海外旅行　飛行機に持ち込めるものは？　機内持ち込みと預け荷物のルール

９月に伊丹空港で保安検査のやり直しで混乱というニュースがありました。海外旅行に行くのに荷造りしてるときに、「これって、手荷物？預け荷物？それとも持っていけないの？」と悩むことってありませんか？小金虫は、ハワイに行くときは、食料品やら調理器具やら、いろいろ持っていくし、毎回少しずつ荷物が増えていて悩むことがしばしばあります。

飛行機の持ち込み荷物、預け荷物は各航空会社で独自のルールがあるので、特殊なものは問い合わせをしなければなりません。しかし、基本ルールは変わらないので原則を知っておくと判断しやすいと思います。

この持ち込みルールって、原則は国が決めているって知ってました？動画で分かりやすく説明しているし、個別の一覧表も出ています。一度観ておくといいと思うので紹介します。

１．政府インターネットテレビで確認

「政府インターネットテレビ」は、総理大臣、内閣の動きおよび政府の重要政策をわかりやすく動画で紹介しているサイトです。2005年に開設されました。総理大臣の演説など直接政治に関わることから、日常の生活に必要な知識など幅広いコンテンツが揃っています。

その中で飛行機の機内持ち込み荷物、預け荷物について解説しているのが紹介する2本です。YouTubeように直接動画が貼り付けられないので画面下の題名の所をクリックしてください。

「空港に行く前に確認！飛行機に持ち込めないモノ」

「何が持ち込めて　何が持ち込めない？　飛行機に乗る時の注意！！」

２．持ち込み手荷物OK　預け荷物NGの物

電子機器の予備の電池やモバイルバッテリーは持ち込み手荷物になります。

喫煙用ライター（液化ガスライター、吸収材に燃料を吸収させたオイルライター）やマッチは、一人1個のみ持ち込み荷物にできます。

３．持ち込み手荷物NG　預け荷物OKの物

刃物やバットのような凶器になる形状のものは預け荷物に入れればOKです。小金虫は、ハワイで自炊するため包丁を持参します。これはスーツケースにいれればOKです。

女性だと持ち込み手荷物の中に化粧ポーチを入れていると思います。ついつい忘れてしまうのが眉毛バサミ。これは先が尖っていれば、どんなに小さくても破棄になります。

４．持ち込み手荷物NG　預け荷物NGの物

爆発の恐れがあるものや毒物はNGです。お土産用に買ったお酒でも、アルコール度数70％を超えるものはNGです。

花火、クラッカー、カセットコンロ用のガス、オイルタンク式ライター、炭、漂白剤、農薬などが該当します。防水スプレーもNGです。

※スプレーは、化粧品として認められるヘアスプレーや育毛剤なら手荷物、預け荷物、どちらでも持ち込むことができます。

機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例

５．パソコンはリチウム電池内蔵でも預け荷物にできる

平成29年7月1日からリチウムイオン電池を内蔵した電子機器を「預け手荷物」として運ぶ場合は、電源OFF（スリープモードは不可）し、固いスーツケースに入れ偶発的な作動や損傷を防止するための措置が義務付けられました。

６．機内持ち込み荷物の大きさと個数

ANA・JAL（国内線）

身の回り品（ハンドバッグ、カメラ、傘など）のほか、機内持ち込み条件を満たした手荷物１個

重量　10kg以内

100席以上の場合　3辺（縦・横・高さ）の和が115cm以内
（55cm × 40cm × 25cm以内）

100席未満の場合　3辺（縦・横・高さ）の和が100cm以内
（45cm × 35cm × 20cm以内）

規定サイズを超えた手荷物を機内に持ち込む場合は有料（楽器や絵画など）

ANA国内線追加料金

11,500円 （一部路線では料金が異なる 料金一覧はこちら ）ファーストクラス・クラス J利用時は、追加の座席分も特別旅客料金のほか差額の調整が必要。国内線運賃を利用の方が対象。

女性の場合は、バックの他にもう一つOKになるので、小金虫はパソコンや機内できるカーディガン、化粧品などをリュックに入れて持ち込みます。オットもパソコンとカメラなどをリュックに入れて持ち込みます。

７．無料預け荷物の大きさと個数

ANA

	エコノミー	プレエコ	ビジネス	ファースト
重量	23kg	23kg	32kg	32kg
サイズ	3辺合計　158㎝以内	3辺合計　158㎝以内	3辺合計　158㎝以内	3辺合計　158以内
個数	2個	2個	2個	3個

JAL

	エコノミー	プレエコ	ビジネス	ファースト
重量	23kg	23kg	32kg	32kg
サイズ	3辺合計　203㎝以内	3辺合計　203㎝以内	3辺合計　203㎝以内	3辺合計　203㎝以内
個数	2個	2個	3個	3個

ANAとJALでは、サイズがちょっと違います。航空会社によって多少サイズや重量に違いがあるので、乗る予定の航空会社のHPから確認しておくとよいと思います。また、SFC、JGC以上のプレミアム会員には、通常よりスーツケースプラス1個が無料になるなどの優待サービスがあります。

８．まとめ

・普段使っているものでも、場合によっては凶器となるもの（ハサミやカッターなど）は機内持ち込みはできません。逆に、モバイルバッテリーなど発火しやすいものは、対応がすぐできるように預け荷物にしないようになっています。

・持ち込み不可の物を見てみると、旅行に不可欠というものはないように思います。基本ルールを知っておけば当日カウンターで、あるいは保安検査場で荷物を指摘されて慌てるということはないと思います。ただし、うっかりということもありますから、いざとなったら破棄してもいいくらいの気持ちで高価なものや大切なものは持って行かないという選択も必要だと思います。

・航空会社や国によって、細かいルールがあります。各航空会社ではHPで手荷物や預け荷物のルールについて紹介しています。

・政府広報オンラインでもルールについて分かりやすく紹介しています。

「安全な空の旅のためにお出かけ前にご確認を。飛行機に持ち込めないもの。」

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