いろんなワインが楽しめる エノテカ ワイン試飲会
2018/08/13
6月某日 エノテカのイベントに参加してきました。
今回は、スペインワインのトーレスの試飲会です。エリアマネージャーのジョセップ・プラナ氏のお話を聞きながらの試飲会ということで、オットと参加です。開始時刻5分前に到着しましたが、すでに、お店には参加者が集まっていました。
結構人数がいるので、受付をすませ、ウエルカムドリンクのスパークリングワインのグラスをもらい、場所を確保です。ワインの木箱をテーブル代わりに、お水やボールペン、パンの入ったバスケットなどが置いてありました。普段は、お値段だけで選んでいるようなものですから、ワインの特徴をお聞きしながらの味わいは格別です。
1 試飲会の様子といただいたワイン
今日いただくワインです。
最初は、スパークリングワインです。
①NV CORDILLERA BRUT PINOT NOIR (コルディエラ・ブリュット・ピノ・ノワール)¥2700(税込)
シャンパーニュと同じ製法でつくられています。トーレスは、早くからチリでワイン製造を始めていて、これは、チリのミゲル・トーレス・チリの製品です。
スッキリした飲み心地でした。チリワインということなのか、手ごろな値段ですが、お値段以上に美味しいと思います。
ウエルカムドリンクとして出されたので、お話を聞く前にすっかり飲んでしまいました。
エリアマネージャーのジョセップ・プラナ氏
お話は全部英語でしたので、通訳の方がついて説明してくれました。中には、英語が分かる方もいるので、反応が時間差、笑いも時間差でした。
ここから、スペインで作られたワインです。
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ぶどうはシャルドネ100%使用。 半分ステンレス、半分樽で発酵させたワインです。
16~17世紀、スペインではシャルドネは作られていなかったが、トーレスの先代がフランスでワインの勉強をした折、盛んに作られていたシャルドネを持ち帰り、栽培に成功したとのことです。
スッキリした味わいでした。
このワインは、スペインを代表するワインで、現国王の王女の結婚式や、2年前のオバマ前大統領がキューバを訪れた際のディナーでも出されたワインだそうです。こんなエピソードが聞けるのも試飲会ならではですね。
ここから赤ワインになります。
スペイン固有品種のテンプラニーリョ100%使用のワインです。標高900mのリベラ・デル・ドゥエロという高地で作られているそうです。「セレステ」は、スペイン語で「天空・星空」を意味し、高地にある畑から臨む満点の星空をラベルのデザインにしています。日本では、七夕の時によく売れるそうです。
クリアンサは、熟成2年以上を表す言葉で、セレステ・クリアンサは、1年は樽、1年はボトルにつめて熟成させているため、パワフルな味わいになっているとのことです。
もう、この辺になると、ただ美味しいというだけです。
20か月樽、16か月ビンで熟成させて出荷。現在6年熟成なのでスパイシーな香りと滑らかな口当たりになっているとのことでした。セレステ・クリアンサより、濃い感じ(深み?)かな。
数種のブドウをそれぞれ発行させ、毎年少しずつブレンドの割合を変えているブレンドワイン。
ガロ、ケロルという古代品種とモナストレルやガルナシャというブドウをブレンドしているそうです。元々の生産量が少ないので、日本には、毎年50~60ケースの割り当てで入ってくる希少ワインとのとこです。香りが複雑で色も濃いワインでした。
フローラルな香りと言っていましたが、本当にお花畑の香りでした。口当たりが優しく、ぐびぐび飲みたいです。(もったいない!)ここでオットの「今日、これ買って帰る。」との声。私は、④のセレステ・クリアンサが気に入ったので、2本買って帰ることにしました。
購入者には、ジョセップ・プラナさんがサインを入れてくださり、記念撮影にも応じていただきました。
2 スペインワイン トーレスの紹介
トーレスについてはこちらから↓
3 エノテカの紹介
年間を通して、いろいろなイベントを行っています。
セールも、ただ10%引きとかではなく、「エレガントヴィンテージ2007年ボルドーセット」、「ロスチャイルド堪能セット」など、お店で組み合わせを考えてセットにし、提供しています。私のようなワイン初心者には選び安いです。
セットのお値段も、10本21600円とお手頃価格からあります。普段に飲むならこれで十分です。このセットの中には10800円のシャンパーニュも入っているので、値段の半分が、残りの9本分。お得ですよね。それに、エノテカは、セットの紹介をするパンフレットには、全部定価記載なので安心です。