜んだのは、やっぱりラウンジだったわ。今まで使っていたゲート近くの椅子に比べると天国だったし、待ってる間にビールも飲んじゃった。今までで1番楽しかったわ。」
と嬉しそうに報告してくれました。
また、友達とロンドンに出かけた息子さんは、最初直行便のツアーを考えていました。しかし、アシアナの乗継便の航空券が意外に安く、アシアナならスターアライアンスの航空会社なのでANAのマイルも貯まるし、仁川乗継の際ラウンジも利用できるので乗継便で行くことにしました。それに直行便だと夜遅くヒースローに着くけど、乗継便なら早朝につくことで安心できると思いました。
帰ってきた息子さんからも、乗継時間が快適だったこと、優先チェックインや優先保安検査場が一緒に利用できることに友達から驚かれたことなど話してくれました。
3.その後のAさんとBさん
Aさんは、奥さんの旅行後に家族カードの申し込みをしました。夫婦で旅行と考えていたAさんは自分がSFCを持っていれば、奥さんも一緒に優先チェックインや優先保安検査場、ラウンジなどの利用ができるから安心していました。しかし、奥さんが友達と出かけることもあるので、やはり家族カードが必要だと考えたのでした。
Bさんは、出張の時IHGのホテルを使うことが多くなりました。宿泊費が10%OFFや朝食無料やウエルカムドリンクがつくサービスがあることが分かったからです。IHGのホテルなら予算に合わせて選べるし、お手頃価格のホテルもたくさんあり利用しやすいと感じています。
4.ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード家族カードの基本情報
家族会員年会費 8,100円(JCB・VISA・マスターカード)
入会時のボーナスマイル 対象外
継続時のボーナスマイル 対象外
積算率 40%
自動付帯保険最高補償額 本会員と同額
海外旅行傷害保険 5000万円
国内旅行傷害保険 5000万円
国内航空傷害保険 5000万円
5.家族カードのメリット・デメリット
〇修行しなくても、ほぼ本会員と同じサービスが受けられます。
〇小さいお子さんは2人いる場合、夫婦でカードを持つことで4人までラウンジなどの特典の利用ができます。(家族でなくても利用OK)
〇家族にも旅行傷害保険がつくので、保険料が節約できます。
・年会費が高いです。(本会員のカードによって年会費は変わります)
・入会時や継続時のボーナスマイルがつきません。
・SFCに切り替える時に家族カードも一緒に申し込めますが、後からの場合はスーパーフライヤーズデスク(0120-029-340 フリーダイヤル)に電話し、申込書を送ってもらい、必要事項を記入し郵送しなければなりません。
6.まとめ
・SFC家族カードは、ほぼ本会員と同じ特典があるので、夫婦でしか旅行しないという人以外は作って損のないカードです。
SFC家族カード 年1回海外旅行をするだけで年会費はpayできる
・SFCまたはSFC家族カードを持っていると、家族でなくても同行者1名も無料でラウンジに入れます。2~4人目の同行者がいる場合は、国内線は2000マイルか2アップグレードポイントで支払えばラウンジに入れます。国際線の場合は2~4人目の同行者は、有料ラウンジサービスを利用することになります。(事前予約」4000円、当日申し込み 6000円)
・SFC家族カードで支払った場合は、本会員の支払い分と合算されます。カード分のマイルは本会員に付与されます。しかし、SFC家族カードはそれぞれのマイレージクラブカードにもなっているので、飛行機に乗った分のマイルは各自に付与されます。貯まったマイルは家族で合算して使うこともできます。