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ハワイ 食料品を持ち込むときの注意点 チェックは4回されるよ

      2022/11/05

小金虫
こんにちは。ハワイ滞在はコンドミニアムなので調味料を日本から持っていってます。日本は小さいサイズの食品がたくさん売られていて旅行にも便利です。

毎回調味料を持って行っているので、税関申告書の「食品を持っていますか」の質問にはいつも「はい」と答えています。今回は特に細かくチェックされたので、備忘録として記録しておきます。

1.ハワイに食料品を持ち込む際の禁止ルール

牛肉 鶏肉 豚肉及び加工品(エキスも含めて)は持ち込み不可

ビーフジャーキーなどの肉製品だけでなく、牛肉エキスを使ったコンソメ、カップラーメン、ポテトチップスなども禁止の対象になります。

乳製品、タマゴ製品は持ち込み不可

赤ちゃんの未開封の粉ミルクは例外です。しかしタマゴボーロや、卵や肉が入っている離乳食、マヨネーズなどは持ち込めません。

【訂正】

ハワイに調味料を持ち込む際、たくさんのブログを読ませていただき「マヨネーズは不可」と認識していました。しかし、

「在日米国大使館・領事館」のヘルプページには、次のように記載されていたのを確認いたしましたので、訂正いたします。

マヨネーズは持ち込み可能す。

The following are generally admissible:

  • Condiments: ketchup (catsup), mustard, mayonnaise, Marmite and Vegemite and prepared sauces that do not contain meat products
  • Olive oil and other vegetable oils
  • Bread, cookies, crackers, cakes, granola bars, cereal and other baked and processed products
  • Candy and chocolate
  • Cheese – Solid cheese that does not contain meat are admissible.
  • Liquid milk and milk products intended for use by infants or very young children are admissible if in a reasonable amount or small quantity for several days. 

(日本語訳)

  • 調味料: ケチャップ (ケチャップ)、マスタード、マヨネーズ、マーマイト、ベジマイト、および  肉製品を含まない調理済みソース
  • オリーブオイルやその他の植物油
  • パン、クッキー、 クラッカー、ケーキ、 グラノーラバー、シリアル 、その他の焼き菓子や加工品
  • キャンディーとチョコレート
  • チーズ – 肉を含まない固形チーズは許容されます。
  • 乳児または非常に幼い子供が使用することを意図した液体の牛乳および乳製品は、妥当な量または数日間の少量であれば許容されます。 

生の果物や野菜は持ち込み不可

2.チェック1 税関申告書 

機内で税関申告書が1家族につき1枚配布され、入国の際に提出します。その中の質問事項11番に以下のように質問が設定されています。何も持っていなければ、すべて「いいえ」にチェックをいれます。

調味料や粉ミルク、離乳食(魚系など肉類、卵類が入っていないもの)、レトルトのごはんなど禁止品以外の食料品を持ち込む時の税関申告書の書き方は次のようにします。

質問事項11番(a)のところは「はい」にチェックをいれます。私は、食物に〇をつけておきます。

3.チェック2 入国審査のAPCキオスク端末

飛行機を降りて、荷物を引き取ったらいよいよ入国審査ですが、これが毎回激込みです。誘導の係員さんの指示にしたがって列に並びます。

APCキオスク端末の所に来ると人数を聞かれます。端末番号が指示されますので家族で移動します。一人ずつパスポートの顔写真のページを機械にいれ、親指以外の4本の指を画面に押し当てます。その後税関申告書と同じ質問事項が画面に出てくるので、「はい」「いいえ」のところをタッチしていきます。

私は食品を持っているので、その部分の所は「はい」にタッチしました。その後、顔写真を撮ると航空券ぐらいのレシートみたいな紙が出てきます。顔写真も薄い白黒で印刷されています。

ここで、全部「いいえ」をチェックした人は、紙に大きく×が書かれてでてきます。しかし、私の場合は〇が書かれていました。

次にオットが同じように端末を操作します。同じ手順で、質問の答えも同じにします。1つだけ違いのは、最後の質問の同行の家族がいるかどうかの質問です。私は、オットがいるので「はい」にチェックしましたが、オットは他の同行者がいないので「いいえ」にチェックします。オットにも〇が付いた紙がでてきました。

4.チェック3 入国審査ブースの係官

パスポート、税関申告書、APCキオスク端末のレシートを持ってさらに列に並びます。この列を進んでいくと、人による入国審査になります。以前は家族でも一人ずつでしたが、今は、家族単位で係官のところにいきます。

2人分のパスポート、税関申告書(1家族1枚)、2人分APCキオスク端末のレシートを提出すると、〇のついているレシートをみて何を持っている聞かれました。私たちは「Soy sauce、ketchup、wasabi・・・」と口頭で説明しました。その中で、ワサビとコショウが引っ掛かったようで私のレシートに「wasabi、pepper」と書いていました。写真を準備していたのですが、うまく画面に出せなくて口頭での返答になってしまいました。

ワサビはチューブかと聞かれ、「チューブ」と答えました。

税関申告書はその場で回収され、パスポートとレシートは戻されました。通常は税関申告書も戻されます。

5.チェック4 税関申告書とレシートの回収の係員

ブースの係官とのやり取りが終わり、いつもなら最後に税関申告書とレシートを出口のところにいる係員さんに渡して終わりです。周りにいる人達は、紙を渡してどんどん進んでいきます。

しかし、税関申告書がないのでどうしたものかと思い、説明しようと近づくと、目ざとくレシートに書かれている文字を見つけワサビはチューブかと聞いてきました。その時はやっと写真がみつかり写真を見せました。すぐOKがでて、無事入国することができました。

6.まとめ

・以前より持ち込みのチェックが厳しくなったように感じます。昨年も同じように申告したのですが、係官による入国審査は一人ずつでしたし、食べ物については聞かれませんでした。しかし、最後のレシートの回収の時に、オットだけ「foods?」と聞かれ、「Wife’s back」と答えるとOKでした。(私はすでに外に出ていました)

・他の方のブログで、調味料や少量の米は申告しなくても大丈夫と書かれていましたが、大丈夫ではありません。今回私たちが引っ掛かったのは調味料でした。もしうその申告をすると、場合によっては罰金もあり得ます。

・憶測ですが、ワサビは、生の茎状のワサビは植物扱いで不可、コショウも粒状のものは種子扱いで不可になるのではないでしょうか。食べ物を持っているなら、少量だからと思わず、申告書には正しく書いた方が面倒がないと思います。

・最後のチェックで写真をみせることができたので、現物のチェックはありませんでしたが、写真がなかったらスーツケースを開けて、実際のものを見せることになったと思います。事前に写真を撮ってスマホから見せられるようにするか、印刷しておくといいと思います。実は写真を印刷して持っていたのですが、前回まで聞かれたことがなかったのに質問されたので慌ててしまい、すっかり失念していたのでした。

小金虫
昨年の入国審査で、何日滞在しますかの質問に「ten years」と答え、慌てて「ten days」と言い直し、苦笑されました。ほとんど寝ないでハワイに到着するので、頭がぼんやり状態で思考が止まっている所に予期せぬ質問・・・とっさの対応ができません。

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