大人の休日俱楽部パス 4日間乗り倒し旅 計画編
2019/11/18
大人の休日俱楽部ジパングを手にいれ、大人の休日俱楽部パスの販売を待っていました。待っている間に「切符の買い方」「使い方のルール」「お勧めの観光地」などを調べてみましたが、意外とブログなどで紹介している方が少ない印象でした。それは、大人の休日俱楽部の入会資格が50才以上という、世の中のブログを書いている年齢層より上の層だからかもしれません。
計画を立てるポイントをまとめました。旅行当日は計画通りいかないこともあると思いますが、実際にやってみてどうだったかはご報告したいと思います。
1.大人の休日俱楽部パス
JR東日本には、「大人の休日俱楽部ミドル」というクレジットカードがあります。これに申し込みできる人は、男性、女性50才以上です。
そして、男性65才、女性60才になると、さらにサービスが充実している「大人の休日俱楽部 ジパング」に申し込むことができます。
この「大人の休日俱楽部」会員向けに年3回、「大人の休日俱楽部パス」が販売されます。利用できるエリアごとに、日数と料金が決まっています。
第1回目
発売期間 | 2019年5月20日(月)~6月28日(金) |
利用期間 | 2019年6月20日(木)~7月2日(火) |
このパスは、「JR東日本全線4日間乗り放題」が15,000円で、6枚の指定券がついています。「JR北海道在来線全線5日間乗り放題」は北海道に行かないと買えないとか、切符の販売は利用日前日までとか細かい注意点がありますが、とてもお得な料金設定になっています。
2.計画の立て方
①連続4日間をどこでとるか
・平日のみ
仕事をしていないシニアには平日がお勧めです。観光地で時間を有効に過ごすことができます。しかし、出発時間が通勤・通学時間に重なるので電車の混むことがあります。
・平日と休日の組み合わせ
仕事を休んでいく場合は、どうしてもこの組み合わせになりますので、最終日は早目に帰るなど欲張らない計画がお勧めです。
②旅行スタイルを選ぶ
・日帰り旅行のみ
15,000円の切符の価値を最大限に活用するなら、4日間日帰りです。小金虫は、今回4日間日帰りにしました。ただし、日帰りだと観光地での滞在時間が限られますので、観光スポットを絞って計画しました。
・日帰りと宿泊の組み合わせ
毎日日帰りだと、あまり遠くには行けません。近場と遠い所との組み合わせならこのパターンがお勧めです。次回は、日帰り2日間と1泊2日を組み合わせようと思っています。
・3泊4日の周遊型
大人の休日俱楽部では、休日パスのお勧めコースをパンフレットで案内しています。
・その他
小金虫の場合、1日目の善光寺観光だけで、15,000円の元は取れてしまいます。4日間連続使用ですが、必ず4日間乗らなくてもいいので、遠くに用事ができた場合など、期間中であればこの切符で指定券も6枚まで無料なので、安く行くことができます。(JR東日本エリアのみ)
③観光地を決める
日帰りなので、自宅から目的の観光場所まで3時間、観光時間3~5時間と考えて場所を選定しました。元々、鉄道には詳しくないので、以前購入したスケジュール帳についていた、鉄道路線図を見ながら計画しました。また、乗り換え案内のジョルダンは、観光地を目的地に入れると、鉄道駅からの行き方も検索できるので便利でした。
④日程を決め、指定券をどこで取るか決める(6枚まで)
4日間乗り放題ですが、指定券は6枚までしかとれません。新幹線によっては全席指定のものもあるので(今回初めて知りました)どこでとるかが大事になります。長距離優先で決めていたのですが、ビュープラザの方が、「この電車は混むので、取っておいた方がいい」といくつかアドバイスしてくれたので、変更し決定しました。
⑤切符を買う
・切符のみ みどりの窓口 券売機
・切符と旅行商品(ホテル予約など) ビュープラザ
今回「越乃Shu*Kura」というリゾート列車に乗る目的があり、1号車はびゅう商品のためビュープラザに行きました。びゅう商品を購入する場合は、大人の休日俱楽部パスや指定券も一緒に買うことができます。
小金虫的には、ビュープラザの方が、椅子に座って相談にのってもらえて、とてもよかったです。
3.旅行1日目 善光寺参り
行き 最寄り駅ー上野ー(かがやき)-長野ー(バス別料金)-善光寺 8,420円
帰り 長野ー(あさま)-上野ー最寄り駅 8,420円
通常交通費 16,840円
観光ポイント
・善光寺
・善光寺門前町
・東山魁夷館
4.旅行2日目 歴史に触れる
行き 最寄り駅ー上野ー(はやぶさ)-一の関ー平泉 13,140円
帰り 平泉ー一関ー(やまびこ)ー仙台(はやぶさ)-上野-最寄り駅 13,140円
通常交通費 26,280円(累計43,120円)
観光ポイント
・毛越寺
・平泉文化遺産センター
・中尊寺
・高館義経堂(芭蕉句碑)
・平泉文化史館
5.旅行3日目 ワインを知る
行き 最寄り駅ー新宿ー(かいじ)ー塩山ー勝沼ぶどう郷 4,340円
帰り 勝沼ぶどう郷ー塩山ー(かいじ)-新宿ー最寄り駅 4,340円
通常交通費 8,680円(累計51,800円)
観光ポイント
・勝沼ぶどうの丘
・マンズワイン
・ハーブ庭園旅日記
・ぶどうの国文化館
・シャトーメルシャン
6.旅行4日目 日本酒を楽しむ
行き 最寄り駅ー上野ー(はくたか)―上越妙高ー(越乃Shu*Kura1号車ー 別料金)ー小千谷ー長岡ー(とき)越後湯沢 12,870円
帰り 越後湯沢ー(Max たにがわ)-上野ー最寄り駅 6,260円
通常交通費 19,130円(累計70,930円)
観光ポイント
・越乃Shu*Kura乗車
・錦鯉の里
・ぽんしゅ館
7.まとめ
・大人の休日俱楽部パスは、券売機でも買えるとなっていますが、初めての購入にはみどりの窓口かびゅうプラザが相談もできて安心です。6枚の指定券についても列車の状況を把握できていて、的確なアドバイスがもらえます。
・日帰り4日間の予定を立てるのに、時間がかかりました。行きたい観光地を入力して検索できる「乗り換え案内ジョルダン」は便利でした。しかし、自由席、指定席などの細かい料金がでてこないので、料金を詳しく調べるなら「NAVITIME」が便利でした。
・事前購入は、大人の休日俱楽部パス15,000円と越乃Shu*Kura1号車7,030円(大人の休日俱楽部割引5%)の22,030円です。通常の料金で同じ旅行をしようと思うと8万円近くかかります。それが、22,030円でできるのでとてもお得だと思います。