イタリア国内移動はアリタリア航空国内線が便利
ミラノからローマへの移動は、防犯対策を兼ねてアリタリア航空の国内線を利用しました。これがLCC並みの安さでした。でも、スーツケースが別料金なのは、事前の予約でははっきり分かりませんでした。
手配の仕方から空港での注意点などについてまとめました。
1.航空券の手配
私は、エクスペディアで検索・手配しました。
その他スカイスキャナーやトラベルコでも検索できます。エクスペディアだと、アリタリア航空しかでてきませんが、スカイスキャナーやトラベルコだとLCCも含めて検索できます。手配できるLCCも、スカイスキャナーとトラベルコでは違います。
また、手荷物の料金が含まれるかどうかで、最終的な値段が変わってくるので、表示された航空券の値段だけでなく、料金の詳細を比較してください。
2.トレニタリア(イタリア新幹線)との比較
11月16日(金)9:00出発で比較
アリタリア航空国内線 | トレニタリア(イタリア新幹線) | |
料金(大人2人分) | 12200円 | 12665円(2等スタンダード)
16631円(2等プレミアム) |
サービス | 飲み物 | なし(2等スタンダード)
飲み物とお菓子(2等プレミアム) |
追加料金 | スーツケース( 45ユーロ 約6000円) | なし |
時間 | 1時間10分 | 3時間 |
ヒルトンホテルからの時間 | ミラノ中央駅まで徒歩8分 シャトルバス約30分 | ミラノ中央駅まで徒歩8分 |
ウエスティン エクセルシオールホテルまでの時間 | シャトルバス約50分 テルミニ中央駅から徒歩20分 | テルミニ中央駅から徒歩20分 |
乗っている時間は飛行機の方が少ないですが、空港への移動、空港での待ち時間を含めると所要時間はあまり変わらないと思います。
空港ー駅のシャトルバスの料金もかかります。
トレニタリアでの移動の場合、スーツケースを置く場所が列車の扉付近になります。スーツケースを手元から離すことの不安と、3時間荷物を気にして乗っているのが嫌だったので飛行機を選択しました。
しかしミラノからフィレンツェまでトレニタリアに乗った時、観光客はみんな大きなスーツケースを普通に置いていました。事前に調べた時、盗まれないようにワイヤーキーで固定するなんていうのも書いてありましたが、そんなことをしている人は見かけませんでした。
イタリアの駅に改札ができて、切符や予約券のない人がホームに入れなくなったことが、防犯に役立っているのではないでしょうか。
3.アリタリア航空国内線
ミラノからのアリタリア航空国内線は、市内から約7kmの所にあるリナーテ空港から搭乗します。
エクスペディアの予約票を持っていきました。日本語の予約票でしたが、問題なくカウンターで受け付けてもらえました。この時、スーツケース料金が入っていない料金ということで、45ユーロをカードで支払いました。
ゲートの変更があり、かなり歩きました。アナウンスは聞いても分からないので、途中にある電光板でチェックした方が無駄足にならないと思います。
機内には、4人のCAさんがいましたが、2人はひげをはやした年配の男の方でした。日本では考えられないですね。
モニターはありませんが、特にギューギューという狭さではありませんでした。
4.まとめ
・外国の国内航空券も、日本で検索でき、日本語で購入できます。販売は安い海外のサイトもありますが、エクスペディアやサプライスでの購入が安心だと思います。同じ航空券でも、H.I.Sや近畿日本ツーリストなどの大手は、高い場合があります。
・アリタリア空港国内線の料金が約6000円で安いと思ったのですが、スーツケース分が以外に高かったです。LCCだと、航空券の値段が3段階になっていて、プラス2000円位で預け荷物1個分が含まれる料金もありました。LCCは、会社ごとに独自のルールがあり、思わぬ出費も考えられます。そういう意味では、ちょっと高くても、アリタリア航空の国内線は利用しやすいと思います。
・イタリアの駅や列車内の治安はよくなっているのではないでしょうか。駅全体がきれいになって、改札口や切符の自動販売機が整備され、以前言われていた切符販売機の使い方を教えてお金を請求されるようなことは見かけませんでした。しかし、スリは、ちょっと見ては判断できないので、気を緩めないことです。バチカンで、私たちを狙って追いかけてきたスリは、15,6才位のかわいい、身綺麗な女の子でした。(ガイドさんが気付いて、注意を促してくれ被害は免れました)