普通席か プレミアム席か 50代からでも遅すぎないSFC修行
2019/01/27
50代でも遅すぎないSFC修行第3弾です。
修行を決意したAさんとBさん。Aさんは普通席で沖縄往復。Bさんは、今まで体験したことがないプレミアム席を楽しむ沖縄往復で計画を立てました。
1.普通席修行のAさん
「よし、修行のための航空券を購入するか。羽田ー那覇のプレミアムクラス・・・。結構高いな。普通席はどうかな?」
ANAワイドゴールドカードを発行し、いよいよ沖縄行きの飛行機の予約を取ろうと画面を見つめるAさん。料金を見ると普通席は意外と安いです。曜日によっては10,000円以下の料金もあります。
仕事のあるAさんは土日限定修行なので、さすがに10,000円を切る料金をみつけられませんでしたが、2月土曜日の午後、14:35 – 17:30の便10,190円、帰りは20:55 – 23:05の便14,790円の航空券を予約しました。
沖縄には3時間の滞在ですが、多少飛行機の遅れがあっても、対応できる時間です。
この搭乗では、1,844マイル 2,952PPが貰えます。すべて普通席で修行すると17回の搭乗が必要です。
月2回の修行と決め、10月にめでたく50,000PPに到達しました。
3時間の沖縄滞在では、モノレールに乗って国際通りに行き、お土産屋さんを覗いて家族にお土産を買ったり、少し先の駅で降りて沖縄の風景を楽しんだりしたのでした。
2.プレミアム席修行のBさん
「よし、修行のための航空券を購入するか。羽田ー那覇のプレミアムクラス・・・。結構高いな。でもせっかくのチャンスだし、いろいろな体験ができて楽しいかも。」
ANAワイドゴールドカードを発行し、いよいよ沖縄行きの飛行機の予約を取ろうと画面を見つめるBさん。料金はさすがプレミアム席、高いです。それに意外に満席の文字が並びます。自分がとりたい時間ではなかなかみつけられません。特に土日はいっぱいのようです。2月土曜日の午後、14:35 – 17:30の便38,790円、帰りは19:20 – 21:55の便34,590円の航空券を予約しました。滞在時間2時間というハードな日程です。
この搭乗では、3,074マイル 5,720PPが貰えます。すべてプレミアム席で修行すると9回の搭乗が必要です。
月2回の修行と決め、6月にめでたく50,000PPに到達しました。
2時間の沖縄滞在では、ほとんど観光はできません。空港内のお土産屋さんを覗いてお土産を買い、すぐ羽田行きの便のチェックインをしてラウンジでビールを飲みながら搭乗を待ちました。
「Youは何しに沖縄に?ビールを飲みに・・・」そんなフレーズが頭をよぎるBさんでした。
3.修行を終えた二人の獲得マイルと費用
※航空券は時期によって値段が変動します。しかし、計算上1回目の航空券の値段を単純に回数でかけています。
Aさん | Bさん | |
搭乗回数 | 17回 | 9回 |
プレミアムポイント | 50,184PP | 51,480PP |
マイル | 31,348マイル | 27,666マイル |
1回の航空券代 | 24,980円 | 73,380円 |
総費用 | 424,660円 | 660,420円 |
PP単価 | 8.5円 | 12.8円 |
普通席修行のAさんは、回数が多い分、時間のやり繰りや体調管理などの部分で大変でした。しかし、PP単価が8.5円の結果には満足しています。
プレミアム席修行のBさんは、機内サービスや出される食事やお酒を楽しみ、修行というには楽すぎると思っていました。
PP単価が12.8円、総額70万円近くかかってしまいましたが、優先チェックインや羽田、那覇のラウンジ利用も含め料金と考え結果には満足しています。それに、修行の甲斐あって6月にプラチナ会員になったBさんは、夏休みの家族旅行ではエコノミークラスの航空券だったけど、国際線の優先チェックイン、優先保安検査場、ANAラウンジが利用でき、家族からも好評でした。
4.プレミアムメンバーサービス
50,000PPに到達した翌日には、スマホの画面が変わります。
このプレミアムポイントは次年度のステイタスなのですが、ステイタスに到達すれば事前サービスとして同様のサービスが受けられます。
ANAでは翌年度のプレミアムステイタスが決定する12月末日よりも早く、各ステイタスに必要なプレミアムポイントを獲得されたお客様には、翌年3月末日まで、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズそれぞれのプレミアムメンバー事前サービスをご利用いただけます。
画面がプラチナになって約2週間でステイタスカードが届きます。(30,000PPでブロンズになった時も同様にステイタスカードが届きますが、ほぼ使わずに終わります)
海外でスターアライアンスゴールドとしてラウンジを利用する場合に提示を求められることがあります。スマホのステイタスカード画面か、このステイタスカードを提示します。
Aさんは10月~翌年3月 事前サービス、翌年4月~よく翌年3月 本サービスとなります。
Bさんは6月~翌年3月 事前サービス、翌年4月~よく翌年3月 本サービスとなります。
このため、Bさんの方が長くサービスが受けられます。
5.SFC発行の手続き
事前サービスから本サービスの期間中にSFCの申し込みをします。
ANAウェブサイトの会員専用ページにて、入会申込書をご請求ください(クレジットカード会社には専用申込書のご用意がございません)。
SFCの申し込み画面は、申し込み可能期間(事前サービス~翌々年3月末日)しかでません。その時期を逃してしまうと、また1から修行しなければなりません。
6.まとめ
・沖縄往復の航空券は、冬場に安く、夏場に高くなる傾向があります。そのため、1~3月に集中して修行し、長く事前サービスを受ける人もいます。
・安い航空券は予約変更ができないものもあります。小金虫の修行でも、前日の高熱をだし予定を変更した時がありました。株主優待プレミアム席だったので変更は無料でした。修行には体調管理が大事です。
・プラチナサービスとSFCのサービスはほぼかぶっています。しかし、うっかりということもあるので、カードの発行は早目にした方がいいと思います。
・特典航空券は、プラチナの方がとりやすいです。夏休みのハワイも空席待ちをしていたらビジネスクラス2席とれました。修行を終えるまでにマイルを貯めておくことも大切です。マイルを貯める方法はいろいろあり、飛行機に乗るだけがマイルを貯める方法ではありません。