大人の休日俱楽部パス 4日間乗り倒し旅 実行編②岩手 平泉 中尊寺
2019/11/18
大人の休日俱楽部パスと大人の休日俱楽部ジパング(クレジットカード機能付き会員証)を持ち、2日目出発です。今日は、4日間の中で1番遠くに行く日なので、朝早くに家をでました。お天気も心配なし。梅雨の時期にお天気に恵まれラッキーでした。
1.第2日目の計画
行き 最寄り駅ー上野ー(はやぶさ)-一の関ー平泉 13,140円
帰り 平泉ー一関ー(やまびこ)ー仙台ー(はやぶさ)-上野-最寄り駅 13,140円
通常交通費 26,280円(累計43,120円)
観光ポイント
・毛越寺
・平泉文化遺産センター
・中尊寺
・高館義経堂(芭蕉句碑)
・平泉文化史館
2.実際の日程
行き 最寄り駅ー上野ー(はやぶさ)ー一の関ー平泉 13,140円
帰り 平泉ー一関ー(やまびこ)ー上野ー最寄り駅 13,140円
※指定券をとっていたのでやまびこ利用でも、料金ははやぶさ利用の料金にしてあります。
通常交通費 26,280円
観光ポイント
・毛越寺
・平泉文化遺産センター
・中尊寺
3.アクセス
上野駅から東北新幹線「はやぶさ」に乗車します。はやぶさは全席指定なので、6枚の指定券から往復分2枚使いました。
一ノ関で降りて、JR東北本線に乗り換え、平泉までいきます。平泉駅では、駅員さんに切符を見せてでます。多くの人が小金虫と同じ大人の休日俱楽部パスを持っていました。
観光案内所では、平泉巡回バス「るんるん」の時刻表が貰えます。1回乗車150円、1日フリー乗車券が400円です。毛越寺は歩いて行けるので、中尊寺までの往復なら、300円で乗れるので、その方が安いですと教えてくれました。結局、小金虫夫婦は、いつもの通り、全行程徒歩でした。
4.毛越寺
平泉の駅を背中に真っすぐ歩いて約700mの所に毛越寺があります。
毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。建築当時の伽藍は焼失しましたが、廻廊の基壇・礎石、土塁などが残され、平安の伽藍様式を伝える遺構として保存されているそうです。また、大きな池を中心に、周りの景観と共に、清らかな仏の世界を表現しているそうです。
拝観料500円
本堂は、平成元年に当時の様式で再建されたものだそうです。
大泉が池は、日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を伝えている池庭ということです。難しいことはわかりませんが、見ているだけで清々しい気持ちになりました。ちょうどあやめ祭りが行われていました。
松尾芭蕉の句碑です。
5.平泉文化遺産センター
毛越寺を出て、中尊寺方面に約900mで平泉文化遺産センターがあります。ここは、無料で入れます。町のHPには下記のように紹介されていて、観光客だけでなく、地元の人が利用する施設にもなっています。
「平泉文化遺産センター」は、世界遺産に登録された資産を含めた“平泉の文化遺産”の魅力を、パネルや映像などでわかりやすく紹介しているガイダンス施設です。
史跡を訪れる前に、見学いただくと、より平泉の歴史を理解することができます。ふれあいホール、研修室、和室はさまざまな芸術文化活動などに活用できます。
皆さまのご来館をお待ちしています。
展示物は写真NGでした。奥州藤原氏の歴史が分かりました。
6.中尊寺
今回の旅行の目的の中尊寺です。学生の頃歴史の教科書や参考書に必ず写真付きで紹介されていた「金色堂」をこの目で見たいと思っていました。
中尊寺は嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれました。その後、12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって大規模な堂塔の造営が行われたそうです。
中尊寺のバス停から、案内に従って登っていきますが、坂道がけっこうきついです。
登っていく途中で、たくさんの建物があります。最初に本堂を拝観しました。毛越寺は、入り口で拝観料をはらいますが、中尊寺は、金色堂だけ拝観料が必要です。他の所は無料で拝観できます。
この本堂は、中に入ることができます。
金色堂は下の建物の中にあります。歴史の教科書通りに絢爛豪華でした。金色堂を拝観した後に、讃衡蔵を見ました。讃衡蔵は奥州藤原氏の残した文化財を収蔵する宝物館で、平安期の諸仏、国宝中尊寺経、奥州藤原氏の御遺体の副葬品などが展示されていました。
中尊寺HPより
参道を降りたところは、広い駐車場になっていて、お土産屋さんが並んでいました。まだ、昼食を食べていなかったので、平泉カフェ&ランチ The BREWERS HIRAIZUMIで昼食を食べることにしました。
平泉カフェ&ランチ The BREWERS HIRAIZUMI HPより
地ビールはいくつか種類があり、オットは山椒風味のビール、小金虫はちょっと色の濃いビールにしました。いわいどりの五穀米キーマカレーと豚角ビール煮の五穀米ごはんをチョイス。最初にカウンターでビールとお料理を選ぶ先払い方式でした。
地ビールは、お土産用に買うこともできます。
7.まとめ
・平泉は、平成23年に町全体が世界文化遺産に登録されました。歩いて回れる距離に毛越寺や中尊寺がありますが、巡回バスやレンタサイクルもあります。駅前にはコインロッカーもあり、旅行かばんを預けることができます。
・毛越寺は、駅から歩いて行けます。拝観料が500円で宝物館も入場できます。敷地が広いですが、平地なのでゆっくり参拝できます。建物を見るというよりは、庭園が見る価値があると思いました。
・平泉遺産センターは、無料で入ることができます。展示スペースは広くありませんが、奥州藤原氏の歴史が分かりやすく解説されていました。
・中尊寺は、歴史の教科書に載っていたそのままのイメージでした。拝観料は800円で、讃衡蔵という宝物館も入場できます。こちらの宝物館には、奥州藤原氏の刀や副葬品が見ることができます。奥州藤原氏の遺体はミイラ化していて、現在も金色堂の須弥壇という所に安置されているそうです。知らなかったのでびっくりしました。
・高館義経堂(芭蕉句碑)と平泉文化史館の見学をやめ、1時間早く帰ることにしました。帰りの指定券は捨てることになりましたが、やまびこの自由席が空いていたので座って帰ってこられました。