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マリオット・アメックス VS ヒルトン・アメックス どっちがいいの?

      2022/02/22

こんにちは、小金虫です。

今回のSPGカードからマリオットカードプレミアムへの自動移行で、年会費が1.5倍となり、年金生活者にとってはかなりのダメージです。プラチナチャレンジが終わり、プラチナステータスになり、これから約2年間はマリオットのプラチナステータスを満喫する予定です。このプラチナステータスはマリオットカード(現SPGカード)を持っていなくても、マリオットの会員で条件を満たせば享受できます。なのでマリオットアメックスも検討しましたが、結局オットはプレミアムで継続を決めました。

今回の発表でマリオットアメックスとマリオットアメックスプレミアムの2段階となったマリオットカード。マリオットアメックスではダメなんでしょうか?

1.150万円以上のカード利用がない人はメリットなしのマリオットアメックス

SPGカード マリオットアメックス マリオットアメックス プレミアム
年会費 34,100円 23,100 円 49,500 円
ポイント 100円=3P 100 円=2P 100円=3P
継続特典 50,000P 35,000P(150万円以上の利用) 50,000P(150万円以上の利用)
ステータス ゴールド シルバー(100万円以上利用でゴールド) ゴールド(400万円以上利用でプラチナ)

マリオットカードでは、継続特典の無料宿泊ポイントの付与条件が大きく変わりました。SPGカードは持っているだけで50,000ポイント貰えたので、メインカードを別に持ち、旅行用にSPGカードという人が多かったようです。この50,000ポイントでSPGカード34,100の年会費が回収できていましたからね。

継続特典のポイント付与に150万円以上のカード利用が条件となりました。マリオットアメックスは35,000ポイント、マリオットアメックスプレミアムは50,000ポイントが貰えます。しかしマリオットアメックスは23,100円の年会費は回収できますが、ステータスはシルバーでほぼメリットがありません。SPGカードについていた旅行保険も自動付帯から利用付帯となりました。ですから150万円の利用がなければなんのメリットもないカードです。一方プレミアムはゴールドステータスがついています。150万円の利用がなくてもゴールドが維持でき、プラチナチャレンジの権利は持つことができます。プラチャレしなくても400万円以上の利用があればプラチナになれます。

年間150万円の利用は月12.5万円です。生活費をこのカードである程度支払えば達成できる金額ではありますが・・・年1回無料宿泊特典のためにSPGカードを保有していたになら、別のカードに切り替えるのもいいかもしれません。

2.一応ゴールドステータスのヒルトンアメックス

ヒルトンアメックス ヒルトンアメックス プレミアム
年会費 16,500円 66,000円
ポイント 100円=2P 100円=3P
継続特典 150万円以上利用で1泊分※ 1泊分(300万円以上利用でもう1泊)
ステータス ゴールド ゴールド(200万円以上でダイヤモンド)

※ウィークエンド無料宿泊特典は特典発行から1年間有効とし、金、土もしくは日曜日の夜、いずれかスタンダードルーム1泊に利用。(月-木曜日の宿泊には利用できない)

ヒルトンカードも2022年9月からVISAからアメックスに切り替わりました。無料宿泊に必要な金額はマリオットと同じ150万円です。しかし150万円以上の利用がなくてもゴールドステータスがついています。ヒルトンはゴールド特典として朝食2名分無料がついています。これはかなりお得感があります。年会費も少しだけヒルトンの方が安いです。

3.カード利用100万円は達成できるならヒルトンアメックス

ヒルトンのゴールドステータスで朝食2名分が無料になります。ヒルトン大阪の朝食ブッフェは大人3,800円です。二人で7,600円。2~3回宿泊すればほぼ年会費は回収できます。またお部屋のアップグレードはクラブフロアまでとなっているので、運がよければラウンジが使えます。

一方マリオットも100万円以上の利用でゴールドステータスになりますが、お部屋のアップグレード位です。ゴールドであればプラチャレまたは年間宿泊数でプラチナになれるチャンスはあります。

4.カード利用150万円が達成できるならマリオットアメックス

マリオットアメックスは、150万円達成で35,000ポイントの無料宿泊ポイントが貰えます。今回のルール改正で、このポイントに自分で貯めた15,000ポイントを足して50,000ポイントの無料宿泊ができます。クレジットカード利用で150万円だとポイントは30,000ポイントですから、そこから15,000ポイント使えばいいですよね。50,000ポイントあれば、リッツカールトン大阪にも宿泊できます。もちろん100万円利用はクリアなのでゴールド会員としてのアップグレードは補償されます。一方ヒルトンは45,000ポイントです。一見ヒルトンの方が良く見えますが、ポイントの価値はヒルトンの場合1ポイント=0.3~0.5円なので実際の価値はマリオットより低くなります。

ただしヒルトンアメックスプレミアムは年会費が66,000円とマリオットより高くなりますが、200万円以上の利用でダイヤモンドになります。ヒルトンではステータスが4段階で、ダイヤモンドが最高位です。ラウンジが使え、お部屋のアップグレードはスィートまでとなっています。マリオットの400万円以上の利用よりはかなりハードルが低いといえますね。

5.まとめ

マリオットもヒルトンもカードが一新されました。「持ってるだけ」の人のサービスを減らし「クレジットカードを使う」人により手厚いサービスが提供されます。無理して100万円も利用するなら、もっと還元率のいいクレジットカードに切り替えるのも一つの方法です。しかし、小金虫のオットのようにリタイヤすると、ステータスのあるクレジットカードは審査が通りにくくなっています。ある程度限度額に余裕が欲しい人はダウングレードしてもマリオットアメックスを保持したほうがいいかもしれません。(アメックスは利用限度額が決まっていません。高額な引き落としがある場合連絡して、あらかじめ口座に入金しておくことができます)

 

 

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