シンガポールーNY直行便 エコノミークラスなしのA350-900URL シンガポール航空
2019/07/10
今朝(10月13日)の新聞にシンガポール航空の新機材のニュースがのっていたので、いろいろ調べてみました。1番びっくりしたのはエコノミー席がないことです。こういう機材が日本とシンガポールを結ぶようになってくるかもしれません。
1.シンガポールーニューヨーク直行便 シンガポール航空 運航開始
・時間 19時間
・フライト距離 約9,000nm(1万6,700km) 世界最長
※この便は、2004年から2013年まで運行されていましたが、原油高などの理由で中止されていました。
・フライト開始 10月11日(木)
・利用空港 シンガポール チャンギ国際空港ーアメリカ ニューアーク・リバティー国際空港
2.A350-900URLはどんな機体?
追加タンクを使用せずに2万4000Lまで増加できるよう燃料システムで最大9700海里(約1万8000km)の飛行を可能になりました。
ビジネスクラス67席、プレミアムエコノミークラス94席で、エコノミー席はありません。
シンガポール航空HPより
※シンガポール航空は7機発注し、9月に1機受け取り、年内にすべての機体を受け取る予定になっています。
3.フライト予定
2018年10月11日~17日 | |||
便名 | 運航日 | 出発時刻 | 到着時刻 |
SQ22
チャンギー→ ニューアーク・リバティー |
月、木、土 | 23:35 | 06:00(翌日) |
SQ21
ニューアーク・リバティー→ チャンギ |
火、金、日 | 10:45 | 17:30(翌日) |
2018年10月18日~27日 | |||
SQ22
チャンギー→ ニューアーク・リバティー |
毎日 | 23:35 | 06:00(翌日) |
SQ21
ニューアーク・リバティー→ チャンギ |
毎日 | 10:45 | 17:30(翌日) |
2018年10月28日~2019年3月30日 | |||
SQ22
チャンギー→ ニューアーク・リバティー |
毎日 | 00:40 | 05:30(翌日) |
SQ21
ニューアーク・リバティー→ チャンギ |
毎日 | 09:45 | 17:15(翌日) |
4.ニューアーク・リバティー国際空港とは
・ニューアーク国際空港はハドソン川を挟んだ対岸のニュージャージー州にあり、ニューヨーク市街地中心部約25㎞と最も近い空港です。
・ユナイテッド航空のハブ空港です。ターミナルCがユナイテッド航空専用のターミナルですが、発着便が多く、ターミナルCだけでは足りずターミナルAも使われます。
・航空会社が支払う空港使用料が世界で2番目に高い空港です。
・ターミナルAは、入国審査施設が設置されていないので、海外からの便ではカナダからの到着便しか利用できません。出発の場合は使われることがあります。
・ターミナルB 出入国管理施設があり、国際線、外国籍航空会社に利用されています。シンガポール航空の飛行機は、このターミナル利用になります。
・市内アクセス
タクシー 約45分 52ドル+チップ+橋、トンネルの通行料
エアトレイン+地下鉄 約1時間 8.75ドル
シャトルバス 約1時間30分 19ドル~(3種類のバスがあります)
5.料金(11月26日ー12月1日の場合)
乗継便と比べ、プレミアムエコノミークラスは、かなり安くなっていますが、ビジネスクラスは、1.5倍の料金になっています。乗継便のエコノミークラスは、1943.1SGDですので、この便のプレエコがかなりお得なのが分かります。
6.まとめ
・シンガポールの富裕層向けの飛行機というだけあって、エコノミー席を設置しない分、全体にゆったり席を配置しています。
・内装や食事に力を入れています。ビジネスクラスでは、ダブルベットにすることができます。ビジネスクラスをカップルで利用する場合、このシートだと話がしやすい設計で、旅行も楽しくなると思います。
シンガポール航空HPより
・この便に乗るためには、シンガポールまで行く必要がありますが、1度はビジネスクラスに乗ってみたいです。シンガポール航空は、個室になるファーストクラスやこのダブルベットになるシートなど、他社とは違った高級路線で進んでいます。日本路線にも、いずれ就航されるといいなと思っています。