マリオットボンヴォイカードが登場 年会費SPGカードの1.5倍 継続する価値ある?
こんにちは、小金虫です。
昨年はSPGカードの継続特典でリッツカールトン大阪に宿泊し、とても楽しい時間を過ごすことができました。SPGカードは年会費34,100円(税込)なのに、継続すると無料宿泊に使える50,000ポイントが貰えます。リッツカールトン大阪に通常の予約で宿泊すると、小金虫が宿泊した日は5万円ちょっとでした。それが貰った50,000ポイントで宿泊できたのです。年会費より多くのポイントが貰えるSPGカードは持ってるだけでもお得なカードとして人気でした。
しかし2018年スターウッドがマリオットに統合され、いずれは特典も変更になるのではないかと言われてきました。そしてついに2月9日に新しいカードの詳細が発表されました。
名称も券面のデザインも提供されるサービスも一新されます。発表があった次の日、アメリカンエキスプレスから「マリオットボンヴォイカード」の案内が届きました。
1.マリオットボンヴォイカードは2グレード
SPGカードは1グレードで、マリオットボンヴォイゴールドエリートが自動付帯でした。
マリオットボンヴォイカードは、上位グレードとして「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」ゴールドエリート自動付帯と下位グレードとして「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カード」シルバーエリート自動付帯の2グレードとなります。
2.マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
・年会費49,500円
・家族カード 1枚目無料 2枚目から24,750円
・ステータス ゴールドエリート
※年間(1月1日~12月31日)400万円以上のカード利用でプラチナエリートへアップグレード
・無料宿泊ポイント 50,000ポイント
※カード切替日から1年間で150万円以上のカード利用で獲得
・継続特典の宿泊実績 15泊
・「ザ・リッツカールトン」「セントレジス」を対象料金で2連泊以上で100ドルのプロパティクレジット
・スマートフォン・プロテクション 最大3万円を補償
3.マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カード
・年会費23,100円
・家族カード 1枚目無料 2枚目から11,550円
・ステータス シルバーエリート
※年間(1月1日~12月31日)100万円以上のカード利用でゴールドエリートへアップグレード
・無料宿泊ポイント 35,000ポイント
※カード切替日から1年間で150万円以上のカード利用で獲得
・継続特典の宿泊実績 5泊
4.SPGカードはどうなる
券面はそのままに2022年2月24日以降サービスが切り替わります。クレジットカードに記載されている年/月の切り替えまではSPGカードを使います。クレジットカード番号が変わってもいいのなら新デザインのカードの発行はリクエストできます。基本的にSPGカードは「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」への移行なので、5月11日以降に更新日がくる人から年会費は自動的に49,500円引き落されます。
〇2月24日以降開始されるサービス
・マリオットボンヴォイプラチナエリート取得プログラム開始
※今年だけ1月1日~2月23日分の利用は加算されない
・100ドルのプロパティクレジット開始
・家族カードは発行開始(券面は新しいデザイン)
・スマートフォン・プロテクション補償開始
・無料宿泊特典獲得プログラム開始
5.高すぎる年会費 元は取れるのか?
2022年は切り替わりの年なので、かなり変則的な運用となります。
無料宿泊特典50,000ポイントは2023年4月23日までは利用金額に関係なく付与されます。年会費49,500円を払っても、50,000ポイントでトントンになります。また、50,000ポイントは年会費を払った1か月後位に付与されるので、その後カードをダウングレードすると月割りで年会費が戻されるという情報もあります。今年に限っていえば十分元は取れると思います。
6.継続か、ダウングレードか、やめるかの基準はホテルの利用頻度
我が家は相談した結果「プレミアム・カードで継続」となりました。
多分1番お得に継続するなら「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カード」で年間100万円以上の利用でゴールドステータスを維持することだと思います。年間100万円なら生活費の支払いをこのカードに集約すれば十分達成できます。無料宿泊特典35,000ポイントはなくても、23,100円でマリオットのゴールドステータスの特典が利用できるのであれば十分ホテルステイが楽しめると思います。ちょっと大きな買い物や支出があって150万円が達成できれば無料宿泊特典の35,000ポイントが貰えます。今回の改正では自分の15,000ポイントを足して50,000ポイントの部屋も選択できます。
我が家のようにリタイヤ後、主な収入が年金の場合、一度ステータスのあるクレジットカードを手放してしまうと、次作る時は年収や属性の問題で審査が通らない可能性が高いです。それに毎月毎月100万円を気にして生活するのはオットにとってストレスとのことです。毎回マリオット系のホテルを利用するときに「ゴールド」ということで早目に部屋に入れたり、お部屋のグレードアップがあったりと気持ちよく滞在できます。「ゴールドステータス」に49,500円を支払うのは構わないとの結論になりました。それに今回の改訂で家族カード1枚が無料発行できるので、小金虫も「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」保持者となり、お友達との旅行でも使えるようになる利点もあります。
ホテルライフの楽しさを教えてくれた「spgカード」がなくなるのは残念ですが、新しい「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」でまた楽しいホテルライフを体験したいと思います。