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大人の休日俱楽部パスで行く極寒の北海道 1日目 稚内

      2022/02/17

こんにちは、小金虫です。

4日間、4か所のスキー場でシニアスキーを楽しんだ3日後、小金虫夫婦は北海道に飛び立ちました。今回も大人の休日俱楽部パスで北海道を巡りました。

大人の休日俱楽部は、50才以上の人に旅を楽しんでもらおうとJR東日本が提供しているサービスです。毎年3回大人の休日俱楽部パスの販売があります。パスの種類は乗り放題エリアごとに、JR東日本エリア、JR北海道エリア、JR東日本・北海道エリアの3種類となっています。

大人の休日俱楽部パスはみどりの窓口で購入できますが、前日までに購入というルールがあります。しかも北海道パスは、北海道のみの販売なので利用するには前日に北海道入りをしなければなりません。しかし「えきねっと」でなら北海道に行かなくても購入できます。「えきねっと」で購入するとQRコードが送られてきて、そのQRコードを券売機にかざすと、大人の休日俱楽部パスと座席指定券が発券できます。

以前に「大人の休日俱楽部パス 冬の北海道満喫プラン 北海道ならではのものをぎゅっと詰め込んでみた」というブログで日程などを紹介しましたが、やはり実際の旅は計画通りいきませんでした。しかし、北海道ならではのいろいろな体験ができ、楽しい旅行となりました。

1.飛行機が飛ばない?

1日目は飛行機で羽田空港から稚内空港。そこからレンタカーで宗谷岬を観光。夕方、列車で旭川に行くという日程でした。

今回も飛行機はANAの特典航空券です。小金虫はSFC保持者なので、ANAのラウンジが使えます。オットはそこで飲む朝ビールを楽しみに、かなり早目に羽田に到着しました。そしてプレミアムチェックインカウンターに行くと「飛行機が天候の影響で飛ぶかどうか検討中です。もう少しお待ちください」と。チェックインしなければ、当然ラウンジには行けません。仕方なく、通路の椅子で待ちました。

その後「条件付きー着陸できなければ羽田に引き返す」で飛ぶことが決まり、無事チェックイン。ラウンジに入ることができました・・・が、東京都に出されている「まん防」の影響で、朝の時間のアルコール提供はお休みでした。

飛行機はかなり空席が目立ちました。そのせいかCAさんからちょっとしたプレゼントを貰うことができました。ANA好きの小金虫はこの絵ハガキが嬉しかったです。

2.レンタカーで宗谷岬へ

宗谷岬へはバスで稚内駅前ターミナル発の「天北宗谷岬線」に乗れば行くことができます。しかし、本数が少なく選択肢は中頓別行きの13:20 → 14:10、帰りは駅前ターミナル行き14:55 → 15:53しかありません。そこでレンタカーで行くことにしました。バスの運賃は片道1,420円。往復大人二人ならレンタカーを半日借りてもあまり変わらないからです。これは大正解でした。

今回はニッポンレンタカーにしました。レンタカー会社は数社ありますが、営業所が空港と駅、両方あるのがニッポンレンタカーだけだったからです。夕方の旭川行きの列車に乗り遅れが許されない日程なので、乗り捨て料金がかかりましたがそこはケチらず、時間優先としました。

空港から空港営業所まで送迎してもらい、無事車を借りて宗谷岬へ向かいました。

宗谷岬は雪に覆われ、観光客の姿はみえませんでした。周辺でランチにする予定でしたがお店はお土産物店だけが開いていて、その他は休業でした。冬場だし、コロナで外国人観光客も来ないので開けてしても仕方ないのでしょう。

宗谷岬はあの有名な最北端のモニュメントのみ。お店もやってないし、海風がビュービューだし、早々に引き上げることにしました。

3.ランチ難民

稚内市内に戻ってきたら、雪がどんどんひどくなりました。なれない雪道、視界は悪く、運転するのもはハラハラの連続です。そこで早目にレンタカーを返却し、周辺でランチにすることにしました。レンタカーのお店の方に食事のできる場所を教えてもらったのですが「お店の数が元々少ないし、3時過ぎるとお店を閉めてしまう」とのことでした。

結局昼食を食べるのを諦め、稚内駅に向かいました。稚内駅の中にもカフェがありましたがそこも食事メニューが終わってました。そこに救世主。なんと駅直結であの北海道と言えば「セコマ」のセイコーマートがありました。そこでお弁当を買い、駅のテーブルで食べました。稚内駅は市の公民館的なスペース、映画館などの複合施設になっていて、観光客だけでなく市民の憩いの場所にもなっていました。

4.鹿トラブルで列車が大幅遅延

稚内から旭川へは、13:01発サロベツ4号の後は17:44の宗谷しかありません。稚内から旭川までは特急でも約4時間かかります。駅で待っていると到着の列車サロベツ1号が、途中鹿が線路内に立ち入り遅れるとの案内がありました。この「鹿トラブルによる列車の遅れ」が冬の北海道では当たり前という事実に毎日遭遇することになります。

30分以上遅れて列車が到着しましたが、その後は無事旭川まで行くことができました。

5.駅直結のホテル JRイン旭川

次の日の列車が早いので駅近のホテルを探しました。JRイン旭川は名前の通りJR北海道の100%出資の子会社が運営するホテルです。駅のすぐ横で、1階から4階はイオンモールになっている建物で、日中に到着すれば買い物にも便利なホテルです。

大浴場もあり、選べる枕とかJRインラウンジなどのサービスがありました。残念ながらホテルへの到着が夜10時過ぎになってしまい、寝るだけの滞在となってしまいました。

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