アメリカンエキスプレス「メンバーシップ・リワード・プラス」は入るべき?
2018/11/01
私が参加した紹介キャンペーンは、
・ご入会後3ヶ月以内に20万円以上のご利用で、20,000ボーナスポイントプレゼント
・ご入会後3ヶ月以内に50万円以上のご利用で、さらに30,000ボーナスポイントプレゼント
・ご入会後3ヶ月以内に100万円のご利用達成で、さらに30,000ボーナスポイントプレゼント
・ご入会後1年以内に200万円のご利用達成で、30,000ボーナスポイントプレゼント
これに、通常の200万円分のポイント、20,000ポイントが合算されます。先日、予定していた支払いが終わり、ポイントが130,000ポイントになりました。そろそろポイントを移そうと思っています。
アメリカンエキスプレスには「メンバーシップ・リワード・プラス」というポイント交換レート優遇プログラムがあります。本当に必要か調べてみました。
1.ポイント交換レート優遇プログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」とは
・ポイント交換レートがアップする
・登録するとポイントの有効期限が無期限になる
・年間参加費:3,000円+消費税/2年目以降自動更新
2.アメリカンエキスプレスカードのポイント移行先と交換比率
登録 | 未登録 | |
ANA | 1,000ポイント→1000マイル | 2,000ポイント→1,000マイル |
提携航空パートナー※ | 1,250ポイント→1,000マイル | 2,000ポイント→1,000マイル |
ヒルトンホテル | 1,000ポイント→1,250Hポイント | 2,000ポイント→1,250Hポイント |
SPG | 1,000ポイント→330スターポイント | 2,000ポイント→330スターポイント |
楽天ポイント | 3,000ポイント→1,500楽天スーパーポイント | 3,000ポイント→1,000楽天スーパーポイント |
Tポイント | 3,000ポイント→1,500Tポイント | 3,000ポイント→1,000Tポイント |
航空会社への支払い | 1ポイント→1円 | 1ポイント→0.3円 |
ホテル・旅行代理店への支払い | 1ポイント→0.8円 | 1ポイント→0.3円 |
旅行関連以外への支払い | 1ポイント→0.5円 | 1ポイント→0.3円 |
アメリカン・エキスプレス トラベルオンライン | 1ポイント→1円 | 1ポイント→0.4円 |
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクの対象店舗 | 1ポイント→0.8円 | 1ポイント→0.4円 |
日本旅行 | 1ポイント→0.8円 | 1ポイント→0.4円 |
ヨドバシカメラ・高島屋 店頭支払い | 2,000ポイント→1,000円分商品券 | 3,000ポイント→1,000円分商品券 |
※ヴァージン アトランティック航空 シンガポール航空 アリタリア-イタリア航空 エミレーツ航空 チャイナエアライン タイ国際航空 ブリティッシュ・エアウェイズ フィンランド航空 カタール航空 デルタ航空 キャセイパシフィック航空スカンジナビア航空 エティハド航空 エールフランス/KLM航空
3.登録と未登録のお得度の分岐点
年間3,240円の登録料がかかりますので、交換するポイント数や交換アイテムでお得度が変わってきます。お得度を計算してみました。
・10,000ポイントをANAに交換する場合
(初回ポイント移行時にメンバーシップ・リワード ANAコースへの登録が必要です。年間参加費は5,000円+消費税です。)
ANAマイルに交換 | 登録 | 未登録 |
10000ポイント | 10,000マイル | 5,000マイル |
価値(1マイル=2円) | 20,000円 | 10,000円 |
登録料 | 8,640円(3,240円+5,400円) | 5,400円 |
価値-登録金額=本来の価値 | 11,360円 | 4,600円 |
ANAマイルに換えるならメンバーシップ・リワード・プラスに登録すべきですね。
・10000ポイントを提携航空パートナーに交換する場合
提携航空パートナーと交換 | 登録 | 未登録 |
10,000ポイント | 8,000マイル | 5,000マイル |
価値(1マイル=2円) | 16,000円 | 10,000円 |
登録料 | 3,240円 | 0円 |
価値-登録金額=本来の価値 | 12,760円 | 10,000円 |
ここでは、大きな差ではありませんが、マイルは、取る特典航空券によって、1マイル=4円(ビジネス)1マイル=10円(ファースト)と価値が変動するので、できるだけマイルが目減りしない方がいいですから、やはりメンバーシップ・リワード・プラスに登録すべきです。
・10,000ポイントを楽天ポイントに交換する場合
(最小3,000ポイント以上300ポイント単位での利用になりますので、ポイントによっては端数がでます。)
楽天ポイント | 登録 | 未登録 |
10,000ポイント(交換可能 9,900ポイント) | 4,950楽天スーパーポイント | 3,300楽天スーパーポイント |
登録料 | 3240円 | 0円 |
価値-登録金額=本来の価値 | 60円 | 3300円 |
10000ポイントならメンバーシップ・リワード・プラスの利点が全くありません。
楽天ポイント | 登録 | 未登録 |
20,000ポイント(交換可能 19,800ポイント) | 9,900楽天スーパーポイント | 6,600楽天スーパーポイント |
登録料 | 3,240円 | 0円 |
価値-登録金額=本来の価値 | 6,660円 | 6,600円 |
10,000ポイントだと未登録のほうがお得ですが、20,000ポイントから逆転します。20,000ポイントだと、差はまだ60円ですが、40,000ポイントからお得度がぐんと増してきます。
・ヨドバシカメラ・高島屋の商品券と交換
(未登録の場合は、3,000ポイントごとの交換なので、端数がでます。)
商品券 | 登録(2000ポイントごと交換) | 未登録(3000ポイントごと交換) |
10,000ポイント | 5,000円分の商品券 | 3,000円分の商品券 |
登録料 | 3,240円 | 0円 |
価値-登録金額=本来の価値 | 1,760円 | 3,000円 |
10,000ポイントならメンバーシップ・リワード・プラスの利点が全くありません。
商品券 | 登録(2,000ポイントごと交換) | 未登録(3,000ポイントごと交換) |
20,000ポイント | 10,000円分の商品券 | 6,000円分の商品券 |
登録料 | 3,240円 | 0円 |
価値-登録金額=本来の価値 | 6,760円 | 6,000円 |
10,000ポイントだと未登録のほうがお得ですが、20,000ポイントから逆転します。20,000ポイントだと、差はまだ760円ですが、40,000ポイントからぐんとお得度が増してきます。
4.まとめ
・マイルの交換するなら、メンバーシップ・リワード・プラスに入るのべきです。
・マイル以外と交換するなら、交換後の価値を比較して、差が3,240円以上の価値がある場合には入るべき。大体40,000ポイント以上の交換ならメンバーシップ・リワード・プラスの価値があります。
・ポイントの価値を考えると、マイル以外はお得度があまりないように思います。