ケアンズ空港 プライオリティパスが使えるラウンジ
HIS初夢フェアの広告に「ケアンズ59,800円~」の文字、目が釘付になってしまいました。あまり調べもせずツアーに申し込んでしまいました。いよいよ帰国です。
SFC修行をした目的の1つはラウンジの利用でした。しかし、いつもANAの航空券を手配する訳ではないので、その代替としてプライオリティパスを持っています。
今回のケアンズ旅行ではジェットスター利用だったので、成田空港ではカードラウンジさえ利用できませんでした。しかし、ケアンズ空港では、プライオリティパスで入れるラウンジがあったんです。ケアンズ空港の「リーフ ラウンジ」を紹介します。
1.プライオリティパスとは
プライオリティパスは、世界の130カ国500都市に1,200か所のラウンジと提携し、会員になることで利用できます。直接申し込んで会員になることもできますが、年会費も利用料金も高いです。
(プライオリティパス HP より)
日本の場合、プライオリティパスで利用できるラウンジが少なく、成田空港で提携しているのは、制限エリア外のカードラウンジになっています。ゴールドカードを持っていれば入れるので、このためにわざわざ直接入会する意味はありません。
関西国際空港利用の場合、「ぼてじゅう」というお好み焼きの有名店がレストラン街に入っていて、航空券があれば国内線であってもプライオリティパスの提示で3,400円までの飲食が無料になるのというのが話題になっています。ただし、同伴者は、ラウンジ利用と同等と考えられ、3,400円がプライオリティパスの会社から請求されるということです。
この年会費429ドル(約47,000円)プライオリティパスプレステージに無料で入会できる方法があります。
2.プライオリティパスが発行できるクレジットカード
日本では、クレジットカードを発行すると、付帯サービスとして、プライオリティパスを発行してくれるカードがあります。
リクエストによる発行なので、クレジットカードが届いたら別に申し込みます。
カード | 年会費 | プライオリティパス | 本人利用 | 同伴者1 | 同伴者2 |
楽天プレミアムカード | 10,800円 | プレステージ会員 | 無料 | 3,240円 | 3,240円 |
JCBゴールド ザ・プレミアム | 10,800円 | プレステージ会員 | 無料 | 2,160円 | 2,160円 |
アメリカンエキスプレスゴールド | 34,000円 | プレステージ会員 | 無料 | 27米ドル | 27米ドル |
JCB ザ・クラス | 54,000円 | プレステージ会員 | 無料 | 無料 | 2,160円 |
この他にもゴールド以上のカードでこのサービスをつけているカードはたくさんあり、カードの種類によって、会員のグレードや利用料金が変わります。
クレジットカードの年会費だけで、このサービスがうけられるのがいいですね。ただし同伴者は、別料金になります。
プライオリティパスの発行は本会員に限定されます。そかし家族カードにもプライオリティパスを発行してくれるクレジットカードもあります。MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費21,600円),楽天ブラックカード(年会費32,400円)などです。
3.JCBザ・クラスのプライオリティパス
小金虫は「JCB ザ・クラス」をインビテーションなしで地方銀行から発行した際、プライオリティパスの申し込みをしました。
「JCB ザ・クラス」は年会費が高いですが、直接入会すると429ドルの年会費がかかるプレステージ会員に無料でなれてしまいます。また、他のクレジットカードのプライオリティパスだと、同伴者は1名から有料ですが、「JCB ザ・クラス」の場合は同伴者1名無料です。夫婦で旅行する場合、この1枚で2人無料で利用できます。
子供が一緒で3人で利用の場合、2,160円の利用料がかかります。この利用料はカード会社によって金額が変わってきます。2歳未満は無料ですが、ラウンジによって利用条件が違うので、事前に調べておくといいと思います。
4.ケアンズ空港ラウンジ「リーフラウンジ」
帰国のジェットスター25便の出発は12:15の予定でした。HISの案内には2時間半前には空港に着いているようにと書いてあったので、ホテルで8:30にタクシーを予約しました。チェックアウトしたら、すぐタクシーが来て9:00前に空港に着いてしまいました。
チェックインやセキュリティチェックも終わり、10:00前にラウンジに向かうとまだ開いていませんでした。10:00からと札が下がっていました。
入口には、利用航空会社の名前が並んでいます。ジェットスターのビジネスクラス利用なら、ここのラウンジが利用できます。
10:00になり航空券とプライオリティパスを見せて、2人入室を伝えました。同伴者の人数を確認後、カードを差し込んだ機械にサインするよう言われました。付属のペンでサインし入室しました。
ラウンジ内はそれほど広くはありませんが、食べるものも、飲み物も一通り揃っていました。朝食をまだ食べていなかったので、サラダやハムなどを持ってきて食べました。
その後、ホットサンドを作る機械があることに気づき、ローストビーフと書いてあるサンドイッチを見つけ機械で焼いて食べました。サンドイッチが紙で包まれていたので、最初気づきませんでした。これが美味しくて、次にハムチーズのサンドイッチを焼いて食べました。
朝なのにビールも頂いてしまいました。
ラウンジ内は、2人の女性の方がいて、受付の他、食器の片づけや食べ物の補給をしていました。
利用者は、ほとんど日本人でした。
初めてのプライオリティパスの利用でしたが、この「リーフ ラウンジ」は快適でした。
5.まとめ
・LCCであってもラウンジが使えるプライオリティパスはとても便利だと思います。日本の空港では利用できるラウンジが少なく、メリットがあまり感じられないのが残念です。
・クレジットカードは、年会費が無料のものからいろいろありますが、付帯サービスが充実している「JCB ザ・クラス」は年会費が54,000円と高いですが、それに見合う十分なサービスが利用できます。プライオリティパスはリクエスト発行ですが、「My JCB」から申し込むことができます。
・ケアンズ空港は小さいながらラウンジがあり、快適に待ち時間を過ごすことができました。ラウンジを利用しない場合は、カフェがありそこで朝食を食べたり、飲み物を飲んだりしながら搭乗を待っている人がたくさんいました。