お家グランピング ローストチキン 北京ダック風
2019/07/03
子供たちが小さい時は、ツリーを飾り、ケーキを予約し、プレゼントをさりげなく聞き出して当日まで見つからなところに隠したり、といろいろ準備をしました。そうそう前の週にはお友達の家に集まって、クリスマス会・・・子育て中は忙しい中にもウキウキ感がありましたね。
その頃、毎年作っていたローストチキンを久しぶりに作ってみました。
庭に作ったピザ窯で作ってみたいとのオットの希望です。今までローストチキンを作る時はキッチンにあるオーブンで焼いて、その後に燻煙器でいぶしていました。
今回は、ローストチキンを焼くのも、燻煙するのも、すべての工程を庭のピザ窯でやりました。
1.材料
丸鶏 1羽分
前日に漬け込む調味料
醤油 60㏄ 塩 15g はちみつ 15g 砂糖 60g
おろししょうが おろしにんにくを少々(お好みで増減してください)
燻製用
お茶がら 2握り ざらめ砂糖 大さじ1
※今回は出がらしの番茶を乾燥したものを使いました。古くなった紅茶でもOK。お茶の葉なら種類はなんでもOKです。
2.作り方
①材料の調味料を合わせてまぜておきます。
②丸鶏に調味料を刷毛で表面に塗ります。
②丸鶏がはいる大きめのビニル袋に丸鶏を入れて、口を閉じます。調味料を全体になじませます。
②調味料を塗った丸鳥を1晩冷蔵庫でねかせます。
③冷蔵庫から丸鶏をだし、表面に油を塗ります。背骨を中心に左右に2か所穴をあけ、タコ糸を通します。吊り下げるための紐です。
④炭を熱してピザ窯に入れ、蓋をして温度を測ります。130℃に上がったら丸鶏を吊り下げます。蓋をして1時間ほどおきます。
⑤金属製のお皿にお茶がらにザラメを入れ、炭の上におきます。空き缶で代用できます。燻煙します。そうすることで、さらにきつね色が濃くなりますし、風味もでます。15分位燻煙したら1回出して、油を塗ります。さらに15分ほど燻煙し、色がついたら窯からだし、冷まします。
3.食べ方
①1日目 ローストチキンをそのまま切り分けて食べます。我が家は、トルティーヤで巻いて食べたりします。
②2日目 サンドイッチ
ローストチキンの胸肉の部分は、もも肉に比べパサつき感があります。サンドイッチにするときはマヨネーズソースを塗るとしっとり感がでます。マヨネーズにケチャップを入れたオーロラソースもおいしいです。
③3日目 サラダの具として
3日目になると、ローストチキンの肉の部分が残り少なくなってきますが、骨にへばる着いている肉を丁寧にそぎ落としていくと、サラダにいれるくらいの量は取れます。ちょっと面倒でも、ペティナイフでそぎ落としています。
4.まとめ
・材料の丸鶏は、12月だとスーパーの鶏肉売り場に並ぶこともありますが、作る日を決めて予約しておくのが確実です。鶏肉の種類によって値段が違います。銘柄鳥の方が高いですが、美味しくできます。若鳥の時は、鶏肉本来の味が薄いので、調味料で工夫するといいと思います。瓶詰めのサルサをかけたり、グレイビーソースやケチャップとウスターソースを混ぜたものなどがお勧めです。個人的には、マヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースが好きです。
・ローストチキンをオーブンで焼くときは、130℃ 1時間~1時間半が目安です。鳥の大きさによりますが、表面の焼き色がきれいについてきたらだいたい出来上がりです。オーブンが小さいと表面がすぐ高温になってしまうので、その場合は、温度を下げて焼き、1時間位様子を見ます。その後焼き色がつくように130℃に戻して焼きます。燻煙は、ホームセンターで売っている燻煙器が便利です。段ボールや一斗缶などで手作り燻煙器でもできます。
・今回は丸鶏を使いましたが、家族が少なく丸鶏1羽分では多すぎるときは、骨付きもも肉で同じように作るといいと思います。焼いてから燻煙という一手間かかりますが、その分おいしさが味わえます。