ハワイ 感染者数急増で観光再開が遠のく 2020年再開は絶望的?
こんにちは、ハワイも日本も感染者数が多くて、終息の兆しがみえませんね。
6月にトラベルバブルの提案を日本にし、日本も前向きに検討というニュースを聞いて、秋ごろにはハワイに行けるのではないかと期待していました。しかし、ハワイも日本も感染者数が増加し、話は棚上げ状態です。
小金虫はヒルトンのタイムシェアを2週間分持っていますが、今年は行けそうもありません。ヒルトンに問い合わせてもまだ今年のポイントの扱いについて検討中ということでした。ヒルトンのような大きな企業でさえ先の見通しが立てられないということでしょう。
ハワイにはいつになったら行けるのでしょうか?
1.直近7日間の感染者数
直近の感染者数の推移を見ると、ピークを過ぎたようにも見えます。しかし、ニュージーランドのように何か月も感染者がいなかったのに、急に出てくることがあるので油断はできませんね。
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オワフ島 |
マウイ島 |
ハワイ島 |
カウアイ島 |
合計 |
8/12 |
197 |
1 |
2 |
2 |
202 |
8/13 |
343 |
7 |
4 |
1 |
355 |
8/14 |
218 |
9 |
5 |
1 |
233 |
8/15 |
273 |
7 |
3 |
1 |
284 |
8/16 |
201 |
13 |
3 |
0 |
217 |
8/17 |
163 |
9 |
2 |
0 |
174 |
8/18 |
124 |
7 |
3 |
0 |
134 |
※YouTube「ポケットハワイ」のデータを参照しています。ポケットハワイでは、ハワイの風景や町の様子を撮影し、ハワイの現状を毎日紹介しています。感染者数は、12時時点の人数をあげています。
ハワイは、オワフ島が1番人口が多く約95万人です。東京は約930万人でオワフ島は東京の1/10の人口と言えます。東京でも毎日200~300人の感染者で医療のひっ迫が心配されているので、オワフの感染者数の増加に医療体制が崩壊しないか心配ですね。
一体どういう状況になったら観光を再開させるのか、判断が難しいですよね。
2.8月18日デイビッド・イゲ州知事はカーク・コードウェルホノルル市長との共同記者会見
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報(2020年8月19日)
デイビッド・イゲ州知事はカーク・コードウェルホノルル市長との共同記者会見をハワイ時間8月18日に行い、オアフ島での感染拡大を受け、新たな規制を発表しました。
デイビット・イゲ州知事は記者会見で、ハワイ州外からの旅行者を対象としたCOVID-19事前検査プログラムの開始を10月1日木曜日に延期し、また、ハワイ州外からの来島者への14日間の自己隔離を8月31日から9月30日まで延期することを発表しました。
加えて、カーク・コードウェル ホノルル市長は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにオアフ島内で“Act Now Honolulu-No Social Gatherings Order”を発令しました。
“Act Now Honolulu-No Social Gatherings Order”とは以下の規制が8月20日(木)深夜12時より開始されます。
• 室内・屋外での集会は28日間禁止とする
• 5人以上で集まることを禁止とする
• オープンエアを含む全てのショッピングモールでのマスク着用を必須とする
• 宗教上の集まりは常時マスク着用し、歌、管楽器などの演奏は禁止とする
• レストランの利用は1グループ最大5人までとする
• アウトドアでのアトラクション、遊船および商船の利用は最大5人までとする
• ビジネス関連、オフィス関連の集会を禁止とする
• テレコミュニケーションを有効的に活用して在宅での勤務を推奨する
• 美術館や映画館の利用は1グループ最大5人までとする
• バー、ビーチ、公園、トレイルの利用は引き続き禁止とする
詳細は以下をご覧ください:
https://governor.hawaii.gov/newsroom/latest-news/hawaii-covid-19-joint-information-center-daily-news-digest-august-18-2020/
6月24日にハワイ州政府は、8月1日より、ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ)到着前72時間以内のCOVID-19検査の陰性証明を提示できる旅行者には、現在施行されている到着後14日間の自己隔離措置を免除すると発表しました。それが9月1日延期され、さらに10月1日に再延期となりました。
3.航空会社の対応
ハワイ州外からの旅行者を対象としたCOVID-19事前検査プログラムの開始が延期されたので、各航空会社の運休も延長されました。
・日本航空JAL
8・9月の臨時便
羽田発2020年8月1日、10日、20日、30日、9月15日、29日
ホノルル発2020年8月2日、11日、21日、31日、9月16日
ホノルル、コナ直行便
~2020年9月30日まで臨時運休
・全日空ANA
ホノルルまで直行便
~2020年9月30日まで臨時運休
・ハワイアン航空
ホノルルまで直行便
~2020年9月30日まで臨時運休
・ユナイテッド航空
ホノルルまで直行便
~2020年9月30日まで臨時運休
・デルタ航空
ホノルルまで直行便
~2020年10月24日まで臨時運休
航空会社の収益も激減しているので、会社が存続するのかも心配です。
4.ホノルルマラソンは実施予定
毎年12月に行われているホノルルマラソンは、日本からたくさんの人が参加します。今年の実施要項が発表され、募集も始まりました。
今年は定員制で、先着順だそうです。
・期日
フルマラソン車椅子競技部門:2020年12月13日(日)午前4時55分スタート
フルマラソン / 10K ラン&ウォーク:2020年12月13日(日)午前5時スタート
・参加人数
フルマラソン: 20,000名、ただし、日本受付は10,000名
10K ラン&ウォーク:5,000名、ただし、日本受付は 3,000名
カラカウアメリーマイル:3,000名、ただし、日本受付 は1,500名
JALホノルルマラソン2020大会要項
5.Koganemushi’s eye
以前ハワイの感染者数が減っていた6月頃は日本の感染者数も減っていたため、トラベルバブルを使って観光客を受け入れる話がハワイと日本の間で話し合われていました。この状況が続いていれば、10月頃には観光客の受け入れができたと思います。しかし、7月末から状況が一変し、観光再開は不透明になりました。
現在日本航空が臨時便を運航し、日本に帰国していたハワイで仕事をしている人や留学生などが臨時便を使って戻っています。この人たちは到着前72時間以内のCOVID-19検査の陰性証明を提示し、さらに到着後14日間の自己隔離措置を実施しています。
現在の状況では、一旦観光が再開されたとしても、感染者数がまた増加すれば受け入れ中止となる心配があります。ワクチンが開発され、有効性が実証されなければハワイ旅行だけでなく、海外旅行そのものが難しいのではないでしょうか。
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